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January 31, 2014
昨日の日本テレビの報道ニュース番組での原発問題に関して討論が展開されました。
やはり討論番組は大事です。語る言葉の内容などリアルにみれるので、どれだけ深く考えているかなどが伝わってきます。
また、今回の知事選挙は猪瀬氏の政治とお金問題で実施することになりました。そういった意味で政治と金問題も語ってるところが興味深ったです。
東京都知事選 候補者テレビ初討論【原発どうする?】
――原発ゼロを訴える方は、どのように実現するのか
宇都宮:東京電力の大株主なので、福島の廃炉と柏崎刈羽の廃炉を提案する。自然エネルギーの支援を全力あげてやる。ただ途中経過として火力の利用は必要だ。もう一つ、脱原発を進めるためには被災者の支援。福島の原発の被害者が東京にも6千人近くがいる。この人たちの被害救済と向き合った形でやらないといけない。それから脱被曝。東京にも放射線量の高い所がある。子供の健康守るために東京都自ら線量を調査して、子どもの安全、給食の安全を守る政策が重要。
細川:今言われたこととダブることは控えるが、株主として東京都が言いたいことを言える責任も資格もある。まさにこれからは脱原発。即ゼロを明確にして初めて自然エネルギーが成長産業になる。そう考えると即ゼロと言って初めて日本の経済がもたらされる。東京が先頭に立って、具体的には首都大学東京で戦略をいろいろ考えていただきたい。
田母神:原発を安全に使いながら景気回復をしていくべきだ。今は原発をほとんど止めてているから年4兆円の油代がいる、国民生活を豊かにするはずの4兆円が産油国に取られているから、景気回復は難しいし、電気代が15%上がってる。中小企業の経営も苦しい。原発を使わなかったら中小企業が次々つぶれていき、日本経済はどうしようもなくなる。原発を50年使ってきて運転中の事故で死んだ人はいない。実績からみれば原発の安全を確保しながら電力を供給することは可能。
舛添:将来的に原発依存しない社会をつくっていくべきだ。東京は最大の電力消費地。福島、新潟の生産地の方にお世話になって本当にありがとうございます。供給地からみると使うばかり。都民は全体エネルギーの6%しか自然エネルギーを使っていないので、20%に上げる。その分を原発をなくしていく。
――再生可能エネルギーは電気料金の値上がりが心配だ
細川:経過的な問題としてあるでしょう。しかしドイツでは6年で20万人も雇用が増えた。
田母神:日本の放射線量ですね、基準が厳しくて原発が危ないことになっていることが多い。たとえば1リットルあたり10ベクレルの放射性物質を超えると日本では汚染水だが、欧米より100倍以上厳しい。
――人件費、コストもかさんでくると思うが
細川:全体として成長が非常に伸びているということが言われているから、私は日本も一刻も早く切り替えるべきだと思う。
舛添:火力発電を増やせばCO2の問題もある。コストをかければ経済が動かなくなる。しかし全体のバランスのかじとりをするのがリーダーだ。
――再稼働に反対しているが、再稼働しないと東電の事業計画では電気料金を最大10%値上げするということになっている
宇都宮:事故を起こしたら大変な損害賠償が発生する。廃炉の費用、高レベル放射性廃棄物の処理をほとんどコストに入れていない。原発は実は高い。化石燃料の価格交渉をきちんとやっていない。交渉すればもっともっと天然ガスやシェールガスが増えて電気代の高騰はかなり抑えられる。その努力をしてこなかった。
――安全に絶対はない。どうやって安全を確保するのか
田母神:どんなものにもリスクはある。だけど福島の原発周辺はたぶん放射能的に危なくない。動物はみんな元気に走り回っている。原発の上を飛んでいるカラスも落ちてこない。だけど危ないといって強制避難させている。放射能で障害を受けたり、亡くなったりした人はいない。強制避難でいっぱい亡くなっている。核のゴミでいっぱいになるとか、核の技術者に聞きました。柏崎刈羽の7基を23年間使って、総量は10メートルの立方でしかない。再処理すればもっと減る。もんじゅと六ケ所村の再処理施設を使って核のリサイクル循環型を目指してきた。それが止まってしまうことが恐ろしい。韓国も中国も使っているのに、日本だけ止めたってどうにもならない。
【政治とカネ】細川氏「猪瀬さんのことは関心がない」
――今回の知事選は猪瀬前知事の問題が発端だった。どう考えるか。知事になったら猪瀬氏を追及するか
細川:猪瀬さんのことはあまり関心がない。どういう経緯なのかつまびらかに承知しない。私もいろいろ言われました。20年前のことを党利党略で取り上げられて、その当時私を追及していた方々が、真実はこうだったと最近発言している。とにかく人気のあった細川政権を倒すために政争の具にした。そういうことはこれから勘弁してもらいたい。猪瀬さんと私は全く異なる。私のホームページでも掲載している。
――猪瀬さんを追及するお考えはない?
細川:それは検察にお任せします。政治資金の問題は公明正大にやっていくことに尽きる。
宇都宮:猪瀬さんのお金は単なるスキャンダルではない。徳洲会という東京都が許認可権限を持ち、過去に補助金も出している、そういう医療法人から5千万円を受け取ったのは非常に問題だ。しかしこれは東京都においても真相究明は必要だと思ってますので、知事になったら都議会に要請して百条委員会設置を要請する。金や利権と決別したクリーンな都政をつくることが必要。
田母神:政治家はきちんと法律を守って法の範囲内で行動すべきだ。猪瀬さんの件は検察に任せればいい話。都議会が前知事のスキャンダルを追及するひまはない。
舛添:すべて法に則って適切に処理すべきということに尽きる。都議会で追及されたが、十分やったかどうかは有権者が判断する。私は知事になったら、防災、景気回復、政策の優先順位をつけていく。
――都の年間予算は13兆円。誘惑も少なからずあると思うが、決別する姿勢を示すべきだと思うが、たとえば任期中は政治献金を受け取らないということを示すということは考えていないか
細川:難しい。現実に政治にはお金がかかる。
田母神:法律に則ってきちんとやること。うちの事務所にも、5人でコーヒーのみに言ってもおごるなと。きちんとやっていればいいんではないか。
舛添:一緒にカンパして頑張ろうという方の献金まで断るのは政治活動できない。
宇都宮:企業からの献金は受けつけない。都が許認可権限を持つところなどの献金は受けるべきじゃない。
舛添:それは都でも決まっている。それを守ればいい。
田母神:都職員の皆さんからの信頼を得られなければ仕事はできない。
宇都宮:都民からの不信も抱かれたら困る。
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