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http://31634308.at.webry.info/201401/article_25.html
2014/01/26 22:50
維新の石原代表が、以下の記事によると、維新が原子力政策を否定するなら、党を辞めるという。
維新・石原代表「原子力政策否定なら党辞める」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20140125-OYT1T00407.htm?from=ylist
日本維新の会の浅田均(大阪府議会議長)、結いの党の柿沢未途両政調会長は24日夜、東京都内で合流を視野に入れた政策協議を行い、憲法や安全保障、原発などで政策のすりあわせを行うことを確認した。
これに関連し、合流に反対する維新の会の石原共同代表は24日、国会内で記者団に「(維新の会が)原子力政策を(結いの党に合わせて)基本的に全て否定するなら、党を辞めないわけにはいかない」と述べた。( 読売新聞)
石原氏などどうでもいいのであるが、「維新から出るのは困る」と言いたい。変なことを言うと思うだろうが、本音だ。前回の衆議院選挙において、橋下代表の本質が分からず、維新は各野党からの選挙協力で引っ張りだこの状態であった。生活の小沢代表ですら、ぎりぎりまで維新との連携を模索した。しかし、維新と連携したのは石原氏代表の元太陽の党であり、橋下人気で選挙では大躍進した。
しかし、石原氏と組むことは、幕末で言えば維新政府と攘夷の水戸藩と組んだようなもので、すっかり維新の新鮮さが無くなってしまった。というか、橋下氏自身が、維新と言いながら石原氏と体質的に変わらないことがわかってしまった。選挙において、民主党を見限った支持層が、民主党よりはましと思い、維新に多く流れ大勝ちさせてしまった。きっと、維新に投票した人達は、今では失敗したと思っているだろう。
石原氏がこのまま残ってくれていた方が、つまり極右の石原氏グループと一緒の維新でじっとしてもらった方が、有権者にとってはわかりやすい。その場合、次回はほとんどの議員が落選するだろう。だから、維新は本能的に危機感を抱き、結いの党や民主との再編を模索している。つまり石原切りを行い目先を変えようとしている。しかし、今までの実績を見て、石原氏が出たからと言って自民に対抗すると言っても言葉だけで、確固たる信念、主義主張は見えない。
自民党から民主党政権に移行したときの主義主張、理念を受け継いでいるのは、今の民主党ではなく、そこから飛び出した生活であると思っている。その生活が、小党状態になっているのは何とも悔しい。陸山会事件での小沢氏に対する検察の刷り込みは激しく、未だにレッテルが剥がれていない。しかし、早稲田大学の学生主体の鵬志会に小沢氏が招待され、早稲田大学特別講演(2013年12月19日)
「覇道の政治から王道の政治へ
http://www.youtube.com/watch?v=N8YHtKlp3Tg&feature=player_detailpage」で、学生さんを相手に講演している。 テレビの誘導に惑わされない学生さん達には、講師として招待するからには小沢氏への理不尽なバッシングによる悪イメージはなく、掲げている主義主張も評価しているようだ。
その生活が党大会を開き、野党結集へ「不退転」の決意で臨むの活動方針を決めた。
生活の党、野党結集へ「不退転」 党大会で活動方針
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014012501001486.html
生活の党は25日午前、東京都内のホテルで党大会を開いた。小沢一郎代表は安倍政権の経済政策を「大企業と資産家だけがもうかるマネーゲームで、根本的に間違っている」と述べ、対決姿勢を強調した。次期衆院選での政権交代を目指して「野党勢力結集に不退転の決意で臨む」と明記した2014年度活動方針も採択した。
小沢氏は安倍晋三首相の靖国神社参拝による中韓両国との関係悪化にも触れ「政権の本質は格差拡大による社会の破壊と、国際社会での孤立だ」と批判した。(共同)
上記に、野党結集に向けて動くと言うが、実際にマスコミレベルで見える動きは、維新、結の党、民主の連携だけである。その中には生活の動きは見えない。具体的にどう動くかが、これからの正念場である。ただ、安倍首相が昨年、秘密保護法、日本版SNCを成立させ、今年は集団的自衛権を憲法解釈で運用しようとしており、一般国民もきな臭い匂いを感じ出した。さすがに安倍氏一人に暴走をさせていけないという雰囲気が出て来た。
結党当初、平和憲法を守ると言っていた公明党が、今やすっかり極右政権の片棒を担いでいる。何のブレーキにもなっていない。過去の例を見ても、如何に宗教団体は政権側に弱いかを物語っている。それほど、与党の味は止められないようだ。
今日、細川氏と小泉氏の池袋での演説をツイキャストで見たが、半端な数の聴衆ではない。身動きが出来ないぐらい、すごい数の人だかりである。小泉氏自身が、動員も掛けてもいないのにこの数だと驚いている。細川氏が今回の知事選挙で、市場経済主義では、今後日本は成り立たないと述べている。小泉氏も、原発が一番高い電気だと述べ、今のチャンスを逃せば、もう脱原発はなくなると述べている。舛添氏が勝てば、仕方がないでは済まされない。今からでも遅くはないが、宇都宮氏との共闘をしてもらいたいものだ。
安倍氏がかつて主張していた本当の「美しい国」を作りたいのなら、中韓と対立するのではなく、調和、融和が必要である。強い国とは緊張を作ることではない。また資源の無い日本の生活の原点であるエネルギーは、脱原発しかない。これは正に、細川・小泉氏や小沢氏が訴えていることだ。今回の知事選挙で舛添氏を勝たせれば、日本は一挙に右傾化の坂を転げ落ちるだろう。また失われた50年の到来が始まる。
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