http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/905.html
Tweet |
すでに声は枯れ気味/(C)日刊ゲンダイ
細川候補より目立つ小泉元首相 連日絶叫応援の“破壊力”
http://gendai.net/articles/view/news/147472
2014年1月24日 日刊ゲンダイ
都庁前の第一声で細川元首相と並び、聴衆の前に現れた小泉純一郎元首相(72)。現役時代は、国民をケムに巻く“演説巧者”で鳴らしただけに、久々の応援演説が注目されたが、あの絶叫口調は健在だった。
小泉は「今回の都知事選挙ほど、都知事が誰かによって国政を動かすことができる選挙はない」と断言。自民党の「原発問題は都知事選の争点になじまない」という牽制は、こう切り捨てた。
「都政の問題は原発だけではない。たしかにそうだ。防災の問題や医療福祉の問題、都市機能の問題、たくさんある。しかし、原発を除いて、他のさまざまな問題はね、誰が知事になっても、たいして違いはないですよ。一番大きな違いは、原発じゃないですか」
だから、原発の是非を争点に候補者を選ぶべきだというのである。「原発ゼロなら五輪返上」の世まい言を繰り出した森元首相を批判するかのような発言もあった。
「私が原発ゼロと言ったら、『なんて無責任なことを言うんだ』と関係者が言いだした。原発なしでオリンピックなんかできるのか、と小泉批判を始めた。ところが調べてみたら、昨年、オリンピック招致委員会は、IOCに向かって、東京オリンピック・パラリンピック大会は、原発なしでやっていけると世界に宣伝していたじゃないですか」
■終始ハイテンションで疲れみせず
身ぶり手ぶりを交え、気合十分。完全にスイッチが入った感じだ。都庁前、渋谷ハチ公前、新宿東南口の3カ所で演説をこなした小泉は、疲れを見せることもなく、常に背筋をピンと伸ばしていた。会場からは「小泉さん頑張って」の声援も飛び、上機嫌で聴衆に手を振るなど、終始ハイテンションだった。
「(息子の)進次郎議員が舛添さんを応援しないと言うから、こっちに来た」と話す年配女性もいて、“進次郎効果”も少なからずあるようだ。
渋谷で小泉演説を聞いたジャーナリストの山田厚俊氏が言う。
「やはり華がありますね。声は大きいし、原発にイエスかノーかを問う単純明快な演説内容も分かりやすくて、街行く人の足を止めさせる力がある。政治に興味がなさそうな若い女性も『あ、コイズミさんだ』と足を止めて、演説に聞き入っていました。渋谷駅前に集まった聴衆が約1000人。そこへSP30人、警官が100人。現役総理並みの警備態勢で、独特のものものしさが、さらに演説の雰囲気を盛り上げる。聴衆の中には『演説を聞くまで半信半疑だったけど、元首相2人の覚悟が伝わってきて、心を打たれた』と話す人もいた。こうした街頭演説を続ければ、確実に支持が広がっていくと思います。後は時間との闘いですね」
細川陣営によれば「小泉氏は連日、応援演説に入る予定」という。この週末も細川と街頭に立つ。小泉の絶叫演説がどれだけ票を集めるか。もっとも、一番の懸念材料は「コイズミ」と書かれた投票用紙が続出しそうなことだ。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK159掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。