http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/794.html
Tweet |
おカミさんの声で「みんなの党」が潰れちゃう?!
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140122/dms1401220725003-n1.htm
2014.01.22 ★みんなの党と三越編
昨年暮れ、「みんなの党」の幹部の忘年会で、その議員の秘書にこう言った。「代表のカミさんがいろんなことに干渉しているようだけど、そんなことじゃ、いつか潰れちゃうよ」。すると、この秘書、「おっかない、おっかない」と言って、私の前から逃げ出してしまった。
「みんなの党」から分裂した「結いの党」が離党議員の会派離脱を認めるよう求めたのに対し、「みんなの党」は「比例代表で当選した議員13人は議員辞職すべきだ」と主張。ま、1月1日時点で国会議員が5人以上の政党は、政党助成金が1人約2000万円もらえるからね。
私は「みんな」の渡辺喜美代表の父親である渡辺美智雄さん(副総理などを歴任)とは深いつき合いをさせてもらった。先日、私も昔からよく知っている政界関係者が訪ねてきて、内幕話をしてくれた。その中で私が気になったひとつが、オヤジさんから引き継いだ古参秘書たちが相次いでお払い箱にされていること。
この秘書追放にカミさんの意向が働いたというのだ。今回の分裂の原因にも、カミさんの影が見え隠れする。
その話を聞き、私は「こりゃ、三越だな」と思った。三越は岡田茂社長時代(1972〜82年)にその寵愛を受けたアクセサリー会社の女性経営者が人事にも口出しするなど“女帝”として振る舞っていた。その一部始終を私は見ていた。結局、岡田さんは取締役会で“クーデター”を起こされ、「なぜだ」と叫んで社長を解任された。このころから三越の凋落が始まった。
また、某超大手会社の社長宅で、奥さんが常務や人事部長に文句を言うのも横で聞いていた。この会社もその後、工場閉鎖や大幅なリストラを経て、今や昔の面影はない。
要するに、カミさんがしゃしゃり出てきたら、ロクなことにはならないということ。中国の古いことわざに「雌鶏鳴けば国滅ぶ」とある。
公務員改革を本気でやるんじゃないかと、私は「みんなの党」に大きな期待をしていた。だから、辛口の意見も言いたい。ナンだカンだいって、「みんなの党」は「渡辺喜美」という看板に乗って、躍進してきた。それを勘違いしてしまったのかもしれない。
渡辺美智雄さんほどではないが、安倍晋太郎さん(外相など歴任)とも深くつき合った。その息子(現総理です)は、オヤジさんの秘書を大事にして、現在も“城代家老”として扱っている。
“アッキー”という愛称の奥さんも、人事などに口は出さない。家庭内野党ということで、旦那の原発推進などに反対意見を述べているが、アレは安倍さんが右寄りに突っ走るのを危惧する国民の“ガス抜き”になっているのではないか。頭がいいと思う。
■渡辺喜太郎(わたなべ・きたろう) 麻布自動車元会長。1934年、東京・深川生まれ。22歳で自動車販売会社を設立。不動産業にも進出し、港区に165カ所の土地や建物、ハワイに6つの高級ホテルなど所有し、資産55億ドルで「世界6位」の大富豪に。しかし、バブル崩壊で資産を処分、債務整理を終えた。現在は講演活動などを行っている。著書に『人の絆が逆境を乗り越える』(ファーストプレス)。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK159掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。