http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/888.html
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http://mewrun7.exblog.jp/21605891/
都知事選に目を奪われている間に、安倍首相や自民党議員のトンデモ発言が次々と報じられている。(@@)
安倍首相は、22日、ダボス会議の間に行なわれた外国メディアとの懇談会の中で、日本と中国の関係を第一次世界大戦前の英国とドイツの関係(後に戦争することになった)にたとえる発言を行なったことから、波紋を呼ぶことに。(~_~;)
<21日に自民党の脇参院幹事長が、「(米軍)基地といった迷惑施設、例えばごみ焼却場とか、そういったものはたくさんある」と、米軍基地を「迷惑施設」扱いした発言も、米国を不快にさせちゃうかも?^^;>
また、自民党の二階派会長である二階俊博氏は、22日、経団連のシンポジウムで、東日本大震災と阪神大震災について、「自民党が選挙に負けたからああいうことになった。そのとき必ず災害が起こってくる。二度あることは三度ある」と発言。(゚Д゚)
<mewは心情的には、これが一番許せない&アブナイと思うんだけどね。(-"-)>
さらに、自民党の木原防衛政務官(安倍&稲田っ子)、社民党議員が名護市長選の結果を受けて、辺野古移設断念を要請したのに対して、「永田町の民意で言うと、自民党が多数派で野党は少数派だ」と語ったとか。(>_<)
残念ながら、安倍自民党に優しい大手メディア(特にTV)は、このような発言をほとんど取り上げていないようなのであるが。<民主党政権だったら、火だるまにされているとこだったかも。(~_~;)>
このブログでは、しっかりと取り上げるです。(**)
* * * * *
安倍首相は、22日からスイスで行なわれているダボス会議(世界経済フォーラムの年次総会)に出席して、基調講演を行なったりしていたのだけど・・・。
<ここでもアベノミクスや、積極的平和主義をアピール。さらに(国名は言わないものの)中国の軍事拡大に対する批判を展開。また、欧米からも批判が出ていた自分の靖国参拝についての説明を試みた。(関連記事*1に)>
首相が、外国メディアと懇談会の中で、日中の緊張関係を、第一次世界大戦前の英独対立に例えたようで。それが英国の新聞やBBCに報じられたという。(@@)
『安倍首相がスイスでの世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で22日午後(日本時間22日夜)、各国の報道機関幹部らと懇談した際、現在の日中関係を第1次世界大戦で戦う前の英国とドイツの関係と「似た状況だ」と発言し、紛争の可能性を否定しなかったと英フィナンシャル・タイムズ紙(電子版)などが伝えた。
これに対し、菅官房長官は23日の記者会見で、首相の真意と異なる報道だと反論した。
菅氏は記者会見で、首相の発言を詳細に紹介。それによると、首相は、日中が軍事衝突する可能性を尋ねられ、「英独は大きな経済関係があったにもかかわらず第1次世界大戦に至った。このようなことにならないようにしなければならない。問題がある時は、双方のコミュニケーションを緊密にすることが必要だ」などと答えたという。
菅氏は、「首相の発言でおかしいことは全くない」と強調した。(読売新聞14年1月23日)』
『首相は世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)出席のため訪れていたスイスで、外国メディアの取材に応じた。英紙フィナンシャル・タイムズや英BBC放送は、首相発言について「首相は現在の日中の緊張関係を、大戦前の英独対立に例えた」(同紙)などと相次ぎ報道した。
これに対し、菅長官は会見で、首相の現地での発言内容を詳細に説明。それによると、首相は日中が軍事衝突する可能性を問われ、開戦から100年を迎える第1次大戦に言及し、「英独は大きな経済関係があったにもかかわらず大戦に至った」と指摘。「このようなことにならないようにしなくてはならない」と日中対話の重要性を強調しており、「同じ状況」との表現は使っていない。(時事通信14年1月23日)』
