役者の激プロである太宰さんがマジで倍賞と渥美を同次元に考えていたことはまさかないだろう
から、やはり倍賞は現場が気を使わざるえない監督の「お嬢」的な存在だったのだろうと推察できる。

しっかし、志村けんはつまんねえな。

（ゲラ笑いをこらえながら）平泉より向こうの秘境には何がいるのかなあ？

ゲラ笑いで思い出したが、「男はつらいよ」シリーズには車櫻のマジ笑いが何度か
でてくる。「こういう演出なんだろうか」と疑ったが、倍賞美津子の自伝を読んだら、
渥美清のアドリブには時に共演者が撮影を忘れてウケてしまうことがあり、そのNGを
山田監督が「そのまま使う」ことがあったと真相がでてきた。

井上ひさしの書いた浅草回顧録の中にも、渥美さんが生舞台で使う言葉のアドリブは
きれていたとあったと思う。

関西地方では花紀京というアドリブ奉行がいた。しっかし志村けんは本当に面白くないな。

桜井誠がここ５，６年でやってきたことは、これからもネット内外の伝説となるだろう。
信じられないことの連続で、本当にこの男を取り巻く力学というものは時代を変える推進力
だった。桜井以前と以後で、社会運動の可能性、その意義は完全にかわってしまったという
事実に私は唖然とせざるえない。

しかし、志村けんはマジでつまらん。私は食わず嫌いではないので、一応目に通すことは
した。全員集合、ドリフ大爆笑、Youtubeで見てみたが、くだらなすぎて駄目だった。

それ以前に水谷豊が小学校教員役であたったことがあって、その後番組はどういう路線の
読みか「お寺の住職」という時代遅れなドラマに展開していったのだ。

田原の場合も、小学校教員の次が、なぜか「下町の職人」。時代についてこれない
昔気質な若オヤジの役をジャニーズの稼ぎ手トシちゃんが演じるミスマッチの話題性で
ひっぱろうというのだ。

ドラマのタイトルは忘れたが（ウィキればわかるが、ハルヲしか読んでないのにわざわざ
俺様がそこまでするか。）そのドラマでのお決まりの台詞が田原俊彦がキレたときの

「テメエらに食わせる煎餅はねえ」だったのだ。そう、浅草の煎餅職人だ。

もういいですか。