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今までのように、我慢や配慮では対外的に生きていけなくなっている。私たちは、激動の時代を乗り切ることができるだろうか。
日本が我慢や配慮の外交で生きていけなくなった4つの理由
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2014年1月22日 Darkness - ダークネス
日本は今まで国際社会の中で、あまり発言しないようにしてきたので、世界でも類を見ない経済大国なのに影が薄かった。
日本はずっと、自我を通さずに我慢し、諸外国に遠慮し、譲ってきた。そして、あちこちで何か問題があったら配慮してきたので、とても御しやすい国だと思われ続けてきた。
戦後から現在まで、一貫してそのような姿勢が続いて来たのはなぜか。
戦前の日本が欧米と張り合い、主張してきたが、戦争に負けて国が焼け野原になってしまったからだ。主張し、行動して、すべてを奪われて国がボロボロになったのだ。
その反省から、戦後の日本は一転して何も主張せず、欧米にはびくびくして対処するようになり、中国や韓国にも理不尽な要求があってもそれを受け入れてきた。
戦後の日本は、ずっとそのような姿勢で国際社会をやり過ごしてきた。しかし、もはやそのような姿勢では日本はやっていけないようになっている。言うまでもなく、もう時代は変わったからである。
■もはや、我慢や配慮だけでは生きていけない
日本は目覚めなければならない時代になりつつある。もはや、対外的に、我慢や配慮だけでは生きていけないのだ。
日本が我慢や配慮の外交で生きていけなくなったのは「4つの理由」がある。
1つ目の理由は、1980年代から急激に進んだグローバル化の波に、日本もまた容赦なく飲み込まれていったことである。
1980年代以降、日本は急激に円高が進み、日本企業は競争に打ち勝つためにどんどん工場を海外に作るようになった。それによって今まで海外のことなど何の興味もなかった一般的な日本人も海外に出るしかなくなった。
そのために、国外との接触が増えるようになり、そこで日本人、日本企業、日本国の国益を主張しなければならなくなってきたのだ。
2つ目の理由は、1990年からのバブル崩壊がもたらした日本の衰退だ。
日本が欧米や東アジアから理不尽な要求をされてもまったく反論しなかった大きな理由は、金を稼ぐ方が日本のメンツを主張するより大事だったからでもある。
また、金を稼いで経済大国になることによって、日本は結果的に国防を達成していた。金持ち国家の日本と対抗したら、相手が締め上げられる。
しかし、日本が衰退して経済大国でなくなりつつあり、それによって国力が低下すると、諸外国があからさまに日本を見下すようになってきた。
衰退して「大したことがない国」と思われることによって、国外から軽んじられたり、理不尽な要求をされたりして、日本はもう我慢や配慮の外交で生きていけなくなっている。国益を主張しなければならなくなってきたのだ。
■「危険な民族」というレッテルが世界に蔓延
3つ目の理由は、中国と韓国の台頭だ。これらの国は骨髄から反日国家であり、この両国が力を付ければ付けるほど日本に対する反日を剥き出しに表明して来るようになった。
これに対して日本はずっと我慢をしてきたが、韓国が反日を「輸出」するようになってきて、事態はすでに容認できないところまで進んでいる。
このまま黙っていると、日本は「野蛮な民族」「危険な民族」というレッテルが世界に蔓延し、日本人というだけで嫌悪されることになっていくのである。
すでに韓国の執拗な反日工作によって、日本人を本能的に嫌うようになっている欧米人も増えているという。
朴槿恵(パク・クネ)という日本にとって史上最悪の韓国大統領は、中国の習近平と組んで、激しい憎悪で日本を貶めようとしている。
だからこそ、日本はそれに対して我慢や配慮をしていたらいけないのである。日本は、完全に敵対している中国と韓国を封じるためにも主張しなければならないのである。
日本が我慢や配慮の外交で生きていけなくなった4つ目の理由は、アメリカの衰退だ。
アメリカはベトナム戦争以後、何度も何度も盛り返して来たが、2001年の同時多発テロ以降、アフガニスタン・イラク戦争で国力を低下させ、リーマン・ショックで一気に衰退への道を歩み始めた。
それ以降、アメリカではしばしば財政危機がやってきて行政も国政も停止し、アメリカ国内では貧困層が爆発的に増えている。
■世界中から悪人にされ、嫌われ、疎んじられる
そういったアメリカ国内の混乱によって、アメリカは「世界の警察官」であり続けることができなくなっている。だから、中東からも、アジアからも兵を引いて影響力が消えていこうとしているのである。
日本はアメリカの傘の下にいたが、そのアメリカの傘がなくなりつつある。東アジアで日本と中韓の軋轢が高まり、大きな緊張が生まれているその最中に、アメリカの強大な影響力が消えつつある。
アメリカはシェールガス革命によって再び蘇る可能性が非常に高いが、アメリカ国内でエネルギーが得られるというのであれば、アメリカはエネルギー外交を展開する必要がなくなる。
だから、アメリカの影響力が低下していき、アメリカの庇護を失った日本は、自ら主張しなければ自国を守れなくなる事態に直面している。
もうすでに、日本を巡る状況は最悪と言ってもいいような状況になっている。
このまま私たちが我慢や配慮ばかりしていると、日本は世界中から悪人にされ、嫌われ、そして疎んじられるという危険なことになっていく。
世界のグローバル化。日本の経済的衰退。中韓の台頭。内向きになっていくアメリカ……。
時代は明確に変わったのだ。今起きているすべての国際的な事件は、もう日本人は今まで通りの生き方をしていてはならないことを示唆しているのである。
日本の衰退を止めるために戦略を取り戻し、中韓を敵と認識して対抗措置を出し、アメリカが消えても国防で問題がないように日本国軍を持たなければならない時代になった。
すでに、私たちは激動の時代に放り込まれている。
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