* * * * *
在英ジャーナリストの木村正人氏のコラム(コチラ)によれば、安倍首相と英国紙の記者の間で、このようなやりとりがあったらしい。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kimuramasato/20140123-00031915/
『第一次大戦開戦100年に合わせたコラムで「(宥和主義が大戦を招いた)ミュンヘンより(介入が大戦を拡大させた)サラエボに学べ」と警鐘を鳴らした英紙フィナンシャル・タイムズの著名コラムニスト、ギデオン・ラクマン氏は安倍首相が出席したセッションのモデレーターを務めた。
それほど世界で発信力を持つラクマン氏がフィナンシャル紙のダボス発ブログで安倍首相とのやりとりを紹介している。
ラクマン氏「中国と日本の間の戦争は考えられるか」
安倍首相「中国と日本の緊張は第一次大戦の数年前のドイツと英国のライバル関係に良く似た状況だ」
「現在の中国と日本にも、100年前のドイツと英国と同様、非常に強い貿易関係がある。しかし、第一次大戦ではドイツと英国の貿易関係は大戦勃発を防ぐことはできなかった」
「偶発的な紛争勃発は災厄だ。日本は中国に対して、中国人民解放軍と自衛隊の対話チャンネルを開くよう繰り返し求めている」
「アジア太平洋地域が不安定化しているのは、中国が毎年、国防費を10%ずつ増やしているからだ」
「今年後半、日米は安全保障について協議する。日本は米国との同盟関係を強化したい」』
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mewは、何でまた安倍首相が、第一次世界大戦の話を持ち出したのか、不思議に思っていたのだが。この懇談会の司会役を、第一次大戦開戦100年に合わせたコラムを書いていたコラムニストが務めたことから、そのような方向に話が向かったのかも知れない。^^;
ちなみに第一次世界大戦前の欧州各国の関係&状況は、非常に複雑なので、ここではスル〜したいと思うのだが。<すごく大雑把に言えば、ドイツが国力&軍事力を増して、イギリスと海上における覇権を争い、海軍の戦闘艦の建造能力を競う建艦競争を繰り広げることに。イギリスはドイツを封じ込めるために英仏露の三国協商+αを結び、独墺伊の三国同盟と対立。アレコレあって、英国は、ドイツ軍がベルギーに侵入をしたのを機に宣戦布告し、ドイツは最終的に英国を含む連合国側に大敗した。>
政治学者の中には、今の軍事力&海洋覇権の拡大をもくろむ中国を当時のドイツになぞらえて分析する人がいるらしい。(~_~;)
菅官房長官の説明によれば、安倍首相は、英独のような戦争に発展しないために、両国の政府や軍隊が対話を行なうべきだという意図で、発言したそうなのだが。<たぶん、気分は欧州の海軍強国だった英国の首相ね。^^;>
ただ、安倍首相が、ダボス会議の講演でも、おそらくはこの懇談会でも、中国の軍事拡大や海洋進出などを強く批判していたこと、また昨年末の靖国参拝によって、欧州も含め、他国から日本が(安倍首相が)また軍国主義を復活させようとしているという見方が広がっていることもあって。
海外のメディアの中に、安倍首相があえて中国を挑発しているのではないかと考えたり、「いざとなったら、英国のようにドイツと戦って叩く気でいるのではないか」と受け止めたりした人がいたとしても不思議はないようにも思える。(-_-;)
<安倍首相は、昨年、米国の講演で「私を右翼の軍事主義者と呼んでも構わない」とか言ったりもしているしね〜。(~_~;)>
* * * * *
正直なところ、mewの目にも安倍首相の中国に対する言動は、極めて挑発的、好戦的に映ることが多々あるし。知人の中には、「安倍は、ホンネでは、日中軍の間で小さな偶発的事故が起きるのを待ち構えている(期待している?)のではないか」と言っている人までいるほどで。
米国はもちろん、欧州各国も、そのような事態が起きることを強く警戒&危惧しているのではないかと察する。(-"-)
