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2014/01/22 【東京都知事選】細川護熙氏 立候補正式表明 記者会見─動画全編
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/120962
IWJの記事です。
脱原発のシングルイシューで、他の話題には回答していない。福祉目的税(消費税のこと)を真夜中に発表会見した人らしい。若者から職を奪った小泉と消費税増税・TPP・特定秘密保護法の露払いした民主党から支援を受けているこの人が、脱原発の切り札なのか疑問です。都民も本当に脱原発したいなら、政局争いの駒に投票しない方が良いと思える。
以下、岩上安身氏のツイート。
1月22日(水)17時より「東京都知事選 細川護煕候補 記者会見」の模様を実況します。
細川氏より冒頭発言。
私は政治の世界を退いてから創作活動をする一方で、東日本大震災後は脱原発の声を上げてきました。各界の敬愛する方、特に小泉元総理から『最後のご奉公を』と言われ、出馬の決意をしました。今の国の目指している方向に、何かと危ういものを感じています。憲法、安全保障、近隣諸国との関係でも危惧をしています。経済政策でも、"腹一杯ではなく腹七分目"を目指すべき。成長がすべてを解決するという傲慢な資本主義では何も解決しません。現政権は、成長のためには原発が必要だ、という姿勢を取っていますが、これに大変な危機感を覚えます。3.11以後、原発が安全でクリーンなエネルギーだという神話は完全に崩壊しました。原子力による発電コストは安いという嘘がまかり通ってきました。今ここで原発ゼロを明確に打ち出さなければ、40年、50年を経ても原発依存から抜けだせないでしょう。この都知事選は、小泉元総理が述べたように、原発がなくても日本が発展できると考える人々と、そうではない人々との戦いです。2020年東京五輪・パラリンピックについて。当初、原発事故の収束がなされていない状態で、五輪を招致することに反対でした。しかし開催が決定したからには、これを復興の契機にすべきだと考えが変わりました。私は原発に頼らない東京を作るために、都民に対し節電を促すとともに、省エネのための技術開発を進めます。五輪は東北の皆さんに協力していただき、実質的には"東京・東北オリンピック"のようなものにしたいと思います。世界は文明史の折り返し点に立っています。福島原発事故は、転換に着手しない我々に対する、緊急警報ではなかったでしょうか。医療、介護、子育てに関する規制改革を行いたいと思います。私には何のしがらみもありません。既得権と戦うことができます。なお、借入金に関しては10年をかけて返済をし、総理を辞することでけじめをつけさせていただきました。
ニコニコ動画七尾記者「むこう3年間、国政選挙はない。選挙戦を通して、脱原発をどのように浸透させるか」。
脱原発は国の存亡がかかった話し。これから毎日、脱原発を訴えていきます。
読売新聞「政治とカネの問題について。猪瀬前知事の問題と細川氏の1億円の問題が似通っているとの指摘があるが」。
佐川の問題は、30年以上前に佐川急便から1億円を借入れ、10年かけて全額を返済しています。
読売新聞「開示されている資料に不備が多いとの指摘がありますが」。
私は十分であると認識しています。説明が二転三転しているということもありません。国会で質問されるたびにこちらも資料を出すわけですから、説明が積み重なっていったということです。
読売新聞「これからも説明責任を果たすつもりはあるのか。政治献金として利子を受け取ったという説明は、辞任の時に明らかとなったと思うのですが」。
それは違いと思いますが。議事録はよく読んでいただければと思います。
TBS「先ほどからお手元の書面を見てますが。準備の時間がかかったなあという印象があるのですが」。
14日に出馬表明をして、1週間もたっていません。事務所も立ち上げないといけないし、借入金問題についてもしっかり調べないといけなかった。
TBS「原発政策に関する具体例を」。
エネルギー戦略会議(仮)を立ち上げます。そこで、原発についてどういう対応をするか考えていきます。人選についてはまだ白紙です。
毎日新聞「何を機に脱原発に転じたのか」。
参議院の時、エネルギー特別委員長でした。伊方原発などにも視察に行きましたが、当時はクリーンで安全なエネルギーだという認識でした。その後、セラフィールド事故のドキュメンタリーを見て、こりゃいかんと。
毎日新聞「小泉元総理とのやり取りの経緯について」。
原発について会って話したのは12月21日。小泉さんも原発について大変な危機感を持っておられるな、と。都知事選のことを話したのは1月14日がはじめて。
BS「他にも反原発を掲げている陣営もあるが、どう違うのか」。
よく分かりませんが、脱原発が政策の筆頭にはきていないんじゃないですか。そこが違うと、一本化はできないということです。
フリー諏訪記者「柏崎刈羽の再稼働について。株主総会で提案するか」。
もちろん、両方ともそうします。
東京MXテレビ「猪瀬氏のエネルギー政策に対する評価について」。
石原さんでも猪瀬さんでも、良い政策は引き継いでいきたいと思います。東電改革についても、株主として言うべきことは言っていく、ということです。具体的なことはまだありません。
日経新聞「首都直下地震への対応について。少子高齢化対策について。規制改革についての具体的な内容は」。
都で作っている防災計画を、しっかりメリハリのついたものにしたいと思います。任期の間に、待機児童をゼロにしていきたいと思います。
知事の頃から規制の問題に取り組んできましたので、腰を据えてやっていきたいと思います。
日経新聞「具体的には」。
それはまだ。頭の中には色々ありますけれども。
朝日新聞「今回の都知事選は、原発ワン・イシューということでしょうか」。
憲法とかTPPとかありますけれども、原発の問題が命に直結する、一番優先して取り組むべき課題だと思います。放射能を世界中にばらまいていますから。
産経新聞「総理大臣の靖国参拝について。小泉元総理も参拝されました」。
心の問題だと思います。国際的に刺激が強いですので首相は参拝しないほうがよいと私は思います。
産経新聞「冷え込んだ日中関係について」。
そこまでは考えておりませんが。
朝日新聞「集団的自衛権の行使容認など、安倍政権がタカ派色が強まっていることへの警戒感はあるのでしょうか」。
それは国政の話しですから。
岩上「集団的自衛権の行使容認、秘密保護法、憲法改正に関するご自身のお考えについて。経済の新自由主義的な方向性について、支援を受けている小泉さん、それを受け継いでいる安倍政権に対する考え方について」
集団的自衛権は賛成ではありません。憲法をいじることも賛成ではありません」。
岩上「小泉さんと見解がぶつかりませんか?」。
それはないでしょう。脱原発ということで一致しているわけで、靖国がどうとか、話しあったこともありません。
TBS「体力面に不安はないか。公開討論会には出席しないのか」。
公開討論会は、ワイドショー的にぐちゃぐちゃに議論をやるようなことはしたくない。司会者に時間を取ってもらって政策を訴えるようなかたちなら、いくらでもやります。私が申し上げたいのは、不条理に対して戦う気力があれば、老いることはない、ということです。例え90歳であっても、戦う気力がある人間は若いのではないか、と。そう思っております。
朝日新聞「殿ということが言われますが、ご自身のイメージをどのように考えてますか」。
殿、ご乱心なんてことが言われますが。乱心していないとこんなところに出てこないですよね(笑)。
フランステレビ「フランスで陶芸の展覧会をされていますが、反響はいかがでしたか」。
この器はヴェルレーヌの詩のようですね、とかなんとか言われましたね。フランスの方は、たいへん哲学的なものいいをされますね(笑)。
ニコニコ動画「細川さんはインターネットについてどのように捉えていますか」。
私はまったく分かりません(笑)。
以上で実況を終了します。アーカイブ動画は後ほどIWJのホームページにアップいたします。
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