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株式日記と経済展望
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田母神俊雄氏の街頭演説の文字起こしを紹介します。25分の演説ですが文字
起こしで見れば5分で読む事が出来ます。小泉氏の演説は原発ゼロだけ。
2014年2月3日 月曜日
◆田母神俊雄氏 東京都知事選挙 街頭演説 有楽町イトシア前 2014年01月25日 文字起こし
http://okos.biz/politics/tamogamitoshio20140125/
田母神俊雄氏
皆さんこんばんは。このたび都知事選に、どこの支持もなくて、皆さんの支持だけで立候補決意しました、田母神俊雄です。田んぼの田、お母さんの母、神様の神です。これ、良い名前だと思います。私は、福島県の郡山市の出身です。郡山市で新幹線を降りると、私の実家は駅から1分のとこにあるんです。F15戦闘機で飛べばの話です。
まあ田舎で育ちましたから、子どものころから野山を駆け回ってました。ですから、身体は、私はたいへん丈夫です。私は前期高齢者になりましたので、今は健康管理には十分気をつけてます。特に、これから都知事になって重責を果たすという時に、健康が一番大事です。健康こそ命というか、私は健康第一で、もう健康のためだったら命を落としてもいいと思ってます。頑張ります。
あの、私は自衛官で、頭ガチガチで固いじゃないかと、行政能力もないんじゃないかとか言われる人がいっぱいいるんでですね、今あえてこれバカなこと言ってますけどほんとは賢いんです。しかし、この私の人間性を知っていただくという意味でですね、今ちょっとばかな振りしまして、ちょっと最近やり過ぎてほんとにバカになったと思われますけど、今から取り戻していきますから大丈夫です。1週間もあれば十分間に合います。
昨日、森元総理を中心とする東京オリンピックの、この準備を進める委員会が結成をされました。いよいよ東京オリンピックの準備が始まります。東京オリンピックを政府と東京都が、十分な連携を取りながら準備をして、このオリンピックを、私は絶対に大成功させます。私は防衛省で航空自衛隊の1兆円の予算、この予算の編成、予算の執行、これを2年間責任者として担当しました。ですから予算の仕組みもからくりも、かなり知っているつもりです。まあ実際知ってます、他の人よりは。
また防衛省で航空幕僚幹部の厚生課長という職を体験をしました。2年間やりました。これは、自衛隊員の福利厚生を担当する責任者です。したがって、いわゆる福祉ということについても十分考えた経験を持っています。ですから、田母神は自衛官で行政能力がないんじゃないかというようなことを言われる人がいるんですけども、他の候補に比べれば、私の行政能力は十分すぎます、ほんとに。ですから、ぜひ皆さん、私に任せてください。ほんとに。任せなさい。
私は今、アベノミクスで日本が、経済が回復軌道に入り、日本を取り戻すということに向けて動き出してると思います。日本の会社は99%が中小企業ですが、GDPは伸び始めましたけど、まだこれらの多くの皆さんの賃金が上がるという事態には至っていないんです。田母神俊雄は、オリンピック、これを目指して準備を進めることにより、東京をより災害に強い町にして、より景観の美しい町にして、それと同時に、これを公共事業等でどんどん実施することによって、皆さんの賃金も必ず引き上げます。
東京は、今ミュンヘン最大手の、ミュンヘンにある世界最大手の再保険会社という会社があります。これは、各都市のリスク、地震があった時、津波があった時、どの程度の脆弱性があるかということを警告をする会社ですが、今年の1月になって、今月、世界で一番地震とか津波に弱い脆弱な町が、災害に弱い町が東京であるということを公表してます。今のままでは、今後日本、東京に対する投資もですね、ある程度いって止まってしまう可能性があるんです。
ですから、災害に強い町を作ることは、東京都民を救うと同時に、オリンピックの準備、さらには世界の投資を呼び込んで、世界一の文化、経済都市にするということも含んでいると私は考えています。老朽化した道路、橋、鉄道、さらにトンネル、建物、こういったものの耐震性を強化しなければいけません。公共事業をどんどんやっていかなければいけないという状況にあります。
