01. 2014年12月02日 19:48:12
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http://www.asyura2.com/14/hasan91/msg/893.html#c1サウジが原油価格を大幅引き下げへ、アジアの精製業者が予想 2014年 12月 2日 16:49 JST [シンガポール 1日 ロイター] - ロイターが調査したアジアの精製業者は、サウジアラビアが1月のアジア顧客向け原油価格を1バレル当たり2─3ドル引き下げると予想している。ただ、世界の指標原油価格は5年ぶりの安値をすでにつけているため、より小幅な値下げを見込む向きもある。 サウジアラビアはアジア顧客向け原油価格をここ5カ月のうち4回引き下げている。非石油輸出国機構(OPEC)産油国の存在感が増す中、市場のシェアを守る狙いがある。 アジアの精製業者5社のトレーダーらによる予想が現実となれば、アラブ・ライト原油の1月の公式販売価格(OSP)はバレル当たり2─3ドル下がり、少なくとも10年ぶりの低水準をつけることになる。 サウジのOSPは通常、毎月5日前後に提示される。 http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0JG0J720141202 アングル:米シェール開発についに鈍化の兆し、10月掘削認可が減少 2014年 12月 2日 15:44 JST [ニューヨーク 1日 ロイター] - 米石油会社は、原油価格の下落をものともせずシェールオイルの開発をフルスピードで進めてきたが、ついにブーム一服の兆しが出ている。
調査会社ドリリングインフォがロイターに対して独占的に提供した情報によると、新規の掘削認可は今年10月、12の主要生産地域全体で15%減少した。認可数は昨年11月以来倍増しているが、シェールオイル開発熱が冷めつつあることを示す最初のサインと言えそうだ。 石油輸出国機構(OPEC)は先週、現行の日量3000万バレルの生産目標を維持することを決定。6月以来30%下落していた原油価格が、決定を受けてさらに10%下落した。アナリストの多くは、OPECの決定について、米原油生産急増の背景にあるシェールオイル産業を意識したもの、と指摘する。原油価格がこのまま上昇しなかったとしても、米シェールオイルは現行ペースでの生産が続くのだろうか。 ウェルズ・ファーゴのアナリスト、ロジャー・リード氏は「市場は米シェールに注目している。原油やガス価格が下落すれば、2015─17年にはシェールへの投資が減退、生産も減少するだろう」と話す。 テキサス州が10月に出した新規の掘削認可は885に減少した。シェール革命が注目され始めたばかりの2010年10月と比べると、倍以上の水準とは言え、この2年ほどでは見られなかった鈍化ぶりだ。 認可が減少すると、その2─4カ月後にはリグ(掘削装置)の稼働数が減少する。さらに6カ月後には、生産の伸び鈍化が始まるという。 ドリリングインフォのアレン・ギルマー最高経営責任者(CEO)は「これまでの熱狂がさめつつある。慎重になっているようだ」と指摘。リグの稼働数にも、減少の初期的兆候が表れている、と述べた。 ドリリングインフォのデータによると、10月は10地域で認可が減少した。なかでも減少が顕著だったのは、テキサス州のパーミアン盆地とイーグル・フォードで、認