41. 一主婦 2014年1月29日 17:49:14
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細川候補の演説会場はいつも大勢の聴衆ですね。 あの、小泉郵政選挙でも大勢の聴衆でしたけれど、あの時は、黄色い純ちゃんコールが飛び交う物見雄山的な熱気でしたね。でも今回の熱気は熱気の意味合いが違って見えます。細川氏・小泉氏の止むにやまれぬ生命がけの「脱原発」の、本気の想いが、細川氏の誠実な語り口から聴衆に、深く、深く、静かに伝わっていくのがわかりました。聴衆もその細川氏の演説をジックリと聞き、その想いを真剣に共有していると言う事が感じられました。その後に続いて話された小泉氏の、身振り手振りの本気度満載のお話は、更に聴衆の熱気を引き出してくれていました。お二人の、人生最後の本気の仕事が聴衆に伝わり「脱原発」の夢が共有できました。脱原発は本当に世界を巻き込む大仕事なのだと思います。この国の既得権益集団の最たるものへの戦いなのですから。これができる人なら、それに連なっている様々な困難や、都政の難問は、殆どできる出来ると思います。 このおお仕事は、アメリカとの原子力協定という縛りも克服しなければならない政策ですね。国との連携が必要です。国のお尻を叩く必要があります。都議会との関係も、掲げる政策実現の為の大きなネックになると思います。自民党が優勢の都議会の中では、自民党の小泉氏が支えている細川氏の方が、政策実現に力を発揮しやすく有利に働くと思います。実現の可能性が大きくなります。 自民党嫌い、小泉氏憎しだった私が、こんな文章が書けるようになるなんて、自分でも本当に信じられない思いがします。孫を持つ私の中では、この「脱原発」は背に腹を変えられないほど切迫したものなのです。脱原発こそ、東京都とこの国の最優先課題だと思います。その点、細川氏は脱原発を優先課題に掲げられていますね。脱原発のデモに一生懸命に参加した一人としてとても嬉しいです。細川氏は脱原発政策だけではなく、様々な政策も掲げられていますから、きっと実現してくださると思います。 原発のデモにも何回か参加し、それでも、なかなか良い方向に変わらない状況に、私は絶望し始めていました。細川氏が出馬してくださったことで、その絶望感が夢に変わりました。あの、広瀬隆氏のように、長年脱原発を掲げて、推進与党と対決してきてくださった方々が、今回、小泉氏が関わっている細川氏を支持するということは、本当に大きな意味が有ると思います。細川氏支持への、私の賭けに対する不安は、広瀬氏をはじめとする多くの有名市民活動家の方々の細川氏支持が、消しさってくれました。 不安といえばもう一つ、細川氏が「特区を利用していきたい」とおっしゃっていることです。心配でいろいろ調べてみました。政府案の原案に近いものにも目を通してみましたが、私には難しすぎてよく理解できませんでした。方々読んでみて、わかりやすく解説してくださっているものに出会いました。岩上ジャーナルの阿部さんと言う方のものです。 要約してみますと、こうでした。 その特区の会議には、特区に決まった地方自治体の長が入ることになっていて、そこで決まった事には、国家戦略の関係大臣は必要がない限り参加できず、意思決定にも加われないとあるそうです。ですから、その地方特区の長が一番の決定権を持つ事から、利用次第では国民のための良い利用をすることができる、という事のようです。規制緩和も全て悪いわけではなく、良い規制緩和で利用すれば、国の縛りを抜けられて、その地方に合った良いものにできるそうです。 例えば、細川陣営の都知事選の大逆転に向けた秘策は「東京電力解体」だそうですね。東電の最大のお得意様が東京都だそうですから、東電の電気でない電気を使えるようになるのも夢ではなくなりますね。ぜひ東電は潰れて欲しいです。地方に、命懸けの迷惑をかけて作る、原発優先の東電の電気は、もう使いたくありません。 私は、小泉さんを少し誤解していました。 あの憎むべき、小泉氏の新自由主義政策は、小泉さんが首相になられる10年も前にその方向性はアメリカと日本の間で決めれていたのそうです。主要閣僚も知らない間に、官僚とアメリカだけで決められてしまっていたのだそうです。ですから、政府は、それに沿って政治を行うしかなく、小泉氏もそれに沿ってやっていかざるを無かったというのが真実のようです。必ずしも、小泉氏が全面的に悪かったという考え方は間違いだそうです。 この事から考えますと、民主党の鳩山氏が、政権交代後、直ぐに「年次改革要望書」の破棄を遂げたことは本当に凄いことだったのですね。私は、鳩山氏のその偉業を知らずにいました。しかし、その後を次いで首相になった菅首相が、自分の保身のため、官僚側に寝返り、その鳩山氏の偉業を台無しにしてしまいました。官僚の言われるままに「年次要望書」を名前を変えて復活してしまいました。本当に民主党の菅首相、野田首相は罪深いですね。歴史的な政権交代を、ご自分の保身のために台無しにしました。あの方々が民主党に残っている間は、民主党の「み」も私は、聞きたくありません。 なんか、方々に話題を散らしてしまい、申し訳ありません。 脱原発を目指して、勝利のため頑張りましょう。
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