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宇都宮さんで都政の転換を／都知事選（9日投票）に期待の声
「しんぶん赤旗・日曜版」 2014年2月2日号
全国注視の東京都知事選挙（9日投票）。「新しい東京、希望のまち東京を」と訴える、日本弁護士連合会前会長の宇都宮けんじ候補（日本共産党、社民党など推薦）と、他候補との違いがいよいよはっきりしてきました。都民に冷たい石原・猪瀬都政の転換、安倍内閣の暴走ストップの願いを託せるのは宇都宮さんしかいない―。そんな声が急速に広がっています。
政策の質・量他を圧倒／映画作家 想田和弘さん
2005年、「小泉ブーム」のさなか自民党の新人が市議に挑戦する「選挙」というドキュメンタリー映画を撮りました。街頭演説に小泉さんも登場しますが、彼の「知名度」や「イメージ」頼りで、政策など関係ないという選挙の典型でした。あんな選挙ばかりしていたら、民主主義が形がい化しないわけがないと感じました。これは根源的な問題です。
「テレビによく出ている人＝勝てる候補」だと言って都知事候補を選ぶ」風潮もありますが、テレビに出ている人がよい都知事になるとは限らない。当然です。そんな当たり前のことが全然当たり前でないことに、すごく危機感を感じています。
この状況にあらがうには、政策本位で、人柄をよく見て候補者を選ぶことです。この点では、どうみても宇都宮さんは抜きんでています。政策の内容と量でも他を圧倒しています。細かく、幅広い。
国政との関連でみても、安倍政権の暴走で、日本の民主主義が危機にひんしているなか、宇都宮さんの安倍政権批判もゆるぎないものがあります。危機感を共有できる候補者です。
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