そんな中で、日本の首相が(たとえどのような質問の仕方をされたとしても)、今の日中関係を、戦争に発展した第一次世界大戦前の英独の関係になぞらえることは、決して好ましい&望ましいとは言えないのではないかと思うし。
安倍首相の靖国参拝や他の言動とあいまって、中韓だけでなく、欧米諸国からもさらに危険視されるおそれがあるのではないかと憂慮している。(-"-)
<尚、中国の外務省は早速、この発言を批判していたようだ。『「第一次世界大戦のイギリスとドイツの関係の歴史に何の意味があるのか、中国の指導者の発言は侵略の歴史からの逃避だ。概念をすり替えようとしている」(中国外務省秦剛 報道局長) 中国外務省の秦剛報道局長は、23日の定例会見でこのように述べ、安倍総理が現在の日中関係を「第一次世界大戦前のイギリスとドイツの関係に似ている」という趣旨の発言をしたとイギリスメディアが報じたことを受け、強く批判しました。(TBS14年1月23日)』>
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また、21日には、こんな報道が出ていた。
『自民党の脇雅史参院幹事長は21日の記者会見で、沖縄県名護市長選で米軍普天間飛行場の移設問題が最大の争点となったことに関し、「(米軍)基地といった迷惑施設、例えばごみ焼却場とか、そういったものはたくさんある」と述べた。安倍政権が日米同盟強化に取り組む中、与党幹部が在日米軍基地を「迷惑施設」としたことには不適切との指摘も出そうだ。(時事通信14年1月21日)』
そうそう。米軍基地というのは、沖縄を含め、米軍基地のある地域の住民の多くにとっては、まさに「迷惑施設」なんだよね。(・・)
それゆえ、mewは、脇くんの言っていることは、極めて正しいのではないかと思うのだけど。
<そう思うなら、一緒に基地反対の活動に加わってくれればいいのにね。(~_~;)>
ただ、米政府や米軍は、これをきいてかなり不快に思うだろうし。日米軍事同盟の強化&辺野古移設の早期実現に意欲を燃やす安倍首相の足を思いっ切り引っ張る発言になったと言えるだろう。(@@)
<何か4月に来日予定のオバマ大統領が、安倍首相は「国賓」として招待していたのに、日本には短い時間しか滞在しないから、(宮中晩餐会などの行事が多い)国賓扱いはやめて欲しいって言ってるんだって。(・・)(*2)>
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そして、mewが「政治家は、こういうことだけは、絶対にクチにすべきではないだろう」と、その神経を疑った&怒りを通り越して唖然とさせられた発言がこれだった。(`´)
自民党の二階俊博氏が、22日、経団連のシンポジウムで、東日本大震災と阪神大震災について、「自民党が選挙に負けたからああいうことになった。そのとき必ず災害が起こってくる。二度あることは三度ある」と語ったというのだ。(゚Д゚)
『自民党の二階俊博・党国土強靱(きょうじん)化総合調査会長が22日、東京都内で開かれた経団連主催のシンポジウムで講演し、この次来るときは自民党が政権を離さないようにして災害に備えなきゃいけない」と話した。
民主党や 社会党から首相を出していた当時の政権の対応のまずさが被害を拡大したとの認識を示したものだが、選挙結果と結びつけた発言は不謹慎との批判も招きそうだ。
二階氏は、御手洗冨士夫・経団連名誉会長が「3・11の時も阪神の時もたまたまあまり経験のない政府だった」と述べたのに応じて発言した。「そういうことに得手(えて)の悪い内閣が内閣の地位におった。これは本当に不幸なことだった」とも話した。さらに「だれが悪いかと言ったらいずれも自民党が悪い」と述べ、首相を出せなかった自民党の責任も指摘した。(朝日新聞14年1月22日)』
<二階俊博氏(74)は、衆院10期(和歌山2区)。83年に自民党公認で初当選。93年に小沢一郎氏らと自民党を離党し、新生党→新進党→自由党→保守党→保守新党を経て、03年に自民党に復党。経産大臣や総務会長などを歴任している。
