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2014年 1月28日(火)16時09分19秒
(略)
で、きょうも天木さんのブログが面白いです。
短いので全文を。
「靖国参拝失敗の検証記事をこの時期に掲げた朝日の意図
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きょう1月28日の朝日は一面トップと二面を使って、
昨年12月26日に行われた安倍首相の靖国参拝についての検証記事を大きく掲げている。
その内容の多くは、すでに各紙が断片的に推測記事として書いて来たことだ。
しかし、これほど総括的に、そして断定的に、多くの日米両政府関係者の証言を引用して書かれた検証記事ははじめてである。
そしてその内容は極めて深刻だ。
すなわち、政府内部のあらゆる関係者が懸念を抱いていたにも関わらず、誰も反対の声を出せずに訪問を許したこと、
とくに外務省の衝撃と落胆は大きく、「参拝すれば日本外交の底が抜ける」とまで認識していたのに止められず、
今省内では虚脱感が漂っていること、
安倍首相でさえも当初はためらっていたが、側近議員(古屋圭司拉致担当相、衛藤晟一首相補佐官、
山谷えり子参院議員ら)におされて決断したこと、
その根拠が、「関係が改善し、首脳会談が行われると参拝できなくなるから、
関係が非常に厳しい今しか参拝の機会はない」という本末転倒の判断があったこと、
米国の判断を見誤り怒らせたこと、その背景には辺野古移転の決断を米国は評価するだろうという甘い読みがあったこと、
米国の「失望」はオバマ政権の総意であり、もっとも強く「失望」したのは、
オバマ政権と米国議会の調整役を一手に引き受けているバイデン副大統領であったこと、
これで米国議会と安倍政権の関係も悪影響が出かねないこと
事態がここまで深刻になっているというのに、誰も安倍首相を止められず、
「関係修復どころか、総理が再び参拝するかもしれない」(政府関係者)という懸念があること、
もはや米国は従軍慰安婦問題と靖国問題では韓国の立場を理解し、
集団的自衛権の行使うをめぐる韓国の立場(朝鮮半島では行使させない)にも理解を示すようになっていること、
以上が朝日の検証記事の骨子であるが、これは驚くべき深刻な検証記事である。
注目すべきは朝日がこの時期に一面トップでこれを大きく書いたことだ。
朝日は今や日本の大手メディアの中では最も米国に近く、日米同盟関係をもっとも重視しているメディアである。
その朝日が安倍首相の靖国参拝問題について、ここまで警鐘を鳴らすことは非常事態であるということだ。
安倍首相はもはや右翼側近を切り捨て、米国の意向を受け入れるしかない。」
http://blog.goo.ne.jp/ichimurasan2006/e/2d77d0396d50b9482fb407fecc6a0a60
いや、それよりも安倍さんほうがアメリカから切り捨てられるほうが早いでしょう。
この人は、あまりに頭が悪すぎます。
この人もこの人なりに、風見鶏(空気読み)なのでしょうが、その読みが、どうも勘違いの方向に進みます。
天木さんが紹介している朝日記事によると、側近の質がどうやらその原因のようです。
しかし、そういう側近しかいない、というのが、安倍さんの素質です。
仮に天木さんの提案が功を奏して、安倍首相がアメリカ様の言うことを聞くにしても、また、勘違いして独走することでしょう。
で、この話題は以上にして、先月末以来、ネット上でしばしば見かける話題があります。
そのアメリカ様が、プルトニウムを返せと言ってきた、と。
オノデキタさんのツイッターから。https://twitter.com/onodekita
* 「LN BB-45 ?@BB45_Colorado 13時間
米、日本にプルトニウム返還要求 300キロ、核兵器50発分 - 2014/01/26 19:59 【共同通信】 このニュース、恐ろしく深刻なことなの、ほとんど報道されないね。」
47二ユースhttp://www.47news.jp/CN/201401/CN2014012601001661.html
「米、日本にプルトニウム返還要求 300キロ、核兵器50発分
核物質や原子力施設を防護・保全する「核セキュリティー」を重視するオバマ米政権が日本政府に対し、冷戦時代に米国などが研究用として日本に提供した核物質プルトニウムの返還を求めていることが26日、分かった。
このプルトニウムは茨城県東海村の高速炉臨界実験装置(FCA)で使う核燃料用の約300キロ。高濃度で軍事利用に適した「兵器級プルトニウム」が大半を占め、単純計算で核兵器40〜50発分程度に相当する。
日本側ではこれまで「高速炉の研究に必要」と返還に反対する声も強かったが、米国の度重なる要求に折れて昨年から日米間で返還の可能性を探る協議が本格化している。」
これを見たとき、私は、これもまた、「安倍首相の精神年齢は、幼児なみ」と判断したアメリカ政府の対応か、と思いました。
安倍政権下の日本にプルトニウムを置くことは、おっかなくてまかりならん、と。
幼児の動きは、誰にも予測できないから。
ちなみに、日本人一般の精神年齢は、いまなお12歳である、としておきましょう。
細川・小泉政権になって、やっと成人しますか。あ、いや、今は都知事選だったか。
で、それはそうとして、アメリカのこの時期の返還要求は何なのか? と気になりました。
そしたら、素晴らしい解説がありました。
加藤典洋氏の説明です。
http://togetter.com/li/621667
日本が律令体制である、というのは、表の政府と、裏の政府の二本立ての権力構造になっていることです。
このことが、戦後日本の原発推進の制度的原動力であることが、加藤氏の説明によってよくわかります。
時間と関心のある人は、ご覧になってみると、きっとこの問題がすっきりするでしょう。
- (フォロー元記事) 加藤典洋氏の「プルトニウム返還要求の意味」のツィート転載 五月晴郎 2014/1/28 17:41:31
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