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口も悪いが手腕も怪しい…NHK新会長の不安な“経営実績”
http://gendai.net/articles/view/newsx/147587
2014年1月29日 日刊ゲンダイ
売り上げを伸ばすどころか目標の半分
“お友達”というのはありがたい。籾井勝人NHK会長(70)の従軍慰安婦「どこの国にもあった」発言について、安倍首相は28日の衆院本会議で、「いかなる政治的圧力にも屈することなく、中立、公正な報道を続けてほしい」とかばってみせた。
そりゃ、無理筋ってものだろう。「籾井会長は報道局の人事に手を突っ込んで反体制派を一掃しようとしています」(NHK関係者)なんて話もある。それで「中立、公正」とは、悪い冗談としか思えない。
この妄言会長を選んだのは、NHKの経営委。メンバーは安倍の“お友達”ばかりで、籾井起用の理由のひとつに「大きな組織を経営してきた実績」を挙げていた。もっとも、その実績を疑問視する声がある。
籾井氏は05年6月、三井物産の副社長から、ITサービス会社「日本ユニシス」の社長に就任。当時3000億円で推移していた同社の売上高を「5000億円まで伸ばす」と豪語していた。
ところが、11年6月に社長を退いた時には目標の半分、2500億円台に。伸ばすどころか、就任時より減らしてしまっている。
「当時の日本ユニシスの社長は大株主だった三井物産からの“天下り”が慣例で、籾井氏もたまたま巡り合わせで就いただけです。籾井氏はITに関してはド素人。業績を上げようとM&Aに打って出ましたが、結果的にはそれも業績の足を引っ張った。で、収益を改善しようと、将来的には芽が出そうな赤字プロジェクトまで畳んでいったので、プロパー社員の士気はダダ下がり。籾井時代の6年で、経営状態はかなり悪化してしまったんです」(同社関係者)
世界最大規模の“国営放送”のかじ取りを任せるには、はなはだ心もとない実績だ。籾井氏の三井物産時代を知る関係者が打ち明ける。
「籾井さんは営業トークの達人で、座持ちがうまい。取引先の話にもうまく合わせられるので、物産時代は鉄鋼畑を歩んで業績を上げ、時流に乗ってトントン拍子で副社長に。サラリーマンのかがみではありますが、確固たる思想・信条がある経営者タイプではありません。もちろんIT同様、放送業界もド素人です。NHK会長として、今は安倍首相が取引先の感覚。ただ単に“お得意さま”の意に沿う話をしているだけですよ」
それが妄言につながったというわけだ。
NHK経営委は会長に選んだ理由に「ぶれない姿勢」も挙げていたが、当の籾井氏は「私の不徳の致すところ」と慌てて発言を撤回、ぶれまくっている。やはり経営者には向きそうもない。
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