4月に消費税が上がります。今景気が上向いていますが、消費税の増税によって、景気の腰が、景気の腰が折れる可能性があります。政府も十分その辺は考えて対応すると思いますけど、東京都も政府と一緒になって、この上向き始めた景気の腰を折ることが絶対ないように、最大の手を打ちたいと私は考えます。そのために、じゃあ具体的に何をやるんだ、私は1兆円を超える都民税の減税を実施します。これは、今から多くの建物とかの耐震性を向上させる、こういったことに対してお金を使う。会社、人といったことに対しては、その分減税が行われるというような格好で減税を進めていきたいというふうに考えています。
景気が持続的に伸びていくということが、日本が強い、世界に尊敬される、ふたたび強い、日本として蘇ってくるためにはぜひ必要なことです。不可欠です。景気を絶対に腰を折ってはいけない。腰を折らないように、次から次と手を打って、絶対に景気の腰を折ることがないように致しますので、皆さんご安心いただきたいと思います。東京を災害に強い町にするとともに、万が一災害が起きた時に、即座に災害救助が出来る体制を、私はまず作ります。
そして、災害が起きた時には、誰の支持がなくても初動で、警察、消防、そして大規模な場合には、国の機関である自衛隊を使い、さらに民間の建設会社、土木会社、運送会社、こういった官民の組織が一体となって、東京都民を即座に救出できるという体制を、私は、田母神俊雄は構築をします。こういった体制を作るときに、田母神俊雄の自衛隊における経験がたいへん役に立つと私は思います。また、実際に指揮をするにあたっても、自衛隊における指揮官としての経験が十分役に立ち、他の候補よりは圧倒的に私が的確な指揮をすると、私は考えてます。
田母神俊雄は自衛官だったから、災害の救助だけ考えてるんじゃないかと思われますが、そんなことはありません。景気のことはすでに話した通りです。次に、東京は今子どもがなかなか生まれないという状況にあります。子どもがいっぱい生まれるように、そして子どもが育ちやすいように、例えば東京都のマンション、あるいはアパート、こういったものに都民が入る時。都営マンションに入る、その時に都営アパートに入る。子 どもを1人持てば10万円の家賃が7万円になると。2人持てば4万円になるとか。そういったことで、まあ子どもを持とうかなと若い人たちが思うような施策を進めていきたいと思います。こういった施策を私は進めます。
今、女性の社会進出が進んで、働きたいという女性もたくさんおられます。東京には待機児童が2万人いるそうです。待機児童といっても、女性が子どもたちを預けるのに、1日中預けたいという方もおられますが、朝の2時間だけとか、夕方の3時間だけとかいう人もいるんだそうです。
今横浜市に、子育てコンシェルジュというシステムがあるそうです。子育てを終えた、45歳から60歳ぐらいの女性が各地区に置かれて、これらの人たちが若い女性の相談相手になる。そして、それらのニーズを実現できるような行政を、横浜市に対して実施をするように、この子育てコンシェルジュという女性たちが活躍をしてて、横浜市ではたいへん評判がいいんだそうです。
私は、東京でもこんな評判がいいシステムであれば導入してはどうかなと考えています。そして、多くの女性が働きたければ働けるようなシステムを作ると同時に、また一方では子育てに専念をしたいという女性もいます。そういった女性も何らかの支援が受けられるように、田母神俊雄は子どもを産もうと、多くの若い人たちが思うように、しっかりとした子育て支援策を作ります。
さらに、東京に住む子どもたちが日本の国民としての自信と誇りを持てるように、石原都知事が進めてきた歴史教育、これをさらに強化をして、歴史教科書も見直して、そして子どもたちが、ああ日本に生まれてよかった、日本は素晴らしい国なんだと思える教育を推進をします。学力も向上させることはもちろん、その他にも、やはり人間を作るために道徳教育も強化していくべきであります。そして、日本人として世界に尊敬される、人間として人格力というか、人間力のある、日本国民を育てるために全力を尽くします。教育は次の世代を作ります。
