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(今夜のN9)
保坂修司・研究理事(日本エネ研)「本当に狙われたどうかは、いろいろな意見がある。これまでイスラム国は、さまざまな形で声明を出しているが、その中で日本についてはほとんど触れたことがない。ただその一方では、いわゆるアルカイダを含むジハード組織・過激派の多くは、日本は敵である、米国の仲間であると認識されているので、標的の一部になっていたことは間違いない」
「捕まっていた二人はどういうカードで使うか機会を狙っていたと思う。今回の安倍首相の中東歴訪は、おそらく彼らにとっては絶好の機会になったのではないか。
別府正一郎(NHKドバイ支局長)「日本がターゲットに成り得るということは想定のなかにはあった。中東やアラブ世界では、日本と歴史に対する敬意は非常に高いものがあるが、一方では、日本の外交政策は米国の言いなりではないか、という人も少なからずいるのが現状だ」
「イスラム国としては、日本(政府)からどのようなメッセージが出ているかに関心を持つのは間違いない。(以下略)」
保坂「イスラム国に直接、日本を攻撃することや日本人を殺害することは、イスラム国にとってマイナスである、ネガティブな影響を与えるんだということを訴える必要はあると思う。
仮に身代金交渉があるとするなら、そこでなんらかのパイプは探し出していけるのではないか。向こう側からもアクションはあると思うし、同時にイスラム国に影響を与えられるような人びと・有力者・イスラム法学者など、そういう人びとからも日本のために呼びかけてもらうということも必要だと思う」
「昨年6月にイスラム国を宣言した時には、非常に勢いがあったが、ここにきて若干勢いに陰りが出てきている。とくに外国人のリクルートが専売特許だったが、各国の対策が進んでそのリクルートが難しくなっている状況がある。リクルートが出来なくなると、彼らの前線が弛緩してくるので、それだけでも彼らの戦線が手薄になってくると思う」
別府「先生の話のように中東では勢いが若干弱まっても、一方でシリアやイラク発の脅威が世界各地に拡散している、そんなフェーズに入っとも言えると思う(以下略)」
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