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<安倍暴走のけん引役・東芝>
安倍内閣の改憲軍拡のけん引役として、原発メーカーで知られる東芝が注目を集めている。東芝は三井傘下の最有力企業だ。武器弾薬にも手を出している。大量の防衛官僚の天下りでも定評のある反憲法的な怖い会社だ。中国では、希望小学校を建設、社会的責任を吹聴している。人民日報記者を買収して記事に書かせて、宣伝している。中国での原発輸出にも力を入れている。安倍路線も、いってみれば東芝の悪徳ビジネスのレールの上を走っているにすぎない。
数年前に北京の目抜き通りの王府井入口の北京飯店の広告板に、大きな東芝広告が掲げられていた。これには驚かされた。武器弾薬と原発メーカーのイメージを消していた。彼らの資本は、中国人を騙すことなど簡単なのだろう。
今では三井は、NHKから経団連まで手玉にとっている。その裾野はグローバルである。侵略戦争の責任を取らされて、戦後GHQによって財閥解体の憂き目にあったが、いまやその数万倍の規模に膨れ上がって、日本政治を操っている。三菱は安倍の実兄を利用して、官邸深く入り込んでいる。
安倍内閣は財閥に完璧に乗っ取られているのだが、これを学者・ジャーナリストも沈黙している。日本の御用学者の影響を受けている海外の日本研究者も、全く気付いていないというのも、これは世界の7不思議ではないだろうか。
この現実を伝えるための外国訪問だったが、未だ成果は出ていないのが、何としても悔しい。
<公明党も原発輸出に前向き>
1月6日のNHKニュースをネットで見てしまったのだが、あろうことかインド訪問中の公明党山口代表が「日本との原子力協定締結を加速せよ」とインド外相に働きかけていた。協定を結んで、日本の原発を輸入しなさい、とハッパをかけていたのだ。
公明党も、自民党並みに福島を軽くみている愚かな政党なのだ。人間を大事にしない政党なのである。福島の現状をみて、それでも原発売り込みに走る政党の存在に愕然とするばかりである。
<日立に次いで英原発を買収>
1月13日付のロイター電は、東芝が英原子力メーカーの株式を60%取得することが判明した、と報じた。小泉内閣時に米ウエスチングハウスを買収して、原発ビジネスに特化した東芝は、さらに英国にも手を回すというのだ。
東芝は東電福島原発3号機を製造した。ウランではないプルトニウム燃料を使用、核爆発を起こしている。その事実を、未だに公表していない。東電に隠れて沈黙している。隠ぺいと嘘は東芝の特権といいたいらしい。しかも、火事場泥棒よろしく東電福島の除染装置導入で莫大な利益を上げている。血税1兆円が東芝に流れているのであろう。恐ろしいほどの腐敗であろう。
3・11直後に東芝の佐々木とかという、筆者の目には悪魔としか映らないのだが、彼はそれでも「東芝の中核は原発製造」とほざいていた。社会的責任が聞いてあきれる。
「イギリス側の狙いは、日本に造らせることで、核のゴミやら爆発炎上した場合も、全て日本の責任にできるというメリットがある」と専門家が教えてくれた。万一、イギリスで事故が起きると、東芝の責任となり、その負担に負えないと、日本国民が負担させられる、というのだ。冗談もほどほどにしてもらいたい。
ロイター報道によると、日立は2012年に別の英原発を6億7000ポンドで買収している、というのだ。欧米は悪魔エネルギーを手離し、それを日本の財閥が高額で買い取っている。日本財閥の愚かさを印象付けている。彼らの作り出した安倍内閣が原発輸出に懸命になっている。マンガの世界ではないか。
<三菱はトルコ>
安倍は三菱の指令でトルコに2度出向いた。トルコ首相を日本に招いた。そうして三菱の原発3基を売り込むことに成功したらしい。核兵器の原料になるプルトニウムを欲しがる国はトルコだけではない。
これも原発ゼロへと動き出したドイツとの落差だ。まともな政治指導者であれば、脱原発は当たり前の政策である。自然エネルギーの活用で、世界一の先進国になれる好機を安倍と背後の原発メーカーが押しつぶしているのである。
<サウジ・インド・ベトナムなど>
安倍の原発売り込みは、サウジなど中東諸国、インドそしてベトナムなどASEANへと波及させている。莫大な原発利権に踊る途上国の為政者を印象付けているが、背後の財閥の裏面工作も見える。
福島から原発放射能が無くなるのに300年。この間、福島県民の健康が気になる。既に若い世代の死亡が増えている、という新聞死亡欄には震え上がってしまう。
この原発をゼロにしないと、日本の将来はない。地球の未来はない。こんな幼稚な理屈がわからない財閥と安倍内閣である。それに細川と小泉が決起した。小沢もその一人だと聞いている。普通の人間であれば、誰しもがそう思うだろう。この問題は原発のある国々の共通の深刻な課題なのだ。
日本もドイツに並ぶ。その先陣を細川が、小泉が買って出たことになる。
<原発も核兵器も同じエネルギー>
立川談志の秘書をした大西賢一さんが「原発ゼロで日本が決まる」「世界の先進国に」という評論を郵送してきた。なかなかの研究熱心な御仁である。
「原子力の利用目的が、平和的であれ、軍事的であれ、利用の手段方法が特に異なっているわけではない。核分裂させ、エネルギーを利用することに変わりはない」と喝破している。
中曽根が未だに原発建設にこだわる理由は何なのか、読売がどうして脱原発批判をするのか。いうまでもなく、石原が言うように核兵器保有にある。国家主義の野望である。アメリカ・ロシア・中国と肩を並べたいのだ。
大西さんは、そうした野望にも釘をさしている。原発も核兵器も同じなのだ。原発ゼロが正しい。そこに舵を切ることで、日本は先進国になれる、と結論付ける。正論だろう。
<世界に核拡散か>
要するに、原発輸出は世界に核を拡散させることなのだ。東芝・三菱・日立の野望にはあきれるばかりだ。それを先導する新聞テレビに屈してはならない。
安倍内閣との対決の始まりが、今回の都知事選でもある。早くも読売・日テレを軸に細川批判を展開している。悪魔ビジネスのお先棒を担ぐ悪しき言論との闘いでもある。
2014年1月16日記
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