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フェイスブック、ツイッター、グーグルは、来月行なわれるロシアの反政権派著名ブロガーで弁護士のアレクセイ・ナバリヌイ氏の支援集会に関する情報を削除せよというロシア政府の命令に抵抗し始めた。米SNS大手がロシア政府のオンライン情報を統制しようとする取り組みと対決する可能性が高まっている。
先週、モスクワで開かれるその集会がソーシャルメディアで発表されたわずか数時間後、ロシア連邦通信局は、ロシアの検察当局の要請に応じて、ロシア国内のブロック命令を出したという。フェイスブックは先週、最初の命令に従ってその集会を宣伝するページを遮断したが、すぐに他のページが作られ、注目度はさらに高まってしまった。
それ以来、フェイスブックは集会を宣伝するロシア国内の他のページをそのまま放置している。中には3万2000人以上のユーザーが集会への参加を表明しているものもある。内情に詳しいある人物によると、フェイスブックの弁護士たちは増えつつあるロシア政府からの削除要請を再吟味しているという。
ツイッターは、先週以来、ロシア当局からその集会を宣伝する投稿やアカウントを削除せよという命令を複数回受けたということを認めた。そこには、ロシア連邦法の下、訴追の可能性があるということも示唆されていた。しかし、ツイッターの広報担当者は同社が「当局が指定したコンテンツは削除していない」とし、ユーザーに警告するためにそうした政府からの命令を公表してきたと述べた。
グーグル傘下のユーチューブのロシア国内サイトでは、同国政府からの命令があったにもかかわらず、その集会を宣伝する動画の閲覧が今も可能となっている。
ロシア連邦通信局の報道官は、その集会に関するコンテンツを遮断せよという検察当局の命令は「遂行されるだろう」と述べたが、その方法に関する詳細については語らなかった。「われわれは各社に対して異なる要請を行っている」とも述べた。通常、こうしたコンテンツの遮断でロシア国外のユーザーが影響を受けることはない。
現在、軟禁状態にある弁護士で反腐敗運動家のナバリヌイ氏は、窮地に立たされているロシアの反政権派において今や最も重要な人物の1人である。詐欺罪で起訴されているが、本人とその支持者たちは、その嫌疑に関して政治活動に圧力をかけようとするものだと主張している。検察当局は10年の禁固刑と一切の政治活動の禁止を請求している。
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