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結果は国政に直結/(C)日刊ゲンダイ
「細川・小泉演説」に2000人…博打打つ舛添陣営の焦燥
http://gendai.net/articles/view/news/147610
2014年1月30日 日刊ゲンダイ
安倍首相と公明党の山口代表が日曜日(2月2日)に応援演説をすることが決まった。舛添候補と3人で銀座の街頭に立つ予定だ。世論調査ではリードが伝えられる舛添陣営が焦り始めている。
首相の応援は、安倍政権にとっても舛添陣営にとっても、リスクが大きい。
いくら「都知事選は地方選挙」「原発は争点にならない」といっても、安倍がマイクを握れば地方の選挙で済まなくなる。結果は国政に直結するし、負ければ大打撃だ。また、
「安倍VS.小泉」の代理戦争の図式が鮮明になれば、都民の関心も高まる。投票率だって上向く公算が大きい。組織選挙を徹底する舛添陣営にとって、無党派層をたたき起こす戦術は大きな賭けとなる。「巨大与党に立ち向かう元首相連合」という構図も、判官びいきを刺激しそうだ。
それでも安倍、山口、舛添が揃い踏みを決めた。ジャーナリストの鈴木哲夫氏は「危機感のあらわれ」と指摘する。
「舛添さんが先行していることもあり、陣営に緩みが出ているのです。熱心にやっている地域とそうでもない地域がハッキリとしてきた。選挙は最後まで分かりません。東京の有権者は1080万人だから、投票率が1%変わるだけで10万票も違ってくる。特に今回は、放射能や汚染水で新たな問題が発覚すれば、風向きはガラリと変わる恐れが強い。それなのに、もう勝った気になっている国会議員までいるのです。自民党の都連幹部は、そんな状況に危機感を募らせている。自公両党トップの投入は、無党派層に訴えるよりも、陣営の引き締めが目的。このままでは危ないと感じているのです」
■2人の演説に2000人
細川―小泉連合の驚異的な人気にも恐れをなしているらしい。政権から睨まれたくないテレビや大新聞は詳しく報じないが、2人が演説を始めると2000人が足を止めて話に聞き入る。とりわけ巣鴨での練り歩きは衝撃的だった。細川はSPに囲まれながらも、握手を求める人たちにもみくちゃにされたのだ。
29日、舛添と細川は、ともに吉祥寺の駅前で演説している。ただ、舛添の話を最前列で聞いていたのは、1時間後の細川が目的の人たち。舛添がいなくなったあとも、“本命”を待ち続けていた。
「舛添さんの演説を聞くのは30〜40人程度です。細川さんと小泉さんに付いているようなSPもいません。この差は大きい。安倍さんと山口さんが銀座に行けば、SPは付くし、テレビカメラも来る。頭上にはヘリも飛ぶでしょう。どうしたって物々しい雰囲気になります。それが緊張感を生み、陣営を引き締める。身内を盛り上げるためのパフォーマンスです」(鈴木哲夫氏)
いよいよ面白くなってきた。
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