04. 2015年1月06日 13:18:05
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投稿回数を越えたようなので(一回しか投稿してないのにおかしいね、ま、いいいけど)、メモ代わりにここにコピーしておく。嬰と変の話ね。テーマ曲は、ナットキングコールの Too Young これは、Too Old 簡単に替え歌が作れそう(笑) では、以下幻に終わった投稿、 (タイトル)ユーリカ! 嬰と変をなぜ区別するかわかった。 https://www.youtube.com/watch?v=T8DQaUoPmJg ナット・キング・コールの Too Young この曲がキーボードの教習本にあって、今、練習しておる。で、例によって、調をしらべた。♯がつくのは2箇所。レとラである。これさえ分かれば、後はネットであの円形の図を見れば、どういうキー(調)であるかすぐわかるのだが、それでは練習にならない。イロイロ鍵盤を押さえて、どうすれば、いわゆるドレミファソラシド(長調のね)に聞こえるかを調べておった。 と、以外な「発見」があった。例の変と嬰についてである。これ、主音が♯(シャープ)や♭(フラット)のつく音になった場合、その音階を区別するためにアタマにつける漢字である。シャープ(半音上がる)の場合は嬰、フラット(半音下がる)の場合が変である。 しかし、何でこんなややこしい漢字を使うのかね。上ホ長調とか、下へ短調とか、それでいいじゃないのかな。だいたい、変と嬰の違いが見て直感的に分からん。嬰は「退嬰的」みたいな言葉があるから、「おそらく後退する、下がるのだろうな・・・」という印象に引きづられて、勘違いするかもしれんし・・・。現にオレは、ついさっきまで、そう勘違いしていたではないか! それはさておき、この変と嬰、なぜ区別する必要があるのか・・・と以前から疑問だった。上がっても下がっても同じ黒鍵盤ではないか。ラのシャープ(嬰イ)でもシのフラット(変ロ)でも弾く鍵盤は同じなのである。ところが、Too Young に出てくるレとラのシャープで、ドレミファソラシド(いわゆる、「あの」ドレミファソラシドね、あなたの耳が覚えている)をやりくりして聞いて見て、あることに気づくのである。 これ、シのフラットとせずに、ラのシャープとすると「困った事態」が生ずるのですな。 Too Youngの主音がシのフラット(あるいはラのシャープ)であることは明らかなので、ドの左隣の黒鍵盤から「いわゆるドレミファソラシド」を弾いて見る。これをラのシャープ(嬰イ長調かな・・・)と見なして弾くと、順番に引けば、こうなる。 ラ♯シドレ♯ミファソラ♯ これでは、「いわゆるドレミファソラシド」にまったく聞こえないのである。これは、もう全く、話にならないような乱雑ぶりなのである。では、「ドレミファソラシド」(あのドレミファソラシドね。しつこいようだけど)に聞こえるように弾いて、その音列を表記するとこうなる。 ラ♯ドレレ♯ファソララ♯ これでは、今度は表記の方が、何のことかわからない。全く意味不明な音列表記になってしまうのである。これこそ退嬰的という!という音列になってしまうのである。 ところが、これを変ロ長調、つまり、シのフラットを主音と見なして表記すると、 シ♭ドレミ♭ファソラシ♭ と・・・ 不思議なことに、全く筋の通った、退嬰的ではない音列表記に変化するのである。つまり、変と嬰、フラットとシャープを区別するのは、音階表記上の混乱を回避するためだったのだ。ユーリカ! つまり、鍵盤は同じでも、この曲のキーは、嬰イではなく、変ロ長調とみなさなければならないのだ!で、WIKIを調べて見ると・・・ あの五度圏曼荼羅(とわたしは名づけた)に、変ロ長調は存在するが嬰イ長調は「存在すらしない」のである。(時計盤で言えば10時のところね。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%BF) あたり! ああ、面白かった(笑) では |