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プーチン大統領 新年の演説(全文)(ロシアの声)
http://www.asyura2.com/14/kokusai9/msg/733.html
投稿者 無段活用 日時 2015 年 1 月 01 日 12:03:01: 2iUYbJALJ4TtU
 

http://japanese.ruvr.ru/2014_12_31/281842070/


31.12.2014, 19:54


プーチン大統領 新年の演説(全文)


© Photo: RIA Novosti/Alexei Druzhinin


親愛なる友人の皆さん!

数分後には新たな年2015年が訪れます。

いつもと同じように、私たちはこの祝日をどきどきしながら待ち、願い事をし、プレゼントを交換し合い、家族や近しい人々、友人たちと一緒に新年を迎えるというこの素晴らしい伝統を喜んでいます。雰囲気は良く、思いやりや寛大さが私たちの心をあたため、心は明るい考えや善良な行いのために開かれ、希望を抱かせます。

もちろん、今は各人が何よりもまず家族の安泰について考え、近しい人々には健康や幸福を祈っていることでしょう。我々ロシアの繁栄は、皆さん一人ひとりの幸福と成功によってつくらています。

祖国への愛はもっとも強い感情の高まりに数えることができます。これはクリミアそしてセヴァストーポリ市民が自分の生家に戻ろうと固く決意した際、その同胞支援のなかで十分に発揮されました。このことは最重要な道標として祖国の歴史の中で永遠に刻まれることでしょう。

今、去り行く年を総括するとき、皆さんが結束し、連帯してくださったこと、真実、名誉、公平、自分の国の運命に対する責任を深く感じてくださったこと、ロシアの国益を主張する不動の決意を表してくださったこと、勝利の日も試練の時もロシアとともにいて、われわれの最も大胆で大規模な計画の遂行を目指してくださったことに心からの謝意を表したいと思います。

今から数年前はソチでの五輪開催は夢物語のように思われていました。ところがこれは単に実現されただけではありません。われわれは冬季五輪史上、最高の五輪を準備し、 開催しただけではありません。これで大勝利を収めたのです。この勝利には、私たちの国の全市民の貢献があります。つまりこれは五輪参加選手たちと彼らを支えた人々全員 の貢献なのです。

来るべき年、私たちの解決せねばならない課題は少なくありません。そしてこの年がどうなるかは私たち自身の手で作るままになるのです。それがどれだけ効果的に創造的に成果を出すようになるかは、私たち各人にかかっています。これより他の方法はありません。そして私たちは計画したすべてを遂行し、実現せねばなりません。これは自分のため、私たちの子どものため、ロシアのためなのです。

友達の皆さん! 新年はもうすぐそこまで来ています。近しい人たちを迎え、一番温かい言葉をかけあいましょう。理解と信頼、忍耐と配慮を示してくれたことを感謝しましょう。善と愛が増えれば、私たちはより自信を持ち、強くなれるのです。そうすれば必ず成功を手に入れることができるのです。

皆さん、おめでとう! 2015年、明けましておめでとう!



国内, プーチン, 社会・歴史






(参考)

国民への新年の演説(ロシア大統領府サイト、ロシア語原稿)

国民への新年の演説(ロシア大統領府サイト、原稿の英語訳)

 

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コメント
 
01. 2015年1月01日 19:47:03 : IGQHlRuxno
必ずしも明るいとは言えない時、このような言葉を国民に投げることのできるとは、立派な指導者だ。
羨ましい限りだ。

02. 2015年1月01日 20:12:45 : gOvaB2LO7A
13:27
2014年露インフレ率は11.4%

2014年最後の月、12月のロシアのインフレ率は11月の1.3%を2倍上回る2.6%に達した。121月31日、ロシア統計局が明らかにした。ロシアのインフレ率は1年間で11.4%に達した。この数値は2008年以来最高値。

