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船頭が多すぎる/(C)日刊ゲンダイ
出馬会見2度延期 脱原発「細川公約」めぐり水面下の攻防
http://gendai.net/articles/view/news/147301
2014年1月17日 日刊ゲンダイ
「脱原発」を都知事選の最大の争点に打ち出した細川・小泉連合だが、その具体的な中身がなかなか明らかにならない。当初、細川護煕元首相は、15日に正式な出馬会見をする予定だったが、17日に変更し、さらに再び、来週20日以降に延期した。都知事選候補者の討論会を企画した週末のTV報道番組へも、細川陣営は「代理でどうか」と伝えてきたという。
「細川さんが20年前に佐川急便から1億円を借りた問題で、自民党は徹底的にネガティブキャンペーンを始めています。討論会に出れば、それを攻められる。出馬会見を来週まで引っ張って、短期決戦で23日の告示に突っ込んだ方が得策という戦略もあるのでしょうが、公約作りでモメていることも会見が遅れている要因です。勝手連という形で旧日本新党出身者だけでなく民主党も入ってきた。船頭が多くてまとまらないのです」(都政記者)
■「再稼働反対」を打ち出せるのか
モメているのは、やはり「脱原発」の表現だ。小泉純一郎元首相が主張しているように、原発再稼働を認めず即時ゼロにするのか、それとも、原発再稼働の是非には触れず、自然エネルギー拡大など将来的な脱原発に重きを置くのか――。総論としての脱原発では一致していても、その時期や方法などをめぐって議論百出。混乱しているようなのだ。
「選挙用ビラの原案では、原発に関する記述で具体性に欠ける文言が5、6行にわたってダラダラと並んでいたため、やり直しになった。民主党都連のバックには連合東京がいて、連合東京会長は電力総連出身です。民主党としては、原発再稼働を完全否定しにくい。労組系議員は<公約はあまり先鋭化させず、幅広く支持できるものにした方がいい>と言っている。とにかく、細川さんの出馬が本格化して以降、いろんな人がシャシャリ出てきて、政策に自分たちの都合を盛り込もうとするから大変です」(細川陣営関係者)
脱原発については、舛添要一元厚労相も15日の会見で「原発に依存しない社会をつくるべきだと言い続けてきた」と主張していた。細川が舛添と政策の差別化を図るなら、どんな公約にすべきかはハッキリしている。外野の雑音を無視できるか。
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