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2014年12月21日
古村治彦です。
今回は、シティ・グループと民主党系の人材についての新聞記事を皆様にご紹介します。米国政府がどんな大義名分を掲げてでもシティ・グループを助けるのは、より正確には、デイヴィッド・ロックフェラーを助けるのは当然のことです。アメリカも正義の自由のなんのと偉そうに世界中に説教をしていますが、その裏でやっていることは薄汚いことですね。エリザベス・ウォーレン上院議員はマサチューセッツ州っ選出の気合の入ったリベラル派です。ケネディ家の系統ですから、ヒラリーに対する対抗馬にふさわしいでしょう。
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エリザベス・ウォーレン:ケネディ系で気合が入っている
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エリザベス・ウォーレンの発言は正しい:シティ・グループと政府の関係は深まるばかりだ
マット・オブライエン、ダーラ・キャメロン筆
ワシントン・ポスト紙
2014年12月16日
「ケヴィン・ベーコンとの六次の隔たり」(Six Degrees of Kevin Bacon)という遊びがある。俳優ケヴィン・ベーコンをスタート点として、ケヴィン・ベーコンと直接共演した俳優Aを一次(first degree)、ベーコンと直接共演していないが俳優Aとは共演している俳優Bを二次(second degree)とする。この遊びのワシントン版は、多くの人々の関心を引くことはない。この遊びは「シティ・グループと一次の隔たり(One Degree of Citigroup)」と呼ばれるものだ。この遊びが示すのは、多くの経済政策立案者たちが銀行業界の怪物シティ・グループと関係を持つというものだ。先週、上院議員エリザベス・ウォーレンが重要な演説を行ったのだが、彼女が主張したことは正しかったのだ。彼女は、シティ・グループやその他の巨大銀行に対して怒りを持ち、政府予算と絡めて、ウォール街の金融業界に対する規制を弱めることができるようにすることに反対した。
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ケヴィン・ベーコンとの六次の隔たり
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ジャック・ルー:変わった署名が話題に
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ロバート・ルービン:デイヴィッドの股肱の臣
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マイケル・フロマン:TPP交渉の総司令官。拙著『ハーヴァード大学の秘密』に書いた
しかし、この遊びは「シティ・グループと一次の隔たり」と呼ぶべきものではない。これは、「ロバート・ルービンと一次の隔たり(One Degree of Robert Rubin)」と呼ぶべきなのだ。ビル・クリントン大統領政権の財務長官から退任した後、ルービンは、新たに創設されたシティ・グループに戻った。シティ・グループは、大恐慌時代に制定された銀行業務と証券業務を同一の会社が行うことを禁止した法律を廃止する法律が成立した後に作られた。ルービンの側近たちもまたシティ・グループで働くことになった。そして、シティ・グループは、民主党系の政策立案者たちの避難場所となった。現在そして過去、民主党系の人物たちがシティ・グループに参加した。現在の財務長官ジャック・ルー、予算管理局長を務めたピーター・オルザッグ、現在の米国通商代表であるマイク・フロマンがシティ・グループで働いた。元財務長官ティム・ガイトナーはシティ・グループに参加することに参加する意志があるかどうかについて尋ねられたが、それを丁寧に拒否した。
(終わり)
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