志帥会(伊吹派)の会長だった伊吹文明氏が12年末に衆院議長になり、派閥を離脱したことから、二階氏が後任の会長に就任。現在、志帥会は二階派と呼ばれている。(~_~;)>
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この発言を見て、震災直後の11年3月15日に石原慎太郎氏(当時は都知事)が発した言葉を思い出した人もいるのではないだろうか?(・・)
<関連記事・『 「津波は天罰」と言う石原を、都民は4選させるのか?』>
http://mewrun7.exblog.jp/14434748/
石原氏は、今回の津波が天罰だったと発言。「日本人のアイデンティティーは我欲になった。政治もポピュリズムでやっている。津波をうまく利用してだね、我欲を1回洗い落とす必要があるね。積年たまった日本人の心のアカをね。これはやっぱり天罰だと思う」「被災者の方々はかわいそうですよ」
そして、「残念ながら無能な内閣ができるとこういうことが起きる。(95年の阪神大震災の際の)村山内閣もそうだった」と語ったのである。(-"-)
<尚、この発言に対する批判が都庁に多数来たこともあって、石原氏は翌日に「行政の長である私が使った天罰という言葉が、添える言葉が足らずに、被災者の皆様、国民、都民の皆様を深く傷つけたことから、発言を撤回し、深くお詫びします」と謝罪発言を行なったのだが。
mewには、「天罰」であるという考えは維持しつつも、添える言葉が不足したため人々を傷つけたとして謝罪しているようにしか見えなかった。(-_-)>
* * * * *
ちなみに阪神大震災の時は、自社さ政権だったのだが。(二階氏は離党中だったくせに。)
社会党(当時)の村山富市氏が首相だったことから、保守派からは、自衛隊の発動が遅れたなどの批判が出ることに。<でも、自民党は政権与党として多数の閣僚を出しており、実質的には自民党が中心となって、政府としての震災対応に当たっていたんだよね。(・・)>
また、東日本大震災の時は、民主党の菅政権。確かに民主党政権には災害対応に不慣れだった部分もあったかも知れないのだが。<しかも、自民党が「菅おろし」のチャンスだと考えて、震災対応にまともに協力しなかったしね〜。(-"-)>
大規模な地震と津波の被害に加え、福島原発事故も重なる未曾有の災害に見舞われたことから、仮に自民党政権であったとしても、どこまでスムーズに対応できたかどうかは「???」だろう。^^;
<逆にmew個人は、もし自民党政権だったら、福島原発事故の対応を東電と経産官僚に(&米国にも?)お任せにして、トンデモない状況に陥っていたおそれがあるので、民主党政権、しかも、東電や官僚の言葉を安易に信じない菅直人氏が首相の時に起きたのは不幸中の幸いだったと思っている。(・・)>
* * * * *
ただ、問題は、震災対応がどうかということではないのだ。(~_~;)
二階氏が「自民党が選挙に負けると、必ず災害が起こってくる。二度あることは三度ある」というカルト染みたアブナイ発想を有していること、しかも、それを臆面もなく公の場で語ってしまうことがゆゆしき問題なのである。(ーー)
<石原氏もそうだし。mewは他の議員や識者がこういう発言をしているのも見たことがあるので、保守派の間で、そういう話が出る機会が結構あるのかも。(~_~;)>
たとえ経団連のシンポジウムの場であれ、国民に対して「自民党が選挙に負ければ、災害が起きる」というのは、ある種のカルト的な脅しに近いものがあるし。
だから「次の災害に備えて、自民党が政権を離してはならない」と政権維持への支援を求めるような発言を行なうというのも、おかしな発想だろう。(-"-)
しかし、残念ながら、日本は自民党or保守派が政権を維持しないといけないのだと。そうしないと(サヨクが政権をとると)天変地異が起きるのだと、思い込んでいる政治家が少なからずいるかも知れず・・・。
こういう話を目にするたびに、「日本がアブナイ」と強い危惧感を覚えてしまうmewなのだった。(@@)
