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都知事選 舛添氏が出馬表明「なんとしても東京五輪成功を」
東京都知事選をめぐり、小泉 純一郎元首相の全面支援を取りつけた、細川護熙(もりひろ)元首相。その2人が脱原発を掲げる一方、舛添要一氏も14日、正式に出馬を表明した。
細川元首相は「今度の都知事選に、立候補をするという決断をいたしました」と述べた。
折しも、76歳の誕生日を迎えた14日、東京都知事選への出馬を表明した細川元首相。
そして、同じく元首相の小泉氏は「わたしも喜んで、積極的に、細川さんの当選のために頑張る」と述べた。
この2人の元首相によるタッグは、告示まであと9日と迫った東京都知事選の構図をどう塗り替えるのか。
午後0時前、細川氏との会談場所であるホテルに到着した小泉氏は「(細川さんを支援されるのでしょうか?)終わってから...」と述べた。
そして、会談開始から50分後、並んで報道陣の前に、2人は現れた。
細川氏は、都知事選への出馬を、小泉氏は、その細川氏への支持を、それぞれ表明した。
午後1時前、細川氏は「『ぜひ、小泉元首相の強力なご支援をお願いをしたい』と、こういうことを申し上げて、『(小泉元首相は)よし! 自分もやるから』と、そういうふうなお話をいただいたので。(出馬決断の最大の理由は?)それは、今の日本のさまざまな問題。
特に、原発の問題などについてですね、国の存亡に関わる問題だという危機感を持っているからです。今回の原発の問題なんかは、まさにこれは、知事として非常にやりがいのある仕事だと思います」と述べた。
細川氏支持を表明した小泉氏も、「『東京が原発なしでやっていける』という姿を見せれば、必ず国を変えることができる。いわば、『原発ゼロでも日本は発展できるというグループ』と、『原発なくして日本は発展できないんだというグループ』とのね、争いだと思うんですよ」と述べた。
およそ5分の決意表明の中で、脱原発の立場を鮮明にした一方、ほかの政策には、ほとんど触れなかった細川・小泉両氏。
細川氏は、「原発以外ではどのような政策を?」との問いに、無言だった。
細川氏について、民主党の東京都連は、支援を決定した。
この1時間ほどあとの午後2時30分、都庁では、もう1人のキーマン、舛添要一元厚労相が、都知事選出馬会見に臨んだ。
脱原発を最大の争点に据えたい細川氏に対し、舛添氏は、どのような政策を打ち出したのか。
舛添氏は、「まずあの、第一にですけれども、2020年の東京オリンピック、パラリンピック、これをなんとしても成功させたい。首都高速なんか見てますと、ひび割れがきてる。やっぱり、これは直さないといけないんじゃないか。東京五輪という大きな目標があれば、全力を挙げて、この東京を改造するっていうことができると思います」と述べ、東京オリンピックの成功に加え、社会保障の充実などに優先して取り組む考えを示した。
舛添氏は「(一部では、今回の都知事選は『後出しじゃんけん』ではないかと言われているが?)選挙に出る以上は、必ず勝って、そして都知事として仕事するんだと。そういう思いでやらなければ、無責任ですから。そのために仕事ができる態勢と政策を固める。そういうことが基本でありまして、じゃんけんの後先はありません」と述べた。
そして、細川陣営が掲げる脱原発について、舛添氏は「ちょっと、(原発政策は)そういう二律背反じゃないんじゃないか。圧倒的多数の国民は、やっぱり、原発依存をやめようと思ってらっしゃるし。だけど、きょう即座にゼロというのも、ちょっとこれ、無理じゃないかっていう方が非常に多いんじゃないかというんで...」と述べた。
さらに元首相で、東京オリンピック組織委員会の会長に就任することが内定している森 喜朗氏は「オリンピックを人質に取って、原発をやめさせるかどうかっていうようなことを迫るっていうのは、これはわたしは、政治の道理からいっても、まぁ言いにくい言葉だけど、ひきょうなやり方だと、わたしは思う」などと述べた。
都知事選には、日弁連前会長の宇都宮 健児氏、元航空幕僚長の田母神 俊雄氏、そのほか、ドクター・中松氏、吉田重信氏、中川智晴氏、五十嵐 政一氏、鈴木達夫氏が立候補を表明している。
2月9日に、運命の投開票を迎える。
(01/14 18:16)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/category01.html
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