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2014年01月20日
名護市長選挙における稲嶺候補者の大勝は、国や県の圧力がどんなに強くても市民の力がそれをはねつけるという反骨精神の強さを見せつけた。
同じ1月19日に行われた福島県の南相馬市長選挙における桜井勝延市長の再選は、市民の脱原発の思いの強さをあらためて証明した。
この二つの市長選を見て私は直感的にひらめいた。
いまこそ宇都宮健児氏は東京都知事選の立候補を取り下げ、福島知事選に立候補する事を宣言するのだ。
これは細川氏に譲るという消極的な「名誉ある撤退」ではない。
東京都知事選で原発候補者を一本化するなどというケチな事ではない。
無理をして一本化しなくても脱原発候補は勝てる。
一本化しなくては勝てないような脱原発であれば所詮脱原発は日本では無理だということだ。
福島県知事立候補宣言は、脱原発は日本の全国から呼応して実現して見せる、という意志表明なのである。
東京都は細川氏に任せる。
そして山口県は飯田哲也氏に任せる。
自分は脱原発の発端となった福島知事になって脱原発を訴える。
これである。
しかし福島県知事として宇都宮健児氏に託された使命は、単に脱原発を訴え、実現するだけではない。
福島県には、汚染水問題や除染問題、東電や国の賠償問題、何よりも被ばくの危険から母子を移住させるという喫緊の問題が山積している。
その問題に正面から取り組み、福島県民のために解決できるのは弁護士の宇都宮健児氏をおいて他にいない。
それこそが宇都宮氏が取り組んできた問題ではないのか。
私が宇都宮氏であれば、いますぐ東京都知事選候補を取り下げ、福島県知事への立候補宣言をする。
名護市長選と南相馬市長選を見てそう決断したという。
おそくとも23日の告示日前にそう決断する。
そうする事によって、細川東京都知事と飯田山口県知事の誕生を実現させると宣言する。
宇都宮氏が名乗りを上げれば誰も福島県知事候補に名乗りを上げることはできないだろう。
細川知事も飯田知事も宇都宮知事の誕生を応援するだろう。
私はこの自分の直感を宇都宮氏やその支持者に押し付けたりはしない。
共産党にお願いしたりはしない。
「本物は自分の意見を押し付けたりしない」からだ。
宇都宮氏は他人の意見で動くような人ではないと思うからだ。
私が宇都宮氏なら、そうする。
ただ、そう繰り返すだけだ。
私は宇都宮氏も細川氏も飯田氏もよくは知らない。
宇都宮氏が細川氏や飯田氏をどこまで知っているの知らない。
私が彼らと共闘するわけでもなく、宇都宮氏が彼らと共闘しろとも言わない。
しかし、私は彼らを応援する。
これこそが小田実の教えだ。
右を見ても左を見ても知らない人たちが、名乗ることもなく、相手を確かめることもせず、ただ同じ目的の為に声を張り上げ、こぶしを上げて前を向いて歩いていく。
デモが終われば解散する。
下手な話し合いや、駆け引きは、もたれあいにつながる。
純粋さを失う。
迫力がそがれる。
自分で決断し、デモの進行に参加するごとく連帯していく。
それでいいのだ。
市民革命の神髄はそこにある(了)
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