そうした、東京では今、1人住まいのおじいちゃんおばあちゃんがたいへん多いんです。そして、これらの人たちがどんどん今増えてるという状況にあります。さびしいとか、孤独感を味わってる人たちもおられるわけです。これを私は解決をします。
そのために、低層階に、例えばマンションの低層階にはお年寄りに住んでいただく。上層階には子どもを持つ若い夫婦に住んでいただいて、もちろん住んでいただくためには家賃を安くするとか、そういうことを制度として作っていかなければいけないと思いますが、そういったシステムを作って、あるマンションなり地域で見れば、子どもがいて、若い夫婦がいて、そしてお年寄りもいるという。3世代が同居してるような町にならないかなと。こういう町を作るために私は全力を尽くしたいと思います。
そうすれば、若い人達が出かけるときには、1階に住むお年寄りの動向を遠目に確認できると思います。また、子どもが学校から帰ってくれば、広場で遊ぶ子供たちを、お年寄りのおじいちゃんおばあちゃんたちが、遠くから見守ってあげることもできます。さらには、話をしておじいちゃんおばあちゃんの知恵が孫たちに伝わる。いう格好で、1つの町、家、そういった3世代が同居してるというような格好で町作りを、田母神俊雄は進めたい。こう考えてます。
隣で人が亡くなっても、1週間も、10日もならなきゃ誰も気付かないということではやさしい町とは言えないと思います。これを解決するのは、やはり3世代同居のような町ではないかと思います。したがって、町内会とか、自治会とか、あるいは子ども会、PTA、こういったグループがゆるやかにつながってるような町、そういう故郷東京といえるような町作りに全力を尽くしていきたいと思います。
私が、田母神俊雄が構想している東京の町、皆さんお分かりいただけたかと思うんですけど、私が他の候補者と違う3点について述べたいと思います。決定的に違います。1つは靖国に私は参拝をします。靖国神社参拝は、日本が自虐史観から逃れる、その戦勝国の歴史観から離れて、我々日本人が考える、誇りある歴史を取り戻す、絶対に越えなければいけない壁です。安倍総理が靖国参拝をされました。その時東京都知事がそれに反対をしては、日本を取り戻すことは不可能になります。
田母神俊雄は安倍総理と同じ国家観、歴史観を持ってると思います。私は我が国の、今日の平和で豊かな生活を作るために、国家のために命を投げ出してくれたあの先人の眠る、英霊の皆さんが眠る靖国神社に、絶対に参拝を続けます。靖国神社に参拝したくない人に、私は無理に参拝しろとは言いませんが、靖国神社に参拝をすると言っている人に行くなと言う方がよっぽどおかしいと思います。
第2点目、外国人に地方の参政権を与える法案、絶対反対です。少し考えれば分かります。長崎県に対馬という島があります。航空自衛隊、陸上自衛隊、海上自衛隊があって、私も何度か訪問をしました。人口が3万6000人ほどです。今、韓国がこの対馬を、土地の買収に動いてます。あそこに韓国人が5万人住んで、選挙権を持つようになれば、対馬は合法的に韓国に奪われてしまうんです。こんなバカな法律を絶対に通してはいけません。
日本は小さな島が7000ほどあるんです。もし、外国人の地方における参政権を認めれば、これらの島が次から次と、住民登録をした外国人に、合法的に奪われていくんです。少し考えれば分かることを、この法案に賛成してる立候補者は、いったい気がついているのか、知らないふりをしているのか、日本を外国にくれてやりたいのか、私はほんとに勘ぐってしまいます。
もう1つが原発の問題です。原発、そして放射能については全く非科学的な意見が日本で広まっているわけです。原発は、もうほんとに危険極まりなくて、こんなものを持ったらたいへんだということですが全く非科学的です。田母神俊雄は原発を使わないで、日本が電力を十分に供給をし、景気を回復していくことは難しいと思います。思っています。原発で十分な電力が供給されて、初めて景気回復が持続できるんです。自然エネルギーなんかで十分な電力を供給できるはずがありません。
原発は、日本は50年使ってきました。運転中の原発の放射能事故で死んだ人は、1人もいないんです。茨城県の東海村で2人の方が亡くなりましたが、あれは放射性物質の取り扱い手順を間違えて亡くなることになったんです。ですから私は、田母神俊雄は原発の安全性を十分確保しながら原発を使っていくべきだと考えています。
