★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK159 > 884.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
情報公開で発覚 黒塗りだらけ「新国立競技場」デタラメ構想(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/884.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 1 月 24 日 08:00:00: igsppGRN/E9PQ
 

                 黒塗りだらけの見積書/(C)日刊ゲンダイ


情報公開で発覚 黒塗りだらけ「新国立競技場」デタラメ構想
http://gendai.net/articles/view/news/147459
2014年1月23日 日刊ゲンダイ


 この問題も都知事選の争点にすべきだ。東京五輪のメーン会場、新国立競技場の建設計画のデタラメである。

 建設予定費は当初の1300億円から一気に3000億円に膨らみ、最終的には約1700億円に収まったが、なぜ猫の目のように数字がコロコロ変わるのか。

 日刊ゲンダイ本紙は建設予定費の積算根拠について、所管の文科省に情報公開法に基づき、開示請求を行った。すると、文科省の出してきた「見積書」は真っ黒け。A4判26ページの資料の中身といえば、工事内容や設計仕様、用いる資材の名称と数量、単価にいたるまで、すべてが墨塗りで隠されていた。

 文科省は「工事発注時の予定価格が類推される恐れがある」(スポーツ・青少年企画課)と説明したが、これでは建設予定費が当初より膨らんだ理由が、さっぱり分からない。積算根拠を何ひとつ明かさず、べラボーな税金を勝手に使うなんて許されない。

 これだけの巨額を投じ、競技場として採算が取れるのかも疑わしい。

 競技場を管理する「日本スポーツ振興センター」(JSC)の試算によると、新国立競技場のランニングコストは年間約38億円(人件費を除く)に上る。現在の国立3施設(国立競技場、秩父宮ラグビー場、代々木体育館)のコストは約8億8000万円で、実に4倍以上だ。

「新競技場に設置される『開閉式の屋根』の管理、それに伴う空調費や清掃費のコスト増が大きな理由です。ちなみに、開閉式屋根の建設予定費は約150億円。本当に必要なのでしょうか」(政界関係者)

 コスト増を賄うため、JSCは年間収入を45億5500万円と見込むが、この金額も現在の国立3施設の25億4889万円(12年度実績)の2倍近くで疑問符がつく。試算のうち、目を引くのが「企業賃貸スペース(パートナー収入)」という項目で、18億4400万円を計上。収入の実に4割だ。JSCは「民間の商業施設やレストランを競技場内に誘致し、賃貸収入を図りたい」(新国立競技場設置本部)と説明するが、これぞ“捕らぬたぬき”で、よっぽど人気イベントがあって人が押し寄せない限り、企業だって及び腰になる。

■全てを秘密にしてド派手施設建設

 建設見積もりは「秘密」、収支見込みは「大甘」の「税金ムダ遣い」施設が出現することになってしまうのだが、新競技場は東京都の風致地区に建つ。そのため、「都知事が同意しなければ、建設申請は認められない」(都建設局公園課)という。

 こうなれば「派手な施設を誇示する五輪ではなく、水と緑に囲まれ、日本らしい簡素で優美な五輪を目指す」と公約に掲げる細川陣営に望みを託すしかないか。


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2014年1月24日 16:30:10 : oqiBywr21c
東京五輪メーンスタジアムのずさんな計画 裏に森元首相〈AERA〉
dot. 1月24日(金)16時4分配信

 東京五輪のメーンスタジアムの建設計画が大幅に遅れている。設計作業が滞り、巨額予算に「税金の無駄遣い」の批判が相次ぐ。

「最初に予算1300億円でコンペを実施した以上、工事費の上限は1300億円だからね」

 昨年暮れ、国立競技場の建て替え計画を議題とする自民党の無駄撲滅プロジェクトチーム(PT)の会合が開かれ、座長の河野太郎衆院議員が、計画を進める独立行政法人の日本スポーツ振興センター(JSC)と文部科学省の担当者らに向かって吼(ほ)えた。

 2020年の東京五輪でメーンスタジアムとなる「新国立競技場」が世にその姿を現したのは、今から1年余り遡る12年11月7日のことだ。

 国際デザインコンペで選ばれたのは、英国建築家のザハ・ハディド氏の案だった。屋根の高さ約70 メートル、延べ床面積約29万平方メートルという壮大な建築物だ。当初、建て替え事業の予算は約1300億円だったが、ザハ案に基づいて試算すると、最大で約3千億円とはじき出された。

 大きく膨らんだ事業費にとどまらず、その巨大な躯体(くたい)が、都心の貴重な緑地空間である明治神宮外苑の歴史的景観を破壊する、という声が噴き上がった。東京体育館を設計した建築界の重鎮、槇文彦氏が計画再考を提言。新国立競技場の計画見直し論議に火を付けた。

