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With A Little Help from my Friends という歌が、アップされていた。
これを聞いて、いつもの連想ゲームで、「似ている」と感じたギター曲「聖母の御子」をYoutubeで聞き、楽譜を調べてびっくりした。(こんなもん調べるまでも無いだろう・・・と思う人も多いだろうが)
なんと単純なメロディーであることか!
ピアノのフツーの鍵盤で言うと、左から順番に、
3 4 5 ・ 5 6 7 ・ 8(高いほうのドね) 7 6 ・ 6 5
これを繰り返して、
3 4 5 ・ 5 4 3 ・ 2 1 2 ・ 3 1
とくる・・・これだけなのね。
今、ネットでバイエルを探してきて練習しておるが、その一番最初に出てくる「指使い」で簡単にひけちゃう曲なのだな。全音以上に離れている音のつながりが、一箇所しかない。(ミー・ドね)音の振り分け方も一定していて、8分の一音符で言うと、3つ、1つ、2つ が繰り返される。ターン・タ・タン、ターン・タ・タン・・・、これだけね。(ま、複雑に弾こうとすると大変なのだろうが)
これだけ単純なメロディーが、なんであんなに美しく響くのかと驚いたわけだ。深層心理的に言うと、こういう単純・素朴なメロディーは、ピアノを練習させられた子供時代の記憶なぞを喚起させ、ノスタルジックな感興を呼び起こすのかもしれん。(もうこの年になると、ノスタルジックなもの以外、美しいものはないのよ・・・笑)
で、似てると思ったビートルズの「With a little help・・・」は、「聖母の御子」と、このミファソソファミの部分が同じなだけなのだな。半音、全音とあがって、そこから同じ場所に戻ってくる・・・それだけね。
このミファソソファミは、初めて鍵盤の前に座った人が必ず弾いてみる音列のひとつだろうから、この世に存在するメロディのいたるところに顔を出しているんだろうね。この2つの曲のように、楽曲の冒頭、印象的なカタチで使われている歌も相当数あるのだろう。つまり、オレの乏しい音楽体験が、たまたま「聖母の御子」に似ていると思わせたに過ぎんのだろうな。
こんなことを書いて何がおもしろいのか!と思う人も多いだろうが、オレにとっても面白いのよ。
曲をアップしないのもなんなので、クリスマスソングとして・・・・これね。
ではでは
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