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ところで、19日の名護市長選で辺野古移設反対派の稲嶺市長が、自民党が擁立した移設推進派の候補に勝ったにもかかわらず、安倍内閣は、選挙結果を意に介さず、着々と辺野古移設の計画を進めて行くつもりでいるようなのだが・・・。(-"-)
そんな中、自民党の木原稔防衛政務官が、移設中止を求める社民党議員に対し、「永田町(国会?)の民意と少数民意の尊重」が云々と意味不明の説明を行ない、反発を招いているという。
『防衛省の木原稔政務官は22日、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を断念するよう求めた照屋寛徳社民党衆院議員ら県選出・出身の野党国会議員の要請の場で、「私も政治家なので民意は大事にしなければならないと思っている」とした上で、「永田町の民意で言うと、自民党が多数派で野党は少数派だ。(名護市長選で敗れた)末松文信さん側も少数派だが、小さな声にも耳を傾けねばならない」と語った。木原氏との会談後、照屋氏らが記者団に明らかにした。
赤嶺政賢衆院議員(共産)は「永田町の民意が沖縄の民意を超えるというのか。実際に基地被害を受けているのは誰だ」とその場で抗議した。同席した玉城デニー衆院議員(生活)らも発言に疑問を呈した。
木原氏は19日に行われた名護市長選について「結果は4155票差で、割合でいうと56対44ぐらいだ」と具体的な数字を挙げて「小さな声にも耳を傾けねばならない」と述べ、移設推進を掲げて敗れた末松氏の主張に理解を示した。
また「今回の選挙結果は直近の民意だが、同じように選挙で選ばれた仲井真弘多知事の埋め立て承認も民意の一つだ。そういうことを踏まえ、丁寧に議論せねばならない」と語った。
本紙の取材に対し木原氏は「『永田町の民意』でなく、『国会の民意』だと言った。国会では自民党が多数派で野党が少数派だが、一般論として少数の民意も尊重しなければならないという正しいことを話しただけだ」と釈明した。
名護市で移設に反対する稲嶺進氏が再選された民意について赤嶺氏らが見解を求めたのに対し、木原氏が「国会の民意」を持ち出したことに議員らは反発した。(琉球新報14年1月23日)』
<ちなみに木原稔氏(44)は、衆院2期(熊本2区)。安倍氏をしのぐ超保守タカ派的発言をアチコチで行なっている議員。>
この木原氏の発言は、あまりにも矛盾点やツッコミどころがたくさんあって、ここには書き切れないのだけど。<仲井真氏は「県外移設」の公約で当選しているのだし。国会の少数派を尊重するなら、移設反対の声にも耳を傾けるべきだし。何より「数の力」で国会で強硬策を展開したのは、木原くんの敬愛している安倍首相なのだし。etc.etc・・・>
どうやら今日24日から通常国会が始まるらしいのだけど。これらの問題発言や秘密保護法などに関して、しっかりと野党に追及して欲しいと思うし。
改めて安倍政権を1日も早く倒さなければという気持ちが強くなったmewなのだった。(@@)
THANKS
*1
『安倍総理大臣は、世界各国の政府首脳や経済界のリーダーが一堂に会してスイスで開かれている世界経済フォーラムの年次総会「ダボス会議」で、日本の総理大臣として初めて基調講演を英語で行いました。
この中で安倍総理大臣は、みずからが掲げる経済政策・アベノミクスについて「日本経済は長引くデフレから抜け出そうとしている。ことしは春に賃上げもある。久方ぶりの賃金上昇で消費が伸びる。日本の財政状況も着実に改善し、財政健全化の軌道に乗りつつある」と述べ、成果を強調しました。
そのうえで安倍総理大臣は、「法人にかかる税金の体系も国際相場に照らして競争的なものにしなければならない。企業がためたキャッシュを設備投資、研究開発、賃金引き上げへ振り向かせるため、異次元の税制措置を断行する。本年、さらなる法人税改革に着手する」と述べ、法人税の実効税率の引き下げを含む税制改革に取り組む決意を表明しました。
また安倍総理大臣は、経済の成長戦略に関連して、「既得権益の岩盤を打ち破るドリルの刃になると私は言ってきた。春先には国家戦略特区が動き出す。そこでは、いかなる既得権益といえども、私の『ドリル』から無傷でいられない」と述べ、引き続き規制改革を進める考えを強調しました。