 批判を受けて、JSCは、延べ床面積を約22万平方メートルに縮小した計画案をまとめ、事業費を1699億円(本体1395億円、周辺整備費237億円、解体費67億円)で収めた。

 こうした紆余曲折を経る中で、作業スケジュールが大幅に遅れている。当初は昨年10月に基本設計に入り、今年7月から15年10月にかけて現競技場を解体。19年3月に完成する予定だった。ところが、今月15日現在、基本設計に着手できず、JSCは「基本設計に入る日取りは未定」としている。東京五輪までに、新国立競技場の建設が間に合うのか疑問符が付いている。

 これに加えて、今回の建て替え計画に対して、いくつかの疑問が浮上している。

 そのひとつは、建築物の高さ規制の変更手続きだ。もともと国立競技場のあるエリアは明治神宮外苑の一部で、風致地区として建築物の高さが15メートルに制限されている。ところが、12年7月20日にJSCが示した新国立競技場のデザイン募集要項では、施設の最大高さは70メートルに設定されていた。ザハ案選定後、JSC側から要請を受けた東京都都市整備局が昨年6月、一帯の高さ規制を75メートルに「緩和」した。

 東京都土地利用計画課の飯泉洋課長は、「規制『緩和』という言葉は正しくなく、風致地区の適用除外に該当すると判断したものです。今回は風致地区の一部を再開発等促進区としました。根拠となる法律は都市計画法と建築基準法で、これに基づきコンペ後、75メートルを『設定』しました」という。

 こうした手続きの流れについて、JSC新国立競技場設置本部の高崎義孝課長は、「まず基本設計があって、それを基に図面を作成し都市計画を変更するのが一般的でしょう。ただ今回は基本設計の前にコンペを行ったので、求めたのはグランドデザインだけでした。スケジュール的に厳しい中、企画提案と都市計画を両輪で進めなければなりませんでした」と説明する。

 一連の背景には、「国立競技場将来構想有識者会議」メンバー、森喜朗元首相の「19年ラグビーワールドカップは新国立競技場で」という鶴の一声がある。いわば、新国立競技場は19年完成が至上命題となり、それに間に合うようなタイトなスケジュールが要求された。通常なら基本設計に基づいた図面で予算を見通した上で募集要項を作成するという順序が、逆さまになってしまったのだ。

※AERA 2014年1月27日号より抜粋

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140124-00000009-sasahi-soci


02. 2014年1月24日 18:15:55 : 2ROoR7uCKc

 あの目障りで不細工なデザインを選んだヤツの見識を疑う。

 今の競技場をペンキ塗りなおして使えば充分だ。


03. 2014年1月24日 20:50:57 : 1ioo7h1uY6
■5〜20%が バックマージン

 公共事業の額は 大きければ大きいほど

 おいしい!

 


04. 2014年1月24日 21:20:27 : 88pypw8Q3E
>>02

仰る通り
そもそもいまの国立競技場に使用不可能なところがあるんだろうか
いつもの通り新施設は建設すること自体が目的なのだろう

因みに、1984年のロスアンゼルス五輪のメインスタジアムは、1932年のそれを改修して使用している
・1984年 http://japanese.cri.cn/mmsource/images/2008/07/28/luoshanjiaoyun.jpg
・1932年 http://kaw.stb.s-msn.com/i/8F/3B31FDB525D32EA8BF77C8CD9A69.jpg


05. kuma2295 2014年1月25日 10:13:10 : gXWEfWTVWU3/o : vtaXSg5Mqs
 新国立競技場の設計で目を引くのは二本の並行する巨大な橋梁が骨格を形成していることだ。柱による空間創造よりも橋梁による空間創造の方が柱などの視界を遮るもののない巨大空間実現に適しているだろう。しかし新競技場設計案では橋脚間のスパンが500mを超えるため崩落の危険がある。
 投稿氏が指摘されているように莫大な建設費も現実的でなく、完成後にオリンピックを開催した後は高額な使用料からどの団体からも利用されない可能性が高い。巨大な空間のエアコンを稼働させた場合、どれほどの空調施設を稼働させれば良いのか、そしてどれほどの電気代が必要なのか、キッチリと試算しているのだろうか。
 設計コンペを行った上での設計者決定のようだが、誰がどのようなガイドラインに従ってコンペ審査を行ったのか、彼らの責任も問われるべきだ。
 奇抜な橋梁躯体デザインが本当に新時代を拓く設計哲学なのか、実用面と同時に安全面でも慎重な検証が必要だ。

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

▲上へ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK159掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