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強まる風当たり/(C)日刊ゲンダイ
進次郎を一斉にバッシング 小泉親子を許さない自民党
http://gendai.net/articles/view/news/147337
2014年1月18日 日刊ゲンダイ
よほど「造反」が怖いのか、自民党幹部が寄ってたかって小泉進次郎・復興政務官の抑え込みにかかっている。
都知事選に出馬する舛添要一への支援を自民党が決めたことについて、「応援する大義はない」と異議を唱えた進次郎。その進次郎を一斉にバッシングしているのだ。
甘利明大臣は「政党人として皆で応援していくべきだ」と文句をつけ、菅義偉官房長官も「本部として支援を決定した。応援して欲しい」と要請。党の青年局からも「外での発言は慎んで欲しい」と注文が飛んだ。
17日に進次郎は「自民党は胸を張れるのか」と言い返したが、「この先、都知事選には関わらない」と宣言。完全に抑え込まれた形だ。
■進次郎への視線に変化
それにしても、たかが当選2回、32歳の若造にここまでイキリ立つのは異常だ。
「父親の純一郎に対する怒りが、進次郎に対しても向けられている格好です。安倍政権と正反対の〈原発ゼロ〉を訴え、都知事選で対立候補の細川護煕を支援するのは“倒閣運動”も同然です。実際、小泉さんは安倍政権を倒すつもりでいる。そのうえ、息子の進次郎まで『自民党を除名された方を支援することも、除名された方が支援を受けることも、私にはよく分からない』と執行部を批判した。党内は『なにをエラソーに、生意気な』という空気になっています」(自民党事情通)
それでなくても、ここ最近、進次郎に対する党内の視線が変わりつつあったという。
「進次郎は誰とでも気さくに付き合うが、あまり心を開かない。親しくなっても、同僚議員にケイタイの番号も教えない。だから、仲間と距離がある。もちろん、ねたみも買っている。これまでは非の打ちどころがなかったから、文句も言えなかったが、今回の“反党行為”で批判が噴出しているのでしょう」(政界関係者)
しかし、相手にすればするほど安倍政権は都知事選に巻き込まれ、〈小泉―細川連合〉をニンマリさせるだけじゃないのか。
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