23. 2014年1月17日 11:19:14
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>>07さん、2014年01月15日 都知事選の脱原発一本化に関して 緑茶会公式ブログより、 細川さんの選挙の重鎮とあってお話をしました。それを踏まえて言うと、現段階で「候補一本化は難しい」、そして同時に「一本化はしない方が良い」という結論です。 という回答を既に得ているようですよ? http://ryokuchakai.seesaa.net/article/385195295.html 細川護熙さんの東京都知事選立候補が現実味を帯びてきて、賛否さまざまな声が上がっています。最も大きな声は票割れを懸念する声です。緑茶会を含め、多くの方が脱原発候補の一本化をはかるべく動いています。緑茶会でも、細川さんの選挙の重鎮とあってお話をしました。それを踏まえて言うと、現段階で「候補一本化は難しい」、そして同時に「一本化はしない方が良い」という結論です。
「一本化しない方が良い」と考える最も大きい理由は、宇都宮さんと細川さんのどちらかに一本化すると、失う票があまりに大きすぎるということです。 理由はこうです。 脱原発を求める層は大きく言ってふたつに分けることができます。仮に「保守系」と「左派系」とでも名付けましょう(便宜的な名前です、気を悪くされた方がいたらごめんなさい)。「左派系」は「脱原発を全面にかかげ、デモやアクションを積極的に行っている層」です。一方で「保守系」は、「はっきりした脱原発運動には距離をおいているが、原発には反対」と考えている層で、実はこの「保守系」のほうが、「左派系」より圧倒的に数が多い。 これまでは、この「保守系脱原発」層の投票先がなかったのです。しかし今、細川さんがその受け皿となろうとしています。この層は、脱原発を希望していても、細川さんが出馬しなければ、宇都宮さんではなく舛添さんに投票したり棄権する可能性が高い層でもあります。 いま安倍首相を中心に自民党が必死にやろうとしているのは、原発や福島の問題を政策の主要テーマから外すことです。国会の審議に上げず、マスコミで取扱わせず、選挙の争点にもさせない。 「左派系脱原発はいろいろ言っていても、放っておけばいい、保守系脱原発の受け皿はないから、脱原発は多数派にはなり得ない」 とたかをくくっていたのです。 細川さんの「脱原発」での立候補宣言は、これを真正面から切り崩すものでした。 したがって細川さんに「左派系脱原発」がなだれ込むと、「保守系脱原発」層は敬遠し、せっかくの細川さん立候補の趣旨が薄れる可能性があるのです。そのため、宇都宮氏は「左派系脱原発」層の受け皿として、別に旗印をかかげ続ける方が良いというのが、緑茶会の考えです。 今われわれに必要なことは、一本化ではなく、「脱原発票の最大化」だと思います。 緑茶会はこれまで通り宇都宮けんじさんの応援を続けます。宇都宮さんは細川さんと違って知名度が低いので、まずは名前を広めることが重要です。いま、緑茶会で十万部の「宇都宮けんじ応援ハガキ」を作り、日本全国から都内の有権者に向けての投函を呼びかけています。前回の都知事選で宇都宮さんが得票した約100万票の基礎票にあと70万票上乗せできれば、当選ラインが見えてきます。 一方で、細川さんの選挙を応援する市民もいていいと思います。細川さんは知名度こそ抜群ですが、どこの政党や団体の支援も受けないということなので、こちらも市民のサポートが必要です。きちんとした選挙活動ができれば、細川さんには舛添さんを上回る票が入るでしょう。 私たちの力で、脱原発の宇都宮さんと細川さんが、1位と2位を競り合う選挙にしましょう。 そのためには、両者がいがみ合わないこと、エールを送りあうこと、誰もが気持ちがよかったねという清々しい選挙にすることが欠かせません。批判し合うことで互いの票が減って行くようなことは何としてでも避けなければなりません。「脱原発」という大きな目的の実現にむけた協働として行きましょう! |