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自民党青年局の研修会での講義に臨む小泉進次郎内閣府兼復興政務官=17日午後、東京・永田町の自民党本部 (酒巻俊介撮影)
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140118/plt1401181331003-n1.htm
2014.01.18
東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)で、自民党が小泉進次郎内閣府兼復興政務官への対応に苦慮している。進次郎氏は党が支援を決めた舛添要一元厚生労働相を応援するどころか、「応援する大義はない」と批判を繰り返しているからだ。父の小泉純一郎元首相も「脱原発」を旗印に出馬表明した細川護煕(もりひろ)元首相への全面支援を宣言しており、自民党執行部にとっては親子ともども頭痛のタネになっている。(力武崇樹)
「(舛添氏は)野党で一番苦しかったときに『自民党の歴史的使命は終わった』と党を出た。ずっと離れずにいた自民党員、有権者がこの姿勢に『自民党の背骨』があると見るかどうかだ」
進次郎氏は17日の党青年局の研修会でこう語り、舛添氏を支援しない方針を改めて強調した。
舛添氏は自民党が下野した後の平成22年に離党し、除名処分を受けた。進次郎氏の発言は当時の「遺恨」を取り上げたものだ。
しかし、進次郎氏にいわれるまでもなく、舛添氏支援に抵抗感を抱くのは他の議員も同様だ。
都知事選勝利のために遺恨をのみ込んで支援を決めただけに、研修会では東京都議から「進次郎氏の発言は影響が大きい。発言を慎んでほしい」と非難の声が上がった。
これに対しては、進次郎氏も「(これからは)政務官としての職責を淡々とこなす」と引き取ったが、「さまざまな思いをぶつけるのも所属議員の務め」とも語り、持論を曲げなかった。
党執行部は当初、進次郎氏の人気の高さを見込んで、舛添氏の応援弁士に投入することも検討していた。しかし、支援どころか、進次郎氏は「舛添不支持」発言を繰り返している。
選対幹部は「進次郎氏は内閣の一員だ。政府・自民党の方針に反するべきではない」として菅義偉(すが・よしひで)官房長官に注意するよう求めたが、菅氏は16日の記者会見で「(舛添氏を)応援してもらえればありがたい」と述べたのみ。そもそも党執行部も、進次郎氏に翻意を促す気配はない。
舛添氏の除名処分を取り消さず、都連推薦にとどめるなどした党の曖昧な対応への後ろめたさも一因だが、進次郎氏が舛添氏批判を繰り返すのを放置し続ければ選挙戦にも影響が出かねない。
業を煮やしているのが、候補者選定で中心的役割を担った萩生田(はぎうだ)光一総裁特別補佐(衆院東京24区)だ。16日の都連会合では「都連が望まない候補者を応援する自民党国会議員があってはならない」と進次郎氏を強く牽制(けんせい)した。
進次郎氏は今のところ、「父は父、私は私」として細川氏を応援しない考えを示している。党執行部は進次郎氏を処分することで同情票が細川陣営に流れる恐れもあるため、静観する構えだが、進次郎氏に対しては「いずれ自民党を背負うつもりなら、組織人としての対応を学ばせるべきではないか」(幹部)との厳しい声もあがっている。
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