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<安倍の心臓をえぐる韓国言論>
「選挙に負けても辺野古移転は進める」と民主主義を否定する空しい言葉を残して、安倍はスイスへと飛んだ。彼の財閥と国家主義再興のための外遊費用は、いずれ政治問題になるかもしれない。カメラ利用に長けているが、其の分、彼の顔のしわや目の下のクマが心労を裏付けている。国粋主義者の運命なのか、哀れを誘う。昨夜、韓国人ジャーナリストの小論を見て、韓国人の鋭い勘に圧倒されてしまった。正に安倍の心臓をえぐる鋭い言論だった。
<天皇制国家主義(国粋主義)の源流の地を徹底取材>
以前にも韓国人ジャーナリストが靖国の戦争神社に合祀されているA級戦犯の墓地が、別の場所に建設され、厳重に管理されているというルポ記事を読んで、日本人のほとんどが知らない事実に愕然としてしまった。韓国・朝鮮人脈の成果は、中国を圧倒している。
今回は国粋主義の源流の地という極右の故郷・山口県の萩市に出向いて、偶像・創作・カリスマ化された吉田松陰の松下村塾・松陰神社を徹底取材している。昔のことだが、1度、河村建夫講演会に招かれて萩に行ったことがある。当時は河村と安倍が激突していた。しかし、夜間のため明治を忍ばせる街並みを見ることはなかった。松陰に興味を抱いたことのない筆者にとって、萩は関心外だった。
河村は田中龍夫の後継者だ。田中は軍人宰相・義一の息子であるが、父親の思想にかぶれていなかった。田中家から岸や安倍のことを見聞出来たものだ。長い経験と人脈を持っていないと、世の中を分析などできない。
松陰に心酔する安倍は、よく松陰神社にも参拝する。靖国派は神社・神道崇拝者、すなわち神がかりが共通している。理屈以前の世界に生きている。ある種のカルト人間である。ワシントンに服従する安倍が、それでも靖国参拝する行為は、カルト人間だから可能なのだ。
<吉田松陰を暴く>
韓国人ジャーナリストは、偶像化・神格化した松陰の正体にもメスを入れてゆく。国粋主義者としての松陰である。脱亜の福沢諭吉と共通している。近隣国への侵略を正当化した福沢のことを知るようになって、まだ20年か30年しか経っていない。1万円札を見れば、国粋主義の日本が今も健在であることが理解できる。
福沢の1万円札にメスを入れられない日本の今なのだ。20代で生涯を終えた松陰を心酔する安倍にとって、その剣の鉾先は、当時の徳川幕府の役割を担っているワシントンなのであろう?ホワイトハウスもようやく気付いたのであろうか?倒幕の尊王攘夷論には、天皇神格化と靖国がからみついている。明治政府が神道・神社の国教化で列島に神社信仰を強制、仏閣やキリスト教を排除した理由なのだ。田舎に行くと、今も屋敷中央に神棚が飾ってあるのにも驚かされるだろう。
山口県の自衛隊基地司令官の部屋にも神棚があった。神風を信じる自衛隊というのも怖い。
信教の自由を認めない国粋主義なのだ。そういえば昨日、近くの本屋を覗いた。右翼人士の本ばかりが並んでいて、薄気味が悪い。いまの日本の反映だろう。その中に神社を宣伝する写真集のような、けばけばしい本もあった。これにも驚いてしまった。安倍の靖国参拝の背後で、神社宣伝が新聞テレビ界にも及んで来ていることを、かなり以前から感じていたのだが。
歴史を直視、過去の教訓を学んで、近代を受け入れる人間には違和感を覚える。
<朴大統領の安重根への思い入れ>
長州・山口県出身の初代朝鮮統監・伊藤博文は、朝鮮・韓国人にとって福沢諭吉同様に侵略加害者の最高責任者である。その伊藤をハルビン駅頭で襲撃、殺害した安重根は、正に半島の英雄である。朴大統領が「ハルビンに記念碑を建てたい」と中国の習近平主席に要請、それが記念館として実現した。そこには深い認識を背景にしている。
韓国人ジャーナリストが、その源流を訪ねて、真相を明らかにしたのも、一連の流れを感じる。思いやりのある人間であれば、このことを心から受け入れることが出来るだろう。
36年間の植民地支配という民族の苦渋を舐めさせられた被害者が、日韓条約という紙切れに従って、なにもかもOKということにならない。そのことに対して国粋主義者とその政府は一顧だにしない。これに今の韓国・朝鮮人が屈することなどあり得ない。靖国参拝で対抗する安倍内閣を、日本の新聞テレビは批判しない。財閥に屈する新聞テレビに愕然とする筆者なのだが、これを評価する国民もいる、と一部のメディアは宣伝している。
狂気が新聞テレビを封じ込めてしまっている。言論の自由を封じ込める国粋主義に驚愕するばかりだ。
<ハルビン駅構内に記念館完成>
こうして安重根の記念館は、ハルビン駅構内に完成したと報じられている。そこへと韓国人観光客は沢山訪問している。中国と韓国の関係強化のシンボルとなってしまった。両国民、とりわけ若者の歴史教育を促進させるだろう。
中国と韓国の連携は、北朝鮮問題の解決にも貢献することになろう。それは安倍の孤立化を約束する。安倍の力を借りなくても、中国も韓国も生きて行ける。日本はそうはならない。経済損失は大きい。
こんな日本をアメリカは助けてくれるだろうか。NOだ。アメリカも日本の国粋主義にNOなのである。
<韓国・朝鮮人は過去を許さない>
韓国・朝鮮人は、謝罪も反省しない日本、それでいて再び日本帝国を夢見る国粋主義・天皇制国家主義を許すことはない。韓国人のエネルギーは全米各地で爆発している。国連でも爆発している。国連や世銀において韓国人が大活躍している。
国際社会で衰退している日本に遠慮などしない。オバマ大統領も韓国の味方なのだから。
<日本人も極右を許してはならない>
こうした現状を伝えない日本の新聞テレビだが、ずっと隠してはおけないだろう。読売不買運動にも拍車がかかるだろうから。NHKの偏向報道に対して市民は、料金の不払いで対抗すればいい。
善良な平和市民は勇気を見せる、その時である。闘うのである。闘争から民主主義は生まれる。東京都知事選もその一環なのである。極右の安倍・石原から都政を奪還するための闘争を開始する。それが今なのである。極右に乗っ取られた猪瀬都政から、国政変革を可能に出来る細川にバトンタッチさせればいいのである。
こうした大局に抵抗する公明・共産党には、唖然とするほかないが、多くの無党派は好ましい変革に決起するだろう。
余談だが、細川戦術も見上げたものである。日本記者クラブ会見を回避したのはあっぱれだ。応じると、ナベツネの子分が手ぐすね引いて待っていた。うまくかわした。さすがである。ナベツネの裏をかけば成功する、間違いなく勝利するだろう。
脱原発に日本の未来はある。
2014年1月22日10時35分記
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(投稿者)ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 / ルビンシュタイン シカゴ交響楽団
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