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http://31634308.at.webry.info/201401/article_17.html
2014/01/18 23:48
東京都知事の脱原発の公約について、細川氏、宇都宮氏とも、自分が身を引くという1本化の話は無くなったようだ。少なくとも、反原発を最重要に考えている東京都民の票は分断される。これで、反原発の候補者が当選する確率は、残念ではあるが減少した。
これを一番喜んでいるのが、舛添氏だろう。田母神氏は維新の石原氏が個人的に応援している。類は友を呼ぶとはこのことである。田母神氏は、自分こそ安倍氏の嫡流と言っている。確かに言動からはその通りであるが、安倍首相は舛添氏を応援すると言っているから、双方の思いはねじれている。連合東京も舛添氏を推すという。ここも民主党とねじれている。混沌とした状態になってきた。
細川氏の公約がやっと決まったようだ。公約の柱は極めてはっきりしている。極めて明快である。「即時原発ゼロ」となった。再稼働も認めないという。小沢代表の生活も、これだけアグレッシブな提案はしていない。況や、腰砕けの民主党はこれよりはるかに緩い。
脱原発と併せて、省エネルギー推進に向けた取り組みを行う企業への補助金支給を盛り込むことなども検討している。これは非常にいい対策と考えている。行政の役割は、行政が意図する方向に企業や住人が自然と向かうような施策を打つことである。
脱原発を進めるには、再生可能エネルギーのソーラーなどに対する補助金を出すことで、それが促進される。企業が省エネルギー推進に向けた取り組みに補助金を出すことで、新たな技術開発がなされ、新技術が生まれる可能性が出てくる。今の経済下で、大企業ですら、新規技術への開発への投資は激減している。況や、中小企業は開発費を捻出することも出来ない。
原発の除染、核廃棄物管理に何兆円も使うなら、このような新技術開発に何兆円掛けても惜しくはない。日本の優秀な頭脳で世界に誇れる技術が創造されることは、容易に想像出来る。今は、原発に巣食う原子力ムラの官学業が深く根を張って、再生可能エネルギーの発展を阻害している。我が家にもソーラーパネルがあるが、当初20年ぐらい経たないと元が取れないと考えていたが、10年ぐらいで元を取ってしまう感じである。
原子力ムラ勢力の言い方は、ソーラーなどの再生可能エネルギーは昼間だけしか発電出来なく、それを蓄えることが出来ないと批判している。後数年で自動車に水素を燃料とする燃料電池車が実用化される。各地に水素タンクのステーションが出来て来る。廃棄物は水で究極のクリーンエネルギーである。各家庭で昼間発電した余剰の電気は水を電気分解し、水素ステーションのタンクに保管される時代が10年も経つと常識になるだろう。
オリンピック組織委員長になった森元首相が、脱原発ならオリンピックが出来ないとわめいている。
「原発ゼロ」なら五輪返上しかない…森元首相
http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2020/politics/20140118-OYT1T00775.htm?from=top
オリンピックにはもっと電気が必要と言う。今、全く原発が動いていないのに、何の問題も起こっていない。脅しているつもりと思うが、こんなバカな発想しか出来ない人物が首相をやっていたとおもうと情けない。
この言葉に、細川・小泉コンビへの恐れが込められている。それを現実化しないかは、都民の将来を見据えた見識にかかっている。
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