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街頭演説に立った細川氏(右)は応援に駆けつけた小泉元首相とともに聴衆に手を振る
小泉氏「若返ってきた」時間差場外戦
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20140203-1252533.html
2014年2月3日8時58分 日刊スポーツ
小泉純一郎元首相(72)と安倍晋三首相(59)の「師弟コンビ」が2日、東京都知事選(9日投開票)で、異なる候補者の応援で舌戦を繰り広げた。それぞれ、銀座の歩行者天国に登場。小泉氏は細川護熙氏(76)の横で、「選挙が始まって、若返ってきた」と絶叫し、安倍政権のエネルギー政策を批判。舛添要一氏(65)を支援する首相は、小泉氏や原発問題に一切触れず、直接対決を避けた。この日は期間中最後の日曜日。主要候補は、買い物客でにぎわう銀座に時間差で登場、支持を訴えた。
「政府は、あたかも東京電力福島第1原発事故がなかったかのように、忘れたかのように原発を再稼働させようとしている」。小泉氏はのっけから、政府のエネルギー政策を批判した。「(現在、原発は稼働しておらず)もう、ゼロを実現しちゃっている。後は政府が決断すればいい」。持論の即原発ゼロの実行を、安倍首相に迫った。
「過去の人は引っ込んでろと言われても、黙っているわけにいかない。新しい生きがいを見つけて、若返ってきた」。小泉氏は絶叫しながら、首相への戦闘宣言を繰り返した。細川氏の応援を通じて、政府の対応を連日批判。「日に日に、ヒートアップしている」(関係者)という。
小泉政権時代、首相を自民党幹事長に抜てき、後継総理へのレールも敷いた。首相も小泉氏を「政治の師」と認めるが、原発政策で2人の主張が交わることはない。師弟関係は、都知事選の「場外戦」として注目される形になった。
小泉氏の約1時間前、首相も同じ場所で応援に立った。舛添氏が厚労相時代に進めた社会保障政策や、アベノミクスをアピールしたが、小泉氏や脱原発の話題には一切触れなかった。ともに応援に立った公明党の山口那津男代表は「1つの問題だけで都知事選を争うのは、都民が不幸になる」と批判したが、けんか上手の小泉氏と「同じ土俵に乗らない」(党関係者)ことで、直接対決を避けた。
当初、首相が前面に出る予定はなかったが、舛添氏が情勢調査で優勢を保ち、方針転換。首都決戦で勝ち馬に乗ろうと、この日の応援が実現した。一方、小泉氏は「原発の問題を、皆さんが自分のこととして考えてくれれば、細川氏が2位というのはあり得ない」。劣勢が伝えられる細川氏の挽回に望みをつないだ。
聴衆は舛添陣営が1万人、細川陣営が2万人。2005年の郵政選挙では「小泉劇場」を小泉氏が演出、首相が支えた。元首相と現職首相に立場が変わった今回、双方譲れない対決に臨んでいる。【中山知子】
細川護煕街頭演説銀座4丁目交差点(1)2014/2/2
細川護煕街頭演説銀座4丁目交差点(2)2014/2/2
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