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安倍が中韓首脳に“ていねいに説明” 話せば問題はこじれ、本音が出たら戦争だ (世相を斬る あいば達也) 
http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/169.html
投稿者 笑坊 日時 2014 年 1 月 07 日 20:03:18: EaaOcpw/cGfrA
 

http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/55ed230cfc3ced04c386250fbecd13d8
2014年01月07日

 身のほど知らずな人が偉くなるくらい怖いことはない。現在の安倍晋三が典型であるが、その前の野田佳彦も酷かった。その前の菅直人も酷かった。麻生太郎と云うのも酷かった。こんな按配で政治が動いて行く限り、我が国の平和は遠ざかるばかりだろう。なにも、筆者のイデオロギーに合うとか合わないとかの問題ではない。人間としての品格と矜持が見当たらない点が、もっとも問題だ。

 日本の不幸は、世界を取巻く金融財政状況と安倍首相が提唱するアベノミクスが、一時的に同一周波数の上に乗り、同一路線を歩んでいるような時期が、一定程度続いたと云う経済政策への幸運が押し寄せたのだと理解できる。金融で、金儲けをしたがっている世界中の連中にとって、適切な戦場を提供した点は、当然一部の金儲けビジネスに関与する人々からは、好評価を受けるのは当然である。中国や韓国が、首脳会談に応じない姿勢を、困難に立ち向かうためにも、前提条件抜きで、胸襟を開き話し合うべきだ、と尤もらしい主張をするのだが、首脳会談が出来なくなった、原因とか結果を横において、“困難に立ち向かおう”と云う声明は、世界の外交ではあり得ない主張である。国内のノータリンな熱烈支持者の集会で語る内容に過ぎない。

 「私の方の扉はいつでもオープンだ」等と世間に吹聴しながら、彼らが望まない歴史認識を、世界中にふりまき、言説で中国、韓国の指導者たちに足枷を噛ませた上で、正義があるなら、堂々と話し合おうではないか、そういう態度は日本の伝統的武士道の精神からしても、姑息にして浅ましい。筆者の偏見と毒を混ぜ込んだ口からは、だから長州の田舎侍だと云うのだ、と云う悪口になってしまう。尖閣や竹島の領有権の帰属の主張が話し合われる首脳会談であれば、中韓の首脳の腰も動くかもしれない。しかし、それはさておき、胸襟を開こうと云う呼びかけは、自ら行ってきた一連の言動を忘れた物言いである。

 「靖国神社参拝について私の真意を直接、誠意をもって説明したい」とも言っているが、まさかあれは長州の土着信仰の神社であって、祀られている戦犯はついでに過ぎず、心は長州の先輩諸氏への参拝に過ぎない、等と言えるわけもなく、サンフランシスコ講和条約の歴史的認識を、安倍晋三流の解釈で認識している、と言い出すのがおちで、火に油を注ぐ以外のなにものでもない。たしかに、全面降伏するに際し、多くの日本側の言い分が無視されたのは事実だろう。米英軍もロシア軍、紅軍も似たりよったりの乱暴狼藉をなしたことは、想像に難くないわけでが、第二次世界大戦のように、戦勝国と敗戦国が明確に色分けされた以上、日本の地位が賊軍の地位に据え置かれる処遇も、甘んじて飲みこむ度量が、まず必要。その上で、素晴らしい国を世界の人々に理解して貰うためにどうするかが、王道である。

 現在の世界秩序は、不愉快であるが、第二次世界大戦の戦勝国、敗戦国と云う色分けに立脚した上で、世界の基礎的枠組みは成り立っている。敗戦国である、ドイツと日本が、戦後紆余曲折を経たのち、米国に次ぐ経済大国として復興出来たのも、この戦後の基礎的枠組みの中で起きた事である。様々な歴史的思惑があったとしても、戦勝国の枠組みの中で、敗戦国だった日本とドイツが経済的にのし上がることが可能だった事は、戦勝国の枠組みではあるが、そこのフェアな精神があったことも無視は出来ない。

 敗戦国であった日本が、戦後の枠組みの中で、それなりの大国になれたのには、世界のそれなりのフェアな視線が原則であった事を忘れてはならない。ドイツは東西ドイツの分断など、この世界のフェアな基本的精神を強く意識して、世界の仲間入りをしてきたのだが、どうも日本の場合、その辺の感覚が希薄な人々の多さが気にかかる。戦勝国が国際連合を形づくる上で、第二次大戦の歴史観は、史実に関係なく“斯く斯く然々なものであった”と云う暗黙の約束事が存在していた。つまり、“斯く斯く然々なものであった”という暗黙の了解が存在することを意識することで、戦後、敗戦国であるにも関わらず、ドイツも日本も経済大国として復興出来たのである。

