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お笑いは、挫折をしたり売れなくなったりしたミュージシャンというのがもっぱらである。
日本Tvバラエティー創生期の立役者クレイジー・キャッツや、そのあとにつづいたドリフターズなど
どれも本格志向のバンドマンでできていた。それからもその傾向はかわっていない。
他にも例を挙げればきりがないほど、色物の業界というのは音楽からの転向者の巣窟なのである。
中には、バラエティーで有名になったことをきっかけに歌手デビューにこぎつけた猿岩石や、
落語研究会から軽音楽に活動の場を移したミスチルの桜井のように逆バージョンもあるが、
基本形は、「表舞台でのなんらかの失敗や再出発のためにお笑いの地位は用意されている」ということである。
全国区タレントの象徴、タモリ。音楽番組の司会はほぼキャリアの全体を通して続けており、
やはりこの男も歌やトランペットなどに学生時代は勤しみ、音楽家に挫折した人間だと公言している。
しかし、タモリはただの挫折者ではなく、大橋巨泉のように「音楽評論」という肩書きをもっていたのだ。
こないだ横目でみていたTV番組で登場した元プロレスラーの前田が「タモリのジャズ評論は当代一だと
エライ人がいっている・・・・・」云々と言い出して、私ははじめてタモリの評論活動を知ったのだ。できれば
書籍を読んでみたいと思ったが、アマゾンにもどこにもでていない・・・・・・・。
いったいどこで読めるのでしょうか??
読んだところでジャズ通じゃないと理解できないような代物かもしれないな。(クリントンは吹奏楽器に没頭する
ティーンの時分に「コルトレーンは超えられない」という結論にたどり着いて政治家の道へ進んだというが、
私の場合は「コルトレーンはつまんねえ」といってジャズというジャンル自体に目を伏せてしまったので
CDも一枚も持っていないし、演奏を見に行くことも年に1度くらいしかないのだ。)
それでもできれば読んでみたい・・・・・タモリのジャズ論。
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