http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/715.html
Tweet |
安倍自公政権打倒、維新やみんな粉砕で活動する大阪府門真(かどま)市議の
戸田です。(「革命21」所属)
保守も元自民党も無党派も広く支援を集めた稲嶺陣営だが、稲嶺氏当選の
「影の功労者」と言えるのが「沖縄公明党」だ。
名護市で5000票を持つと言われる公明党(名護市の自民党基礎票も5000票)だが、
今回は「公明党沖縄県本部(県本)」が「辺野古基地反対、普天間基地は県外へ」の
方針を変更せず、「末松候補は推薦せず、自主投票」を貫いた。
沖縄自民党を(予定通りに)「転向」させた自民党は、当然ながら「自公連立政権
なのだから、公明党本部が沖縄県本の方針を変えさせろ」と圧力をかけ続け、
公明党本部もまたそれに従って沖縄県本に方針変更を求め続けたが、それでも沖縄
の公明党は「初心貫徹・公約貫徹」を継続し抜いた。
その姿勢には「かなり本気」と思えるものだったが、「上位下達・権謀術数、一夜で行
動変更出来る公明党」のことだから、「最終日に極秘指令を出して末松に投票」(稲嶺にも
ある程度投票)という形で「どちらにも恩を売れる形で、土壇場の裏切り」をやるのでは
ないか、という危惧を持たざるを得なかった。
この危惧は稲嶺陣営も当然持っていたと思う。
だから「住民の新基地反対意識が高くなったし公明党が自主投票だから稲嶺有利」とい
う下馬評に惑わされず引き締めろ、という危機意識を最後まで緩めずに選挙戦を闘ったと
思う。
今回、公明党は「沖縄公明党」が初めて「平和の党」の看板にふさわしい行動を取った。
(自民党のように厳しい圧力を公明党本部・全国組織が沖縄県本にかけなかった・かけら
れなかった、という事実もあった)
沖縄にはここ数年来、基地推進でザイトクなどの極右分子や「幸福の科学」=「幸福実現党」などの極右宗教分子が少なからず移住して、基地反対運動を妨害している。
また「反創価学会」の「顕正会」(けんしょうかい)(日蓮正宗系の原理主義派)も「中
国の脅威に立ち向かえ」として入り込んで活発に活動しているようだから、この「顕正
会」も「辺野古基地推進」で動いている可能性が高い。
(実状は把握していないが)
(顕正会は「原発廃止!ガスコンバインドサイクル発電で代替」を掲げて奮闘している
ので、「反原発・脱原発勢力」としては頼もしい勢力なのだが・・・)
こういう宗教事情もあって、沖縄の創価学会・公明党は「反基地の平和勢力としての立
ち位置」を堅持する必要性を感じているのかもしれない。
何はともあれ、沖縄の創価学会・公明党は、今回の「沖縄の歴史に残る重大選挙闘争」
において、「民衆の仲間」、「反基地の平和勢力」としての信頼を築く事が出来たと思う。
自公政権で悪政を続け、秘密保護法制定、消費税値上げ等々に加担し、今後も「集団自
衛権容認」や「共謀罪新設」等々の悪政加担を続けていきそうではあるが、今回の公明党
沖縄県本の動きが「イチジクの葉」や「一時だけの清涼剤」に終わらずに、安倍ファシズ
ム政権からの離脱と大幅な路線修正につながっていく事を願いたい。
沖縄以外の公明党や創価学会の人々も、今回の沖縄公明党・創価学会の毅然たる姿勢の
意味をよく考えるべきだと思う。
※名護市現地に支援に行った守口市議(社民党)の三浦さんの話だと、共産党がしゃしゃ
り出ずに「縁の下の力持ち」的に支えたのも、好感を持たれて良かったようだ。
また、稲嶺さんの演説は非常にソフトな語り口だが分かり易く、人々の心を打つものだったとのこと。
安倍政権による権力と金での圧迫攻撃、それにシッポを振った沖縄県知事や沖縄自民党
への反発がもの凄く大きなものだったとのこと。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK159掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。