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“口撃”は止まらない/(C)日刊ゲンダイ
自民党が仕掛ける都知事選“細川潰し”ネガキャンの姑息
http://gendai.net/articles/view/news/147182
2014年1月11日 日刊ゲンダイ
高齢と佐川急便
どうやら怖くて仕方がないらしい。細川元首相(75)の都知事選出馬報道を受け、自民党や公明党が早速、「細川潰し」に動き出している。
「殿、ご乱心」。10日の会見で、細川の立候補検討をこう言って批判したのは甘利経産相だ。昨年12月のTPP(環太平洋経済連携協定)の重要会議を欠席する理由となった「舌がん」はどこへやら。小泉元首相と“連携”して「脱原発」を選挙争点に据えるとの見方が出ていることにも触れ、「安定した低廉なエネルギー供給を確保することが政治の責任」などとペラペラまくし立てていた。菅官房長官も「(都知事選は)生活に身近な問題が争点になるのではないか。国政選挙とは違う」と強調。公明党の山口代表も外遊先で「原子力政策は国のテーマだ。反原発だけで都政に影響を与えるのはいかがか」と答えていた。
「都政と脱原発は違う」。そろってこう言いたいらしい。なるほど、もっともらしく聞こえるがちょっと待て。政策を訴え、支持を集めるのが選挙だ。何を訴えるかは候補者の勝手だし、誰かにとやかく言われる筋合いはない。しかも、細川は元首相とはいえ、まだ都知事選の出馬を明言したワケじゃない。候補者でもない単なるひとりの国民に対し、現職閣僚や与党幹部がそろって“個人口撃”する状況は滑稽だ。
「それだけ警戒しているということ。表で訴えるだけではない。マスコミを使った情報操作も始めています。材料に使っているのは75歳という年齢と、20年前に首相を辞めるキッカケとなった佐川急便からの1億円資金提供問題の2つ。早速、自民党に踊らされ、この問題がネックになると報じたメディアもありました。ネットでも細川のネガティブ情報が一斉に流れ出し、他にもネタはないのかと当局を通じて情報収集しているという噂もある。真偽の怪しい下半身スキャンダルやカネの話の中傷ビラなど、今後もあの手この手で『細川潰し』に全力を挙げるでしょう」(永田町事情通)
3年前の都知事選で当選した石原慎太郎は当時、78歳だった。それに比べれば、細川は3歳も若いし、今さら20年も前の問題を突っつくのも苦しい。都民が期待しているのはまっとうな政策論争である。
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