それでもこの2014年12月のロシアのインフレ率は経済アナリストらの予想値よりは多少低い。インターファックス通信の用意したインフレ率予測では2.8%と出ていた。
消費者価格の急激な値上がりは12月中旬、ルーブル切り下げ後に見られ始めた。
エコノミストらによる2015年のインフレ率は、12月末、インターファックスの行なったコンセンサス予測では二ケタ台に留まり、10.9%。2015年第1四半期はインフレ率は上がり続け、13−15%に達する見込みだが、第2四半期からは年間インフレ率は下がりはじめるものと予想されている。
国内, 経済, 経済
http://japanese.ruvr.ru/news/2015_01_01/281847589/



03. 2015年1月02日 19:06:51 : yX0mSrmukA

「ユーラシア連邦」を主唱する朝堂院大覚氏が、ウクライナを巡る米国の小細工とロシアの正しさを解説し、プーチン大統領にエールを贈っています。以下、ご視聴ください。
       
朝堂院大覚氏のプーチン大統領支持表明
https://www.youtube.com/watch?v=4Pu-iFW4rDk


04. 2015年1月03日 01:37:26 : 9oyjZxWlQA
ロシアの正月もおだやかでいいですな。

親から聞いたことだが日本のお正月は親族家族新年でかしこまって手を畳につけてあらたまって親兄弟に頭を畳につけて挨拶をし、ご先祖礼拝をし、墓参りをして、ご近所にあいさつにゆきそれからあとはゆっくりくつろいで1年頑張って田をつくり1年をこせたと酒を飲むのが正月で、女も忙しい毎日だったのでおせち料理でこの三日は女性が料理などの仕事をさぼってもかまわないといういわば休暇期間なのだということだった。

僕の地方ではさばやさんま寿司、それに昆布寿司、巻きずしですからこれらは1週間は作りおきができて、あとニシメという煮物料理にあと縁起物の品々〜ぜんぶ日持ちする料理を用意してくつろぐのが正月です。

1年の疲れをいやして英気をやしなう こもりの3日間 だということでした。

最近のお正月でも故郷に帰る人が多いので地方では基本的には変わらないようだ。


05. kehl002 2015年1月12日 15:47:56 : YY2JRvSFo1I8Q : 3io7CqY8fY
プーチン大統領・2014年10月24日ヴァルダイ国際討論クラブでの演説 ― 世界秩序: 新たなルールかルールなきゲームか 全文
http://www.asyura2.com/14/kokusai9/msg/684.html

ロシアのプーチン大統領は、先の10月24日、外交・国内政策の世界的第一人者が参加するヴァルダイ国際討論クラブで演説を行いました。この演説は2000年に彼が大統領になって以来「最高の、最も重要な演説」(ミハイル・ゴルバチョフ)、「チャーチルの『鉄のカーテン』演説以来の最も重要な演説」などと評価される一方で、ロシア国内でも国民の高い支持を得ているようです。歴史的視点から、ワン・ワールド (NWO = 世界政府の樹立 = 世界の一極化) の美名のもとに世界権力の一極集中を目論む冷戦後のアメリカの外交政策が、いかに危険で、愚かで、罪深いかを完膚なきまでに暴露すると同時に、返す刀で世界が今後進むべき方向を示した見事なメッセージに、本サイトでおなじみのポール・クレイグ・ロバーツ氏も「私の生涯でこれほどの演説を見たことがない」、「プーチンの発言を読めば誰でも彼を世界のリーダーと結論せずにはいられない」と称賛の言葉を惜しみません。まさにこれが「ホワイトハウスの腐敗した戦争屋 [=ネオコン/シオニスト、ネオナチ/サタニスト]、ドイツ、イギリス、フランス、日本、カナダ、オーストラリア政府内の彼らの操り人形たち... と、あらゆる民族・国民の利益が尊重される人道的で生き甲斐のある [道徳的] 世界のために奮闘するリーダーとの違い」なのでしょう。