 それゆえに、今さら「あの戦争は侵略戦争ではない」と主張出来るのは、歴史家であったり、巷の右巻きの人々の口から発せられる分には問題はない。たしかに、敗戦国が史実と異なる事情確認を迫られたのも事実だろうから、それはそれで構わない。しかし、日本政府や官僚がそれを口にしてはいけない。不満が大いにあるとしても、それを否定することは、現在の我が国のアイデンティティそのものをも否定する事になるからである。無論、内閣総理大臣や閣僚が、戦後の暗黙の約束事を無視するような言動を行えば、戦勝国の枠組みの下で、権益を享受した敗戦国であるドイツや日本に対し、厳しい国際的評価が下されるのは自明なのである。

 最近、20代、30代に、勇ましい考えの人々が増えていると云う調査結果が出ているようだが、彼らは、日本が鬼畜米英を叫び、日本人がアメリカ軍と血みどろの戦争をした歴史すら知らない層や、知っていても、なんら身近な実感を伴わない、ただ過去のひとコマくらいにしか感じられないだろう。それはそれで致し方ないことだろう。特に責める気にはなれない。多くの生活追われ、人生観より生活感だ!と思い込んでいる庶民も、責める気にはなれない。日本のリーダーであるべき、政治家や論壇が、この戦後の枠組みの暗黙の約束事を、当時の国民に充分に伝えることもせず、パニックを怖れ、今後の日本がどのような立場で、国際社会に向き合うかの確認作業を怠ったのだと思う。当然のことだが、知らない国民の子供として生まれた彼らは知る由もない。

 このような言説を書き記すと自虐史観と云う言葉が返ってくるが、それは間違いだ。筆者が主張しているのは、自らの国家の歴史を自虐的に捉えようとしているわけではない。敗戦国にも、戦勝国にも、戦争に参加した、それなりの事実関係があるわけで、その時の判断が是であったか非であったかではなく、第二次大戦後の世界の枠組みが、どのようなものになり、どのような精神構造に裏打ちされているか、その部分を、シッカリと認識することが重要だと言っている。この問題から目を背けて、戦勝国オンリーのルールはケシカランとか言っていても始まらない。芯から反撃し、敗戦の汚名を晴らさんとするのであれば、戦後の戦勝国の枠組み、そこに流れる精神を、先ずは受けつけることだ。苛立ちや、義憤や、怒りが生まれるだろうが、それは胸の中におさめるべきである。

 胸の中に仕舞いこんだ義憤や怒り、悲しみと云うコンプレックスを、大きな力に変化させ、清水の舞台から飛び降りるのではなく、あの太い柱にしがみつき、いつ落ちるかと云う恐怖感を味わいながら、地面に足のつく日を待つべきなのである。余程の忍耐が必要であり、壮大な戦略性も持たなければならない。誤解されないために言っておくが、そのコンプレックスの力を発揮する事が、大戦時の戦勝国をやっつけることでは点、一言申し上げておく(笑)。日本と云う国が、自国民にも優しく、他国民にも優しく、そしてリスペクトを得られる「穏やかで、しなやかで、強い国」になるための、戦略性を持とう、と言っているだけである。

 

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コメント
 
01. 2014年1月07日 20:18:17 : 2fLZdykoIU
人は只身の程を識れ、草の葉の露も重きは落つるものかな

ヤスクニの他にも良い社が、この国には多くある。

ヤスクニ、ヤスクニと熱くなってる人が多いが、地方の護国神社はこの正月も閑散だよね?

近所の某有名神社が数時間待ちなのですぐ近くの護国神社に行ってみたら、参拝者は、私と”その筋の人”だけだったよ。

正月三日の出来事です。


02. 2014年1月07日 20:35:34 : HheoX6lPDE
私は他は手合わすけど靖国と護国神社はお詣りしない。ま、ひとそれぞれでお詣りする人は行ったらいいの。安倍も「長州の先輩諸氏への参拝に過ぎない」と言って公職を辞して行くぶんには一向に構わない。

03. 2014年1月07日 20:45:43 : kMYymymjUI
02さんは、遊就館キモいスレの田布施の方?

私は、この板の01です。彼の板の”売店がキモい”云々の投稿主です。

行って見ただけで参拝してないよ。

今回、言いたかっ事はいくら中央が熱くても地方は醒めてるて事。

ネトウヨはキモいけど、憐れと思い耐えていきましょう。


04. 2014年1月07日 21:00:46 : HheoX6lPDE
>>3

1&3さんを誤解してないですよ。

>中央が熱くても地方は醒めてる

昔の軍隊用語でいう「地方」(民間)は醒めてるでしょうね。23区内の地方も醒めています。
熱くなっているように見えてる(写してる=報道してる)とこって、そういう報道機関経由とそうしたメディア関係だけじゃないでしょうか。
北朝鮮の「熱い」人民の様子とオーベイから見たら同じに見えるのではと思っています。


