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専門家「アルカイダしのぐ影響力ねらう」
1月26日 6時16分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150126/k10014959551000.html
イスラム過激派組織「イスラム国」とみられる組織が後藤健二さんの解放と引き換えに女性死刑囚の釈放を要求したことについて、イラクの専門家は、「イスラム国」がライバル関係にある国際テロ組織アルカイダをしのいで影響力を広げるのがねらいだと分析しています。
イスラム過激派に詳しいヒシャム・ハシミ氏は、今回の事件を受けて日本政府に「イスラム国」に関する情報提供を行った専門家で、25日、首都バグダッドでNHKのインタビューに応じました。
この中でハシミ氏は、「イスラム国」とみられる組織が、後藤健二さんを解放する条件としてヨルダンで起きたテロ事件の実行グループの1人、リシャウィ死刑囚の釈放を要求したことについて、「リシャウィ死刑囚は、当時『イラクのアルカイダ』の指導者だったザルカウィ容疑者の指示を受け、イラク国外では初めてだった自爆攻撃に参加したうえ、アルカイダの自爆攻撃のメンバーとしては初めての女性でもあり、イスラム過激派の支持者にとってシンボル的な存在だ」と指摘しました。
そして、イスラム国がアルカイダとの間で常に覇権争いをしているとしたうえで、「先日のパリの事件で、アルカイダはイスラム過激派に共感する人々の心をつかむ大きな成果を上げ、イスラム国は劣勢に立たされた。このため、イスラム国は、過激派のシンボルであるリシャウィ死刑囚を日本人の人質と交換することで、再びアルカイダをはるかにしのぐ形で影響力を広げようとしている」と分析しました。
そして、「イスラム国は、日本がヨルダンの支援国であり人質の交換についてヨルダン政府を説得する力があると十分理解していて、揺さぶりをかけているが、ヨルダン側もこの要求を真剣に考え、交渉には柔軟に臨むのでないか」と指摘しました。
- 「米英以外の人質は解放」 米紙/NHK 1月26日 仁王像 2015/1/29 20:58:11
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