実はプーチン大統領は若い頃から日本の武道を学んだ人で、「日本の文化や哲学に親しんだ者として、日本を愛さずにはいられない」(丹波實氏『日露外交秘話』)とまで語っていたそうです (現在柔道8段)。また弁護士としての訓練を受けた人にふさわしく、この会議で 1) 道徳にもとづく国際法の整備と国際機関の改善の必要を訴えるとともに、2) 伝統 (歴史・文化) の異なる各国の利益を尊重し、3) 今後は世界の多極化に応じ、地域の中枢となる諸機関が協力して世界の安定と安全をはかる仕組みをつくる必要があると述べています。(おそらくこの構想は、「日本の文化や哲学」への彼の理解 ― 武道を通じ東洋的な「道」として了解されている?― を一つの手掛かりに、馬渕元駐ウクライナ大使が指摘された「全人類的価値とロシアの伝統的価値との有機的結合」をはかろうとするロシアの人々の積年の努力を、政策として具体化しようとしたものではないかと思われます。馬淵睦夫『国難の正体』p.252ff.)

テキストをしっかり読むと、日本の政治家や官僚とはまったく異なる点として、彼がいかに自分の敵(「ホワイトハウスの戦争屋」)を見抜いていたか驚かれる方も多いのではないかと思います。特に国際関係や外交の真相を知りたい方、歴史と文明の転換期について見通しを得たい方にはこの演説はとても参考になり、このたびウクライナを危機から救った彼の行動と考え方についても理解が深まるかもしれません。

ところでロバーツ氏も述べているように、もしも「西洋の社会が正気であれば、公の場でのこのプーチンのメッセージは全文が掲載され、専門家の意見をまじえて討論が行われ」てしかるべきところだったでしょう。そればかりか、おそらく「テレビでも活字メディアでも、賛成の大合唱」さえ聞かれたかもしれません。ところが残念なことに、私たちの国でもこの点で相変わらずの状況が続いているのは皆様もご存知の通りかと思います。このような中、シャンティ・フーラの時事ブログではおそらく日本で最も早期にプーチン大統領の演説の全文(ロシア政府による英語訳)の翻訳作業が行われ、このたび演説の内容がウェブ上で初めて逐語訳的に忠実に再現されることになりました。(この歴史的な演説の意義についてご教示(「情報提供」)を賜り、訳者としてもとても幸運な機会に恵まれたことに謹んで謝意を申し述べさせていただきたいと思います。)

英語では金権・利権のために政治を商売にする政治家達(政治屋)と区別して、国益(民主主義では国民の幸福)のために働く政治家をステーツマンといいます。今や「没落」しようとしている西洋(欧米)と、戦後も「永久占領」下に置かれている日本。日・米・欧の三極でもはや政府与党がステーツマンの政治を行えなくなっている現状 (首相以下グローバリストが圧倒的多数を占める) に対して、どんな学者も顔負けではと思えるほど透徹した広く深い認識の持ち主が、大国ロシアのトップとして世界規模での政治を動かそうとしているのは何かの天の計らいでしょうか。

ところが現在、ロシアでは国営メディアの報道などを通じて多くの人々が西側の腐敗の現状を知るようになり、国民の間で西洋世界の為政者に対する怒りや敵対意識が強まっている(最近の世論調査で79%が西側主要国を敵と見ると回答)といいますから、将来これがロシアの政治の意外な展開の方向に結びつく可能性も否定できないかもしれません。また昨年ロシアの多様性をテーマに行われた同クラブの会議で、プーチン大統領は国内の統合のあり方と歴史的・文化的伝統の回復の必要を問いましたが、この演説に対して強い支持を表明したロシア共産党 (KPRF) のリーダーは、同時にこれを「ロシア連邦」という新たな政府の必要を示唆したものと受けとめ、「政策を変更し、政府を解散する必要性を政治的・イデオロギー的に具体化したものと考える」とまで言っています。このように、悲劇ではないにせよ2015年には「ロシアは斬頭される」(ロシアはいよいよ飛躍のときを迎える。それを開始させたのは現在の統治者であり、それが今後も彼をコントロールする...)と予言したブルガリアのヴァンガの言葉を彷彿させる展開の方向も、これからは無視できなくなってくるかもしれません。ほんとうに私たちは何という歴史の転換期に居合わせているのでしょう!


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