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http://mewrun7.exblog.jp/21618417/
2014-01-27 16:54
前記事『都知事選〜細川は、逆転のために戦略転換を。無党派・女性層を重視した活動をすべき。 』のつづきを・・・。
http://mewrun7.exblog.jp/21617121/
昨年の参院選で、「脱原発」をメインに訴え、当選を果たした山本太郎氏が、東京都知事選の投票率をアップさせるため街宣活動を行なうという。(・・)
mewも、先週の記事に「是非、今回の都知事選の投票率をアップさせるべく、微々力ながらも、このブログ+αで働きかけて行きたいとも思っている」と書いたのだけど・・・。
(『都知事選がスタート!〜天使の細川の理念、宇都宮の政策に共感+候補者の第一声』)
http://mewrun7.exblog.jp/21609527/
今回の都知事選で、自公が支援する舛添要一氏に勝つためには、投票率を上げることが最も重要な要素になる。(・・)
自民党幹部は、「55%を超えるかどうかがカギ。それを上回る無党派票の多くは細川氏に流れる」と見ているとか。(後述)
mew的には、できれば70%台は欲しいところだ。(**)
というわけで、もしこれを読んでいるあなたが「脱原発の早期実現」を望んでいるのであればor「安倍政権にダメージを与えたい」と思っているのであれば、細川護煕氏、宇都宮健児氏のいずれを支持しているかはさておき<まだ迷っている人も、かなりいるかも?>、みんなで投票率がアップするように、共闘して行ければな〜と願っている。o(^-^)o
* * * * *
『山本太郎、都知事選どうすんの?!
山本太郎は、「都知事選 投票率UP! 選挙に行こうキャラバン」を来週から始めます。
誰に投票するかは、当然ながらそれぞれの判断。
「選挙なんか関係ねーよ」「いつあるか知らなーい」
と言う方々にも投票に参加して戴きたいのです。
この国の将来をも左右する、この選挙。
ただ指をくわえて見てられない。
都知事選 史上最大の投票率を目指し、時間の許す限り、東京都内を街宣します。
(オフィシャルブログ1月23日の記事より)』
* * * * *
山本太郎氏は、12年12月の都知事選では、宇都宮健児氏を応援していたのだけど。今回は、誰を応援するか表明していない。^^;
山本氏と一緒に「脱原発」活動を行なって来た人たちの中には、宇都宮氏の応援を続けている人もいれば、細川氏の応援を表明した人もいるのだが。。山本氏としては、そう簡単には、細川氏、宇都宮氏のいずれかを選ぶことはできないのだろうし。mewは、その心情を理解し得る。(・・)
<もし「脱原発」を訴える細川護煕氏と宇都宮氏が一本化されれば、山本氏は全力でその候補を応援したのではないかと思うのだけどね〜。(~_~;)
細川氏の応援に回れば、宇都宮氏を裏切ることになるし。宇都宮氏を応援すれば、より当選可能性が高いと言われている細川氏の足を引っ張ることにつながるだけに、どちらも選び得ないハムレットのような心境に陥っているのではないかと察する。(-_-;)>
かと言って、「脱原発」実現につながるこの都知事選を、単なる第三者or傍観者として見ているのは、あまりにもつらいものがあるし。おそらく、いても立ってもいられず、自分も何かの形で一緒に戦って行きたい、少しでも脱原発実現にプラスになることがしたいという思いで、投票率アップの活動を行なうことに決めたのではないかと思われる。
そして、mewは、このような活動も、脱原発実現に貢献し得る極めて有効な手段になると思うのだ。(**)
実際のところ、自民党は当初から投票率をかなり気にしている様子。昨日も、時事通信からこんな記事が出ていたばかりだ。(・・)
『自公は、原発ゼロを唱える小泉純一郎元首相の応援を受ける細川氏に無党派層の票が集中することを警戒している。舛添氏が勝つ場合でも、細川、宇都宮両氏の合計票が舛添氏を上回るようなら原発再稼働の障害になりかねず、他候補をできるだけ突き放したい考えだ。
◇「55%がカギ」
自公は投票率にも神経をとがらせている。
過去の都知事選の投票率は、衆院選と同時に行われた前回は62.60%だったが、それ以前はほとんどが50%台。自公は徹底した組織戦を展開しており、投票率が低いほど有利と踏む。自民党は「55%を超えるかどうかがカギ。それを上回る無党派票の多くは細川氏に流れる」(幹部)と見ている。
