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逃げ出した嘘つき男/(C)日刊ゲンダイ
告発状受理でも鈍い動き…「猪瀬案件」まさかの“お咎めなし”
http://gendai.net/articles/view/news/147143
2014年1月9日 日刊ゲンダイ
猪瀬直樹・前東京都知事(67)の5000万円「徳洲会マネー」事件で、東京地検特捜部が市民団体から提出された公職選挙法違反容疑の告発状を受理し、本格捜査に乗り出すと報じられた。
特捜部は今後、猪瀬や関係者を聴取するとみられているが、どこまでヤル気なのかは甚だ疑問だ。告発状は通常、受理するかどうかを2週間前後で判断する。それなのに今回は約1カ月間も判断を留保していた。あまりに動きが鈍いのだ。
もともとこの事件は立件の可否を判断するのが難しいとみられてきた。
「徳洲会から東電病院の入札に関して働きかけがあったならば事前収賄を問えないケースではないと思うが、入札自体は東電が行うこと。たとえ都が大株主であっても知事の口利きを立証する“ハードル”は相当高いのです。5000万円を収支報告書に記入しなかった公選法違反容疑も、本人が『生活資金の借り入れ』と説明している以上、覆せるだけの確証が得られるのかは微妙。金額の多寡はあっても報告書に記載しないケースは全国でみられる。安易に逮捕すれば、今後、逮捕者が続出することになりかねません」(司法記者)
そのため、「特捜部は知事辞職で猪瀬案件を“オシマイ”にしたかった」(事情通)ともっぱらだ。
だが、こんなウソツキを不問に付していいのか。会見や議会で次々と証言を変え、偽証罪が成立する百条委員会で追及されそうになって逃げ出した男である。都民の信頼を裏切った罪は重いし、すべてを明らかにしなければダメ。検察にとっては村木事件や小沢事件で失墜した信用を取り戻せるのかの試金石にもなるはずだ。
元検事で関大特任教授の郷原信郎弁護士はこう言う。
「これまでの検察の“論理”で考えると、猪瀬氏が辞職したこともあり、あえて捜査をやりたくないのが本音ではないか。しかし、仮に不起訴にすれば検察審査会送りは確実。強制起訴されたら裁判所がどんな判断を下すのかも分かりません。検察としては本格捜査の判断は悩ましいところだと思います」
特捜部が果たしてどこまで捜査をし尽くすのか。都民は注目している。
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