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株価暴落のサイン/(C)日刊ゲンダイ
安倍バブル終焉 乱高下相場を操るハゲタカ勢の高笑い
http://gendai.net/articles/view/news/147646
2014年1月31日 日刊ゲンダイ
アベノミクスの“頼みの綱”だった株高は崩壊した。
市場関係者が、「昨年暮れまでの上げ相場は終わり、カジノが出現した」と嘆くように、ここ数日、日経平均は凄まじい乱高下を繰り返している。30日も一時530円の下落だった。
「29日は前日の安値に比べ、430円以上も値上がりする場面があった。3日間で1000円近い振れ幅です。ボラティリティー(変動率)を見る限り、上昇相場は完全に終わりました」(証券アナリスト)
乱高下の原因は、「中国シャドーバンキングのデフォルト危機」「アルゼンチンやトルコの通貨安」「米FRBによる金融緩和の縮小」などが指摘されるが、「どれも違う」という見方が市場に流れている。
■外国人は3週連続の「売り越し」
「外国人投資家の売買動向がヘンです。1月は3週連続で『売り越し』た。昨年まで13兆円以上の『買い越し』だっただけに不気味です。乱高下の犯人は海外勢ですよ」(市場関係者)
投資顧問会社エフピーネットの松島修代表も言う。
「短期売買で利益を得ようとする投資家の売りだったら、相場の持ち直しはあるでしょうが、年金基金など長期投資を前提にする海外ファンドの売りだとしたら、海外勢が本格的に日本市場から逃げ出し始めたと判断できます」
一方、個人投資家は3週続けて「買い越し」だ。個人が「買い」、海外勢が「売る」という構図になっている。昨年とは真逆の動きだ。
「個人投資家は、たとえ含み損を抱えていても、保有株をいったん手放したほうが賢明かもしれません。というのは、外国人投資家が売りに転じ、個人が買い越すという構図は、株価暴落のサインだからです。過去のバブル崩壊は、いつもそうでした」(株式評論家の倉多慎之助氏)
市場には「今年は1月にNISAがスタートしたことで、個人投資家の買い意欲が高い」(ネット証券関係者)という楽観論もあるが、海外勢が日本株を売りさばいていることに変わりはない。
「アベノミクス相場は終わったと考える外国人投資家が出始めているのは間違いない。ただ、値下がり一方では個人の押し目買いも入らず、売るに売れなくなる。だから時には上昇相場をつくり出す。しばらく乱高下は続くでしょう」(倉多慎之助氏)
ハゲタカの高笑いが聞こえてきそうだ。
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