原発が危ない、そして、核のゴミで、日本中がいっぱいになってしまう、最終処分場がないとか言っている元総理大臣がいます。名前は忘れましたけども。私は原発の技術者に聞きました。原発のゴミって、一体日本でどのぐらい溜まっているのか。一番溜まってるのはどこか。原発のゴミ、一番多いのは新潟の柏崎刈羽発電所だそうです。
ここには7基の原発があるそうです。平均すると23年間原発を使っています。7基の原発を23年間使った、再処理はしない、そのままたまった核燃料のゴミ、核廃棄物、どのくらいか。10m×10m×10mです。目の前のこれだけです。それで私は原発の技術者に聞きました。それでは、日本中が核のゴミでいっぱいになるのには一体何年かかりますか。技術者は答えてくれました。そんなことは考えたこともありませんから想定してません。しかしまあ、おそらく原発で日本中が核のゴミでいっぱいになることを考えれば何億年もかかるでしょうと言うことでした。
核のゴミで日本中が、ゴミだらけになる。嘘です皆さん、これ嘘なんです。それから、今しょっちゅう高濃度汚染水が漏れる、福島の高濃度汚染水。あれは、アメリカやヨーロッパの基準でいうと、ほとんど高濃度汚染水になることはありません。日本は水1リットル当たり10ベクレル以下の放射能でなければ、これを超えれば汚染水と言ってるんです。
先日NHKのテレビで初めて数値が出ました。通常は高濃度汚染水と言ってるだけで、どれだけの放射能が含まれているのかもよく分かりません。この間初めて数値の公表がありました。1リットル当たり190ベクレルで、基準値の10ベクレルの19倍のストロンチウムを含んでいる高濃度汚染水が漏れたというニュースでした。アメリカでは1リットル当たり1200ベクレルが基準なんです。ヨーロッパでは1リットル当たり1000ベクレルが基準なんです。ですから190ベクレルは、アメリカやヨーロッパでは汚染水にはならないんです。
福島のあの高濃度汚染水と言われる190ベクレルのストロンチウムを含んだ水で、アメリカやヨーロッパでは普通にコーヒーを飲んでます。ご飯を炊いてます。日本の基準は量的に厳しいんです。なぜそうなったのか、科学に基づかない、極めて非科学的な根拠で、世界に誇れる厳しい基準にしましょうと言った厚生労働大臣がいてああいうふうになってるんです。役人が反対したそうです。そんなことをしたら困ります。しかし彼女は、いや世界に誇れる基準にしましょうということで今の基準になってるそうです。
ですから、もっと日本は科学に基づいた基準を適用すべきだと思います。いろんなことを行政で進めていくときに、都知事が一人では何もできません。専門家である都の職員の協力が絶対に必要です。私は都の職員の人たちが、よし都民のために頑張ってやろうというふうに思うように、都の職員の皆さんの意見も十分聞きながら、間違いのない都の行政を進め、世界に誇れる町東京を作っていきたいと思っています。
日本は古い歴史と、優れた伝統を持つ素晴らしい国です。その中心が東京です。東京が変われば日本中変わっていくんです。東京を変えて、東京都が日本を取り戻すという覚悟で田母神俊雄は全力を尽くします。東京都民を守るために全力を尽くします。どうか皆様、よろしくお願いします。ありがとうございました。
ああ、1つ忘れました。1つ。1つだけ忘れました。この皆さんの今大声援を受けて、私は2月の9日にだれに投票するか決めました。今、
さんにまだ、だれに投票するか言うことはできませんけども、心に決めてます。どうかよろしくお願いします。ありがとうございました。
(動画の25分50秒まで)
[引用元]田母神俊雄街頭演説有楽町イトシア前(2)2014/1/25 ? YouTube
(私のコメント)
今回の東京都知事選挙ではネットをいかに有効に使うかが焦点になりますが、細川陣営では上杉隆氏をネット参謀として参加しましたが、すぐに首になったようです。田母神氏の陣営でも「うさみのりや」氏をウェブ担当にしましたが、結局は首になったようです。まだまだネットを選挙に生かすには試行錯誤が続きますが、上杉氏もうさみ氏も現状の選挙態勢に合わなかったのでしょう。
