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http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140124/plt1401241602006-n1.htm
2014.01.24
23日告示の東京都知事選に出馬した細川護煕元首相の応援団は、国政で頂点を極めた華麗な面々が名を連ねる。首相経験者の小泉純一郎、菅直人、野田佳彦の3氏に、生活の党の小沢一郎代表…。旗印は「脱原発」だが、政界再編や復権など思惑はさまざま。安倍政権発足後、冷遇された元自民党幹部が連携するなど「呉越同舟」(自民党幹部)ともいえる状態だ。
「一番、候補者で違いがあるのは原発問題だ。『原発ゼロ』をやる姿を東京が示すことによって国政に大きな影響を与えることができる」
23日午後、東京・渋谷駅前。細川氏の遊説車に乗り込んだ小泉氏は、真っ白になった「ライオンヘア」を振り乱しながら「小泉節」を炸(さく)裂(れつ)させた。
渋谷は平成13年の自民党総裁選で田中真紀子元外相と本格的な選挙戦を開始、劇的な勝利を収めた「小泉劇場」ゆかりの地だ。
新宿駅東南口では安倍政権批判も飛び出した。
「政府は原発を基本的な電源とする新エネルギー計画を1月に閣議決定しようとしていた。ところが、細川さんが立候補するとうわさが立った途端、決定を先送りした」
小泉氏を細川氏支持に駆り立てたのは、安倍晋三首相らへの不満だった。小泉氏が掲げる「原発ゼロ」に、安倍首相らは「原発ゼロは無責任」と批判。これに「奮起した」(小泉氏周辺)とされる。
しかし、行き交う人全員が足を止めて演説に聞き入った往時には及ばず、拍手はまばら。それでも「投票日まで細川さんとともに頑張る。最後に決めるのは皆さんだ」と訴えた。
第一声となった都庁前には中川秀直元自民党幹事長の姿も。小泉氏が演説を終えると、2人はがっちり握手した。
菅氏は、ブログに「勝手連的に細川さんを応援する」と宣言し、告示前から街頭に立ち始めた。持論とする「脱原発」が政治を主導し、自民党に一矢報いるチャンスと映っているようだ。23日のブログでは「無責任な舛添(要一)氏」と題し、「舛添氏はもし知事に当選しても自民党都議団の操り人形になるだけだ」と批判するなど、敵意をむき出しにするスタイルが「復活」した。
チャンスとにらむのは小沢氏も同様だ。周辺に「今後の(政界の)流れに影響がある」と語り、細川氏当選を政界再編、さらには自身の求心力復活につなげたいようだ。「僕が街頭活動をやるとマイナスになる」と裏方に徹し、「都内に約3千人」(周辺)とされる小沢氏のファンクラブ会員らが自主的に支援する。
一方、野田氏や樽(たる)床(とこ)伸二元総務相らの旧日本新党出身者、旧新党さきがけの田中秀征元首相特別補佐などは「殿を見殺しにはできない」と名乗りを上げた。
ただ、争点を単一化し「イエスかノーか」を迫る小泉氏に対して、野田氏は「劇場型デモクラシーを再現するだけならついていけない」と距離を置く。(力武崇樹)
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