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東京五輪政策で豹変したアノ人 対抗候補には攻めどころ
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140124/plt1401241533003-n1.htm
23日スタートした東京都知事選(2月9日)では、「脱原発」の単一争点で挑む候補もいるが、2020年東京五輪に向けた準備は、国家の威信にも関わる重要争点だ。主要4候補のうち、2人はもともと東京五輪に反対の立場。それなのに、選挙戦では全候補が開催に異を唱えない不思議な展開となっている。
「大きな投資をするのでなく、できるだけコンパクトなものにしたい」
細川護煕元首相(76)は23日の第一声で、五輪についてこう語った。どこか消極的な印象は拭えないが、それもそのはず。細川氏は昨年末に出版されたジャーナリストの池上彰氏の最新刊で、東京五輪を返上するよう主張していたのだ。
陣営幹部すら「うかつな発言」と認める五輪辞退論は、細川氏にとって東京佐川急便からの1億円借り入れ問題と並ぶアキレス腱。22日の出馬記者会見では「開催が決まったからには…」と釈明したが、都民の理解を得られるか。
五輪への姿勢に苦慮するのは、元日弁連会長の宇都宮健児氏(67)も同じだ。2012年末の前回都知事選にも出馬した宇都宮氏は五輪招致に反対していた。
今回の知事選では、宇都宮氏も「世界の人々から歓迎される五輪にしなければならない」と“転向”したが、転んでもただでは起きない。22日の記者会見では安倍晋三首相の靖国神社参拝を持ち出し、「平和の祭典が開くことができるのか、大変危惧している」と政権批判に結びつけた。
舛添要一元厚労相(65)と、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)にとって、五輪は攻めどころだ。
舛添氏は23日の第一声で「史上最高のものとして成功させたい」と強調。田母神氏も「五輪招致が決定し、東京は世界から注目されている。災害に強い街にしなければならない」と積極姿勢を打ち出した。
自民党政権を21年前に倒した細川氏は、東京五輪組織委員会の会長になる森喜朗元首相の旧敵で、日本オリンピック委員会(JOC)幹部は「細川氏が当選したら大変だ」と心配顔。細川氏周辺からは「当選したら、会長人事は白紙だ」との声も。一方、舛添氏は森氏と懇意とされる。
政治評論家の浅川博忠氏は「都民の多くは五輪成功に期待している。積極的な舛添、田母神両氏に有利に働く」と指摘。細川、宇都宮両氏がコンパクトな運営を掲げていることに関しては「過去に招致反対や返上論を述べているので、軌道修正しているだけとみられかねない」と語った。
■都知事選立候補者(届け出順)
ひめじけんじ 61 会社社長 無新
宇都宮健児67 元日弁連会長無新
ドクター・中松85 発明家 無新
田母神俊雄65 元航空幕僚長無新
鈴木 達夫73 弁護士 無新
中川 智晴55 1級建築士 無新
舛添 要一65 元厚生労働相無新
細川 護煕76 元首相 無新
マック赤坂65 政治団体代表諸新
家入 一真35 IT会社役員無新
内藤 久遠57 元派遣社員 無新
金子 博84 元会社社長 無新
五十嵐政一82 社団法人役員無新
酒向 英一64 元瀬戸市職員無新
松山 親憲72 元高校教諭 無新
根上 隆64 元中野区職員無新
[ZAKZAK(夕刊フジ) 2014/01/24]
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