「株式日記」も田母神氏の応援ブログとなっていますが、ツイッターとフェイスブックとオフィシャルサイトだけでは効果は少ないだろう。街頭演説の動画も多く見る事が出来ますが、30分もの動画を見る暇は有権者には無いだろう。しかし候補者の選挙公約などを知るには街頭演説の様子は知りたい。ならばテキストおこしされたものを読めばいい。
フェイズブックなどにも選挙公約などが書かれているが、読む人は少ないだろう。ツイッターなども逐次の様子が書かれていますが、それ以上の事は出来ない。ならば遊説の模様を密着取材して同時中継すればどうだろうか? このような事はパソコンと動画カメラがあればできる事なのですがやっているのは家入氏が一部取り入れている。
「うさみのりや」氏も家入氏のやっている事をまねしようとしたのでしょうが、チャンネル桜の水島氏と意見が合わなかったようだ。動画チャンネルも通信アクセスのボトルネックがあり多くの人に見てもらうには無理がある。ユーチューブなどで3分程度にまとめた動画配信なら多数の人に見てもらえるだろう。
上杉氏やうさみ氏が早々に首になったのは、ネットの専門家と言うよりもスポークスマン的な役割をしようとしたからではないだろうか? アメリカの国務省やホワイトハウスの報道官のような役割だ。しかし選挙対策本部長が期待しているのはネットで票を獲得する事であり、政策にまで口出ししては衝突は避けられない。
昨日はようやく、「報道2001」で四氏がそろった生のテレビ討論会がありましたが、視聴者は討論内容よりも本人の話し方や表情などを見ている。細川氏は高齢で話し方にも元気がない。舛添氏は精力的ですが女にだらしがなさそうだ。田母神氏は声はいいが表情が貧相だ。宇都宮氏はまさに左翼弁護士と言った顔だ。
私がネット対策本部長なら「毎日タモさん」と言った番組を作って、10分程度の動画にまとめて毎日放送する。ニコニコ動画で「毎日T−ARA]と言った番組がありましたが、その真似だ。遊説前に一言挨拶して一日の行動をダイジェストする。候補者をアイドルに見立てて売り出すわけですが、上杉氏などはNHK出身なのだから出来なかったのだろうか? 小泉氏と言うタレントがいたから面白かったと思う。
田母神氏の街頭演説の文字起こしが有ったので紹介しますが、街頭演説を聞いただけでは分からなくても文字で読むことで言っている事が理解できるようになる。他の候補の文字起こしもありますが、結局言っている事には大きな違いが無くて、選びようがない。見比べて一番面白いのはやはり小泉氏の演説ですが原発の事しか言っていない。
◆小泉純一郎「都知事が誰になるかによって国政を動かせる事が出来る選挙は滅多にない」 応援演説1/23(文字起こし)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3528.html
文字起こし部分のyoutube→http://youtu.be/O-tNhmcNKno?t=11m10s
小泉純一郎です。
細川さんよく立候補を決意してくれた。
敬意を表したいと思います。
私ども二人は政界を引退していた。
「なにをいまさら」と言う人もいるでしょう。
しかし、あの3年前の3月11日の原発事故・地震・津波、大震災を見て、
「これは大変なことが起こっているんだな」非常な危機意識を持ちました。
今までの政界の経験。
出来る事と出来ない事があるけれども、
「今なら元気がある、なにか自分たちに出来ることはないか」という事を考え始めました。
今、多くの中で「都政の問題は原発だけじゃない」
確かにそうです。
防災の問題、あるいは医療福祉の問題、待機児童の問題、
さまざまな都市機能の問題、課題は沢山ある。
しかし原発を除いて、他の様々な重要な問題は、候補者、だれが知事になっても大して違いはないと思いますよ。
最も大きな違いは、「原発をどうするか?」じゃないですか。
私どもは「原発は安全だ」
「原発のコストが他のエネルギーに比べて一番コストが安い」と、専門家の話を信じていた。
しかしあの事故を見て、スリーマイル島のアメリカの事故を見て、チェルノブイリの事故をよく勉強してみて、
「原発が安全だ」「原発のコストが一番安い」が、とんでもないごまかしだというのが分かった。
今までの反省も踏まえて、
「日本はこれから原発なしでやっていける社会を目指さなければならない」と思ったんです。
細川さんならできる。
「東京、オリンピック・パラリンピックを原発ゼロで成功させたい」って言ったら、