さらに安倍総理大臣は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定について、「私の経済政策の柱だ」としたうえで、EU=ヨーロッパ連合とのEPA=経済連携協定とともに交渉を加速化させる考えを示しました。
また安倍総理大臣は、「いまだに活用されていない資源の最たるもの。それが女性の力だ。2020年までに指導的地位にいる人の3割を女性にする」と述べました。
一方、安倍総理大臣は、外交・安全保障政策について「日本は今、世界の平和に対し、これまで以上に積極的貢献をなす国になろうとしている。世界が抱える課題の解決は、互いに思いやり、いたわり合う、国と国、人と人の連携、協力によってしか目指すことはできない。新しい日本が『積極的平和主義』を今、掲げようとしている。ぜひ頼っていただきたい」と述べました。
そして安倍総理大臣は、海洋進出の動きを活発化させている中国を念頭に、「アジア・太平洋地域にあって、繁栄の基礎となるのは人や物の自由な往来だ。海の道、空の道などを守り抜く手段とは、法による秩序を揺るぎないものにすることだ」と述べました。
そのうえで安倍総理大臣は、「アジア地域を、武力と威嚇でなく、信頼と秩序の地域にしていくために、われわれは際限なく軍備が拡張されることは抑制しなければならない。軍事予算を徹底的に透明にし、検証可能な形で公表すべきだ。海洋に関する国際法に基づいた行動を促すルールも整えていかないといけない」と述べ、法の支配や軍事予算の透明性の確保の重要性を訴えました。
また安倍総理大臣は講演のあとの質疑で、みずからの靖国神社参拝に関連して「靖国神社について誤解があるので、少し説明したい。明治維新や第1次、第2次世界大戦で亡くなった人たちが祭られている。国のために戦い、亡くなった方に敬意を持って冥福を祈るのは、世界のリーダーの共通の姿勢で、それと同じことをした。靖国神社の境内には鎮霊社という場所もあり、世界中の戦場で亡くなった人すべてが祭られている。私はここでも手を合わせて、二度と再び戦争の惨禍で人々が苦しむことのない世界を作るという不戦の誓いをした」と述べました。
そのうえで安倍総理大臣は、「中国や韓国の人々を傷つける気持ちは全くない。中国は最も大切な2国間関係の1つで、韓国も最も重要な隣国だ。さまざまな課題があるからこそ、首脳間の話し合いを胸襟を開いて行いたい」と述べました。(NHK14年1月22日)』
* * * * *
*2
『米大統領来日は国賓待遇にならず、靖国が影響か
4月に予定されているオバマ大統領の来日が、国賓待遇ではなく、宮中晩餐会も行われない方向であることが、JNNの取材で明らかになりました。アメリカ側が想定する日程では国賓待遇としての十分な時間がとれないためで、靖国をめぐる不協和音など、日米関係の昨今のあつれきが浮き彫りになった格好です。
オバマ大統領の4月の訪日をめぐっては、去年2月、安倍総理が訪米した際、国賓として来日するよう要請し、去年の年末まではその方向で両国間で調整が続いていました。しかし、今回のオバマ大統領の日本滞在時間が当初の想定よりも短くなる見込みとなり、国賓として待遇する際、慣例となっている日本到着時の歓迎式典、天皇陛下との会見、宮中晩餐会などの行事を行うには十分でないとの判断から、国賓よりランクの下がる「公式実務訪問」とすることで最終調整が進められているということです。
政府関係者によりますと、オバマ大統領のアジア歴訪をめぐっては、韓国にできるだけ長く滞在するよう朴槿恵(パク・クネ)大統領側が強く働きかけているということで、ここでも日韓のせめぎ合いが繰り広げられています。
安倍総理の靖国参拝に関するアメリカの「失望」コメントやTPPの交渉難航など、日米関係がギクシャクしているだけに、政府としてはできるだけ国賓に準ずる形でオバマ大統領の来日を盛り上げたい考えで、検討が続けられています。(TBS14年1月20日)』
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