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猪瀬直樹前知事の辞職に伴う東京都知事選が23日、告示された。電力の最大消費地の東京で、原発ゼロの是非が大きな焦点となる。2020年東京五輪に向けた街づくりや、急速に進む少子高齢化社会への政策も問われる。2月9日に投開票される。
JR新宿駅西口で第一声をあげた舛添要一氏(65)は「五輪を成功させる。10年かけてできないことも、五輪を目標に6年で進められる」と訴えた。自民党の石原伸晃都連会長、公明党の高木陽介都本部代表が駆けつけるなか、脱原発には触れず、「世界一の福祉都市にする」と述べた。
細川護熙氏(76)は、西新宿の都庁近くで第一声。「原発を無くして再生可能エネルギーで活力ある国をつくるか、原発にしがみついて日本を衰退させるのかを選ぶ選挙だ」と脱原発を前面に打ち出した。小泉純一郎元首相(72)も並び、「最大の問題は原発をどうするかだ」と訴えた。
前回12年都知事選に続く立候補となる宇都宮健児氏(67)も脱原発を掲げる。JR新宿駅東口で「東京から原発のない社会を目指そう」と訴えた。格差是正や福祉の充実にふれ、「東京を、お年寄りも若者も男性も女性も障害がある人も、世界一暮らしやすいまちをつくる」と述べた。
田母神俊雄氏(65)は、JR渋谷駅前で「首相と同じ方向を向いて東京をリードし、強くたくましく優しい東京にしたい」。防災については「緊急時は警察、消防が連携し即時に動く」と述べた。日本維新の会共同代表の石原慎太郎元都知事も駆けつけ、「国を愛する心が強い人」と話した。
家入一真氏(35)は、東京・渋谷のカフェで、第一声をネット中継。ネットを通して来る質問に答える形で、「既存の選挙とか政治とかをハッキングしたい。少しでも政治を僕らの手に取り戻したい。自分たちの意見が反映されるなら、20代30代も投票に行く」と語った。
ドクター・中松氏(85)はJR渋谷駅のハチ公前で第一声。「4月の消費増税に向けて都税を下げ、都民の暮らしを楽にする」と述べた。20年五輪の専門副知事を置き、改修される国立競技場の計画見直しを訴える。
主要政党は、自民、公明両党が舛添氏を支援する。自民党都連と公明党都本部は推薦したが、舛添氏は自民党が野党時代に離党して除名されており、党本部の推薦は見送られた。ただ、細川氏が小泉氏と連携して脱原発で安倍政権と対決する構図になり、幹部や閣僚を応援に入れる全面支援態勢をとる。
共産、社民両党は宇都宮氏を推薦する。細川氏は政党の推薦を受けない姿勢だが、民主、生活、結いの党が勝手連として支援する。維新は自主投票。元都知事の石原共同代表が田母神氏を支援する一方、細川氏を支援する国会議員もいる。
都選管によると、22日現在の有権者数は1082万567人になる。
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●都知事選の主な争点
【原発】原発再稼働の是非。エネルギー政策のあり方。
【五輪】被災地との連携や、競技施設計画の見直しの是非
【防災】首都直下型地震への備え。木造住宅密集地域解消や帰宅困難者対策
【福祉】待機児童解消や、高齢者施設整備のあり方
【教育】学力向上や人材育成、いじめ対策
http://digital.asahi.com/articles/ASG1R03JSG1QUTIL05V.html
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