05. 2014年1月07日 21:31:54 : Td2i1msT6g
04様 了解です。

今後は、特に”たとぃ”の阿呆に憐れみと主のお恵みがあることを願いましょう。


06. 2014年1月07日 22:18:01 : pvxLBMN0ak
長州っていうか山口県。いらねえんじゃ? 福島の敵だし、この県の出身者の政治家でまともなやついねえし。

07. 2014年1月08日 02:10:58 : QBrYpzDGwo
 安倍や菅が必ず言う「丁寧に説明する」「理解していただく」は官僚機構の昔からの常套句。  
  利権がらみの施策を通したい時に使う。国民納税者にも、おかしな施策に疑問を持つ部内の末端公務員の説得にも使う。
  「丁寧に説明すれば必ず理解してもらえる」とは、「これだけ説明しているんだから、いい加減納得しろよ」「理解出来ないなら痛い目に合わせるよ」の意。
  こちらの言い分は理解してもらうが、貴方の言い分をこちらが理解するということはあり得ないという、完全な一方通行の「対話のドア」なのである。
  この官僚機構特有の論理には、知らない者は本当にビックリするのである。何だかどうもおかしいなあ、理解してもらうというより理解させてやる、という強迫ではないか、と気付くまでは、双方向の意志の疎通があり、互いの譲歩があると思うものだが、そういうことではないのである。
  安部政権は国際社会でもこの官僚トリックで突っ走るつもりらしいが、カラクリがばれずにどこまで通用するものだろうか。首脳会談も蹴られているらしいから、やはり「丁寧に説明」「理解していただく」の言葉の意が歩み寄りなしの一方的な主張の繰り返しであることはバレてしまっているのだろう。
  

08. 12301230 2014年1月08日 03:28:45 : QkxtwRwMeMkeo : AGFMx6YwJQ
>>0

宮司さんが、靖国の理論を整然と国民と外国人に向けて説明されるのが、一番です。
その理論の柱立てである、アニミズム(精霊信仰(?))についての理屈と合祀の理屈に国民および世界の人々が耳を傾ける機会があれば、とても良いと思います。

質問の機会も保障されているのがよいでしょう。

宗教理論を政治家が発言するのは、いくら世俗の見解とはいえ、控えるのが賢明でしょう。

宮司さんが、その説明をなされればいかがでしょう。合祀後に、それを解除できない理屈も明快に説明してくだされば、どんなに良いことでしょう。

外国人記者クラブ(?)でなされれば、どうでしょう。話術に長けておられるのですから、自信をもって実行なささってください。

ひとびとがその理論に納得するかどうかは、別問題です。自由、


09. 2014年1月08日 04:21:06 : zKhrRT3tBk
そうだろうがに。されど、蚤の心臓、嘘つき晋三に、中国に戦争を仕掛ける度量はあらへんで!石馬鹿茂と同床異夢。まあ、軍事将棋(石馬鹿茂)と、交戦イメージ(嘘つき晋三)のバーチャル・ウオー、コラボ。

10. 2014年1月08日 12:22:37 : hWEzsNFKJk
「靖国神社参拝について私の真意を直接、誠意をもって説明したい」(笑)

安倍は単に頭悪いから歴史と真実を理解できないだけでしょ
世界の空気も読めない人間だしねぇ

でもいいじゃん!
早く辞任してくれりゃいいから、安部よ!お好きのどうぞ!
で?いつ説明に行くんだい、中国と韓国に?
今後の外遊予定には入っていないよねぇ
歓迎されるとこにだけ行ってたら頭良くなんないよ!
嫌いな科目も勉強しろ!って親に言われなかったかい?安倍君

そうか親も学力には期待してなかったか


11. 2014年1月08日 17:08:09 : PCkPTu98Xw
あのバカに”ていねいに説明”させてどうするのこれ以上の嫌がらせはないぞ。

人の話は聞かない、判らないのだから会話として成り立たないだろうし
言いぱっなしでは呆れられて誰も聞かないし相手にしてもらえない。

国内のゴミに官房機密費を払って聞いてもらっているせきのやま。


12. 2014年1月09日 02:48:41 : AiChp2veWo
20代後半から30代の男たちが天皇陛下ばんざーい、と五〜六人でやっていた。「なんか≫気が抜けてるな」と思い少し話してみると、普通の礼儀を全く知らない。それでも日本の心だとか言う。完全にお里が知れる、いやそれ以下であった。ノンポリの方がずっとたちが良く見えた。何なんでしょうこういう男たちは。害があります。

13. 2014年1月09日 10:28:50 : MICzyijtoc
安倍内閣のあいだは日中、日韓は外交断絶でいいのかもしれない。戦争を起こさないでくれればビジネスは政治、外交ぬきでもやれる。

14. 2014年1月09日 15:28:40 : Fs820IFiwU
ヒツトラーがナチズムの正しさを敵対言動の近隣諸国首脳へ丁寧に説明して「なるほどごもつともです」となるでしょうか?。あり得ないでしょう。

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