http://www.asyura2.com/14/kokusai9/msg/881.html
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あくまで推測だが、湯川氏も後藤氏も殺害を免れ生きていると思う。
遺体の確認さえ行っていないのに、日本政府が、あのような映像と「イスラム国」の声明を根拠に二人が死亡したと判断するのは早とちりでしかない。
そして、今のところ遺体の引き渡しを求めていない日本政府も、二人の生存を知っていると思われる。(しかし、現段階で二人の遺体の引き渡しを求めたりしたら、やぶ蛇になる可能性もあるからやるべきではない)
昨日(日曜)午前5時頃にアップされた後藤氏と“ジハーディ・ジョン”(黒装束の男)の映像は、湯川氏殺害告知やサジダ・リシャウィ死刑囚引き渡し要求の静止画よりも早く作成されたもののようだ。
最後の映像(後藤氏殺害告知)は、2億ドル支援など安倍首相の中東訪問にまつわる“具体的”理由がなく“一般論”レベルで非難しているので、最初の身代金映像よりも早く作成された可能性さえある。
後藤氏を殺害した理由として、身代金不払いや死刑囚引き渡しの不実行にまったくふれていないのもそのためだろう。(死刑囚引き渡しの不実行が殺害の理由であれば、ヨルダン空軍パイロットが先行して殺害されるはず)
湯川氏殺害告知やサジダ・リシャウィ死刑囚引き渡し要求で静止画にメッセージをかぶせる手法を使ったのは、映像制作部隊が多忙だったのか、“ジハーディ・ジョン”の都合が悪かったからではないだろうか。(ただたんに遊んだ可能性もあるが・・・)
「イスラム国」幹部と背後にいる“スポンサー”は、日本に激震を走らせ、日本のメディアを10日間も占拠し、多くの国民の脳裏に「イスラム国」の名を刻み込み、イスラムの異様さや恐ろしさを潜在意識に埋め込んだことで、今回の事件はじゅうぶん役割を果たしたと思っているだろう。
※ 関連参照投稿
「後藤氏解放の条件サジダ・リシャウィ死刑囚:05年アンマン同時多発ホテル爆破テロは“自爆”ではなく“仕掛け爆弾”の可能性」
http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/590.html
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イスラム国指導者釈放 米の誤算[NHK]
2月1日 12時30分
イスラム過激派組織「イスラム国」の指導者、バグダディ容疑者がイラクに駐留していたアメリカ軍によって2度にわたって拘束されながら、その後、イラク政府に引き渡され、釈放されていたことがアメリカ政府の元高官の話で明らかになり、アメリカの誤算が過激派の拡大を招いた可能性が出てきています。
これは去年まで、アメリカ国防総省傘下の情報機関、DIA=国防情報局のトップを務めていたフリン前長官がNHKとのインタビューで明らかにしたものです。
このなかで、フリン前長官はイラクに駐留するアメリカ軍が2004年に「イスラム国」の指導者、バグダディ容疑者を拘束し、10か月後に釈放したことについて、「模範的な収容者でアメリカ軍に協力的な姿勢を見せていた。模範的な市民になると期待して釈放した」と述べました。
そのうえで、アメリカ軍は2006年に再びバグダディ容疑者を拘束し、2009年にイラク側に引き渡しましたが、その後、イラク政府が釈放したことを明らかにしました。
これについて、フリン前長官は、「われわれが知らされたのは、イラク政府が釈放したあとだった。明らかに間違った判断で、その後、バグダディ容疑者はイスラム過激派組織の指導者に上りつめてしまった」と釈明しました。
国防総省は、アメリカ軍がバグダディ容疑者を1度拘束したことは公表していましたが、2度にわたって拘束していたことが明らかになったのは初めてです。
フリン前長官によりますと、バグダディ容疑者は当時、イラクで活動していたテロ組織の指導者の側近でアメリカ政府は重要なテロ容疑者だと認識していたということです。
しかし、こうした機密情報がイラク側に引き継がれていなかったとみられ、アメリカの誤算が、過激派の拡大を招いた可能性が出てきています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150201/k10015124421000.html
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