「なんと無責任な事を言うんだ」と、オリンピック関係者が言いだした。(←下記参照)
「原発なしでオリンピックなんかできるのか!」と小泉批判を始めた。
ところが調べてみた。
昨年、オリンピック招致委員会は世界に向かって、IOCに向かって
「東京オリンピック・パラリンピック大会は原発無しでやっていける」と盛大に宣伝していたじゃないですか。
東京が原発無しでオリンピック・パラリンピックを成功させる。
それを世界に発信させる。
東京の様々な暮らし、経済活動。
これも原発無しでやっていけるんだという姿を見せれば、日本は変わっていくと思います。
その力を都民は持っている。
私は今回の都知事の選挙で多くの課題があるけれども、何を重要視するかは、
有権者それぞれ自身の判断です。
私は原発の問題を最重視している。
そういう人の大きな批判の一つは、
「小泉はそんな事を言っているけれども代案を出さないじゃないか」と言っている。
原発の問題は広くて深くて大きい問題です。
原発を廃炉にするにしても、40年、50年かかるじゃないですか。
その場合、廃炉の技術の研究者は、これは責任を持って国も育成していかなければならない。
原発無き後の地域の復興・発展はどういう産業が必要か?
原発に代わるし自然再生エネルギー、さまざまなエネルギー源があるでしょう。
各地で今始まっています。そういう資源をどうするか?
さらに今後、原発無しで起こる問題というのは、私一人でできるわけないじゃないですか。
また、私一人で成したら、それこそ無責任なんです。
政治が方向を出して、原発無しでやっていける方々の知識と知恵と見識を生かして、
原発無しでやっていけるプログラム対策を考えて、それに向かって進むべき方向。
これが私は適切だと思う。
「ひとりで原発の代案も出さないで無責任」というなら、
「『ひとりで出せ』という方が私は無責任だ」と思いますよ。
日本には様々ないい知恵を持った方がいます。
また外国でも「原発無し」これが大事な問題だと考えている人が沢山いる。
昨年11月、国連の事務総長・潘基文(バン・キムン)事務総長と、世界銀行の総裁・ジム・ヨン・キム総裁が、
「国連は、また世界銀行は今後原発に対する支援は行わない」と発表したじゃないですか。(←下記参照)
多くの日本の新聞マスコミは報道しなかったけれども、
良く調べて下さい。
国連の各国も、これは原発というのは新興国においても、豊かでない国においても、
「これから原発が欲しい」という国があるけれども、果たして、
「国連がそんな危険性が高いものに対して支援をしていいのか?」という危機感の表れだと思います。
私どもは夢を持ってる。
「利生を掲げるのは政治じゃない」と批判する人もいます。
しかし、この原発ゼロで東京は発展できる。
原発ゼロで日本の経済は成長できるという、
そういう姿を見せることによって、日本は再び世界で、
「ああ、日本は自然をエネルギーにする国なんだな」と、
「環境を大事にする国なんだな」そういう発信ができる国になり得る。
その夢を持った使命感を持って、細川さんは立ち上がってくれたんです。
どうかみなさん、この大事な都知事の選挙。
今回の都知事選挙ほど、都知事が誰になるかによって国政を動かせる事が出来る選挙は滅多にない。
細川さんだったら、細川さんが知事に当選する事が出来たならば、
必ず今の「原発が無くては日本はやっていけないんだ」という方向を変える事が出来る!
だから私は細川さんを応援するんです。
非常に厳しい戦いなのは分かっているけれども、
皆さん自身がこれからの、都政だけじゃない、国政に対して、
「本当に原発を進めていいのか」
「原発無しでやっていけるのか」それを考えてもらう。
そしてやはり生き方を変えていく。
使命感を持って昔ながらの「自然と共に生きる」事が出来る日本をつくろう、東京都をつくろう。
こういう思いに立ち返って、この選挙は是非とも細川東京都知事実現のために、皆さんの御支援をお願いしたい。
心から、小泉、お願い申し上げます。
ありがとうございました。
(このように小泉氏の演説は名調子ですが、文字で読んでみると中身が無い。聴衆は話を聞いているのではなく演説の演技を見ているだけなのだ。)
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