http://www.asyura2.com/14/senkyo160/msg/507.html
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南北軍事統合、20年間で400兆ウォンの節減効果[朝鮮日報]
南北が統一した場合、韓国軍の総兵力は35−50万人の水準まで減り、20年間で約400兆ウォン(現在のレートで約39兆円、以下同じ)もの予算が削減されるという分析結果が出た。軍に服務する期間も次第に短くなり、12カ月未満になる。
本紙が韓国安保統一研究院(ハ・ジョンヨル院長)に依頼して、韓半島(朝鮮半島)の軍事統合を実施した場合の軍縮効果を分析したところ、このような結果が出た。
2012年国防白書によると、現在の正規軍の兵力は韓国が63万9000人、北朝鮮が119万人だという。人口に占める割合はそれぞれ1.3%、5.0%に達し、一般的な国(0.3−0.7%)より高い。ハ・ジョンヨル院長は「統一後も現在の水準の兵力を維持する場合、巨額の予算が必要で、周辺国も軍事大国化を恐れてこれを容認しないだろう」と語った。これにより、統一韓国の人口を約7500−8000万と仮定した場合、中国や日本における軍事力増強の傾向や韓米同盟を考慮すると、兵力水準は約35−50万人が適正だと研究院側は分析した。
韓国安保統一研究院は、軍事統合後の2年間、軍の再編成によって北朝鮮の兵力を10万人だけ残しておくべきだと語った。研究院は、物価上昇率を反映して、20年間の軍事統合の費用として計14兆ウォン(約1兆3800億円)が必要になると計算した。
軍事統合は、短期的には多額の費用が必要になる可能性があるが、長期的に見た場合、恩恵の方がはるかに大きい−というのが軍事専門家らの共通意見だ。まず、国防費を削減できる。2013年の国防費を見ると、韓国が34兆ウォン(約3兆3500億円)、北朝鮮は推定で約10兆ウォン(約9850億円)だという。軍事統合が実現すれば北朝鮮の国防費が不要になる上、兵力規模が50万人に減れば運用維持費の面で約5兆ウォン(約4900億円)の節約効果が追加で発生するなど、20年間で年平均21兆3000億ウォン(約2兆1000億円)の予算削減効果がある、と研究院側は分析した。
軍の服務期間が短くなるのも利点だ。現在、軍の服務期間は韓国が21−24カ月、北朝鮮は7−10年だ。研究院側は、統一後の人口増加や幹部の比率の拡大(50%以上)により、軍の服務期間が12カ月未満になることもあり得るという見込みを示した。長期的には、徴兵制から志願制への転換も期待できる。
統一が実現すれば、南北が地上軍の兵力の約70%を休戦ライン付近に配置するといういびつな軍事形態から抜け出し、先端・少数精鋭の海軍・空軍中心へと軍の構造を改革することもできる。
チョン・ヒョンソク記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/01/31/2014013100051.html
※ 参照投稿
「田中均氏「日本も南北統一に反対するのは困難」:統一しないように画策されてきた歴史:マッカーサーの解任もその一つ」
http://www.asyura2.com/12/asia14/msg/705.html
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