細川氏を実質支援する民主党は「とにかく選挙戦を盛り上げて投票率を上げないといけない」(ベテラン議員)と世論喚起に懸命だ。ただ、立候補の記者会見が告示前日となったことなどから細川氏の出遅れは否めず、街頭やインターネットで訴える「空中戦」中心の戦法が、どこまで浸透するかは不透明だ。(時事通信14年1月26日)』
* * * * *
また、週刊ポストの記事からも、自民党が投票率55%を強く意識しているのがわかる。(・・)
『自民党幹部たちが大手紙ベテラン政治部記者とともに都知事選の情勢分析、票読みを行なった数字がある。
「有権者総数は約1080万人。票読みは投票率55%という前提で行なった。宇都宮氏は共産党の基礎票に近い約60万票、田母神氏も約40万票にとどまり、舛添氏は自公の基礎票の目一杯で約230万票、対する細川氏は250万票前後になり舛添氏を逆転するという結果だった」(自民党幹部)
自民中枢が衝撃を受けたのは、「投票率55%でも逆転」という票読みである。どういうことか。過去2回の都知事選の投票率は58%(2011年)、62%(2012年)とそれよりも高い。しかも、東京新聞の世論調査では、今回は「投票に必ず行く」「たぶん行く」という回答が93%に達しており、有権者の関心の高さからいっても、前回の62%を上回るのはほぼ間違いない。
「投票率が高くなれば、それだけ細川氏に風が吹く」と指摘するのは、選挙分析で定評のある政治ジャーナリスト・野上忠興氏である。
「過去2回の総選挙と参院選の比例代表票や、前回の都議選の得票を分析すると、自民党と公明党を合わせた得票はどの選挙もほぼぴたり230万票。それが自公の基礎票のマックスと見ていい。投票率55%で細川氏と互角という自民党の読みは正確でしょう。
しかし、投票率がそれ以上となると、無党派票の奪い合いになる。今回の投票率は65%を超える可能性もあり、脱原発という争点をつくった細川氏にグーンと有利に働く。(週刊ポスト1月31日)』
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これは都知事に限らず、投票率が低い方が、計算できない浮動票が動かない分、組織票のある候補に有利に働くわけで。
舛添氏の場合は、自公や連合の支援を受けていて、最初から100万票以上の基礎票を確保して細川氏らの他の候補を大きくリードしてスタートを切っているだけに、何とかそのまま逃げ切りたいところ。^^;
また時事通信の記事にもあるように、もし舛添氏が勝っても、脱原発をメインで訴える細川氏と宇都宮氏の票の合計が舛添氏を上回ることになれば、「ほ〜ら、やっぱり都民(ひいては国民)の多数は、脱原発を求めているのだ」と言われることになるため、安倍自民党としては、そのような結果が出ることも避けたいのである。(・・)
脱原発派の候補が一本化できなかったのは、本当に残念なことだけど。でも、どちらかが当選できれば、それに越したことはないし。また、細川氏と宇都宮氏の票を足して、舛添氏の票を上回れば、そこに「脱原発」を求める民意を反映することも可能なわけで・・・。
。
改めて、細川氏を支持している人も、宇都宮氏を支持している人も、どちらに投票するか迷っている人も、みんなで投票率アップのために共闘できるといいな〜と。相手or相手陣営を批判するなど足を引っ張り合うようなことはせずに、よりよい形で相乗効果を得るためにも、是非、多くの方々に共闘をお願いしたいと思うmewなのだった。m(__)m
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そして、昨日アップした『NHK会長が、慰安婦問題で韓国批判。恣意的人事で、NHKが安倍カラーに染まる危険』の続報を少し。
籾井会長は、このような反応を受けてか、27日になって取材に対し、「発言は非常に不適当だった」という認識を示したとのこと。
『NHKの籾井勝人会長は27日朝、就任会見で従軍慰安婦問題を「どこの国にもあった」などと発言したことについて「個人的意見としても言うべきではなかった。非常に不適当だったと思う」と述べ、発言は適切ではなかったとの認識を示した。都内で共同通信などの取材に答えた。
籾井会長は「完全に個人的意見として申し上げた」としながらも「ああいう場は初めてだったので、ルールをわきまえていなかったことは私の不徳の致すところ」と述べた。
野党から責任追及の声のほか、韓国メディアも厳しく批判しているが、籾井会長は「今からしっかり対応していく」とし、会長職務に専念する考えを示した。(共同通信14年1月27日)』
また、菅官房長官も、あくまでも「個人的な意見だ」「問題はない」と擁護したという。
『菅義偉官房長官は27日午前の記者会見で、NHKの籾井(もみい)勝人(かつと)会長が25日の就任記者会見で慰安婦問題に言及したことについて、「会長が個人として発言したと承知している。その後『取り消す』と言っており、問題ない」と述べた。国会審議への影響も「全くない」と強調した。
菅氏は「籾井氏は最初(の会見)なので戸惑ったのではないか。会長として記者会見をするときに個人の発言はない。整理がついてなかったのだろう」と指摘した。(産経新聞14年1月27日)』
『菅義偉官房長官は27日午前の記者会見で、NHK籾井会長の発言に関し「社会的使命を担う公共放送のトップとして、放送法に基づいて職務を遂行することを期待している」と述べ、問題視しない考えを示した。国会審議への影響についても「ない」とした。
菅氏は同時に「会長としての記者会見の中で個人的なことを言っても、会長(発言)として(受け)取られる」とも指摘した。(毎日新聞14年1月27日)』
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しかし、菅氏も言うように、就任会見で述べたことは、会長の発言として受け止められても致し方ないと思うし。それを、個人的な発言だったで済ませることは許されないのではないかと思われる。<もしその区別がつけられないような人なら、それ自体、会長としての資質がない人だと言えるだろう。(-"-)>
しかも、籾井氏は、他の問題に関しても、安倍政権を擁護するような&報道機関の長として「???」に思えるような発言を行なっていたことがわかった。(>_<)
特定秘密保護法に関して「NHKスペシャルなどで取り上げられず、その是非を幅広く伝えたほうがいいという指摘がある」との質問には、「通っちゃったんで、言ってもしょうがないと思う」
「必要ならやる。決まったことをしょうがないとは思わないが、世間が心配するようなことが政府の目的ということもないのではないか。あまりカッカする必要はないと思うし、変なことが起きるとは考えにくい」と答えたとのこと。
また首相の靖国参拝に関しては、「総理の信念で行かれた。それをいい悪いという立場に私はない。昔の人は戦争に行くときに『死んで靖国に帰る』と送り出した。こういう人が大勢いる」と理解を示したというのだ。(~_~;)
NHKの国際放送に関して「領土問題については明確に日本の立場を主張するのは当然。外交も絡むので、政府が右ということを左というわけにはいかない」と言っていたこともそうなのだが。
いつも書くように、民主主義国家において、マス・メディアの最大の使命は、主権者である国民に国政に関して、事実だけでなく、様々な問題点や見解なども含めた情報を伝え、国民が政府を監視&コントロールするための材料を提供にすることにあるわけで。<だから、報道機関には、憲法解釈上「取材や報道の自由」が特別に認められているんだよ。(・・)>
それが、これだけ問題点が多いと指摘されている秘密保護法について「通っちゃったんで、しょうがない」「世間が心配するようなことが政府の目的ということもない」などと、あたかも安倍内閣の一員であるかのようなor独裁国家の国営放送の長であるかのような発言を行なっているようでは、NHKは国民に奉仕すべき公共放送&メディアとしての使命をまっとうすることはできないだろう。(**)
これらの会長発言については、国内外から批判が出ているようなのだけど・・・。
NHKのスポンサーは、誰でもない受信料を払っている私たちは国民なのである。それゆえまずは国民自身が、自分たちの重要な権利や利益を害する新会長に対して、辞任を求めるなどの声を上げて行く必要があるのではないかと思うmewなのだった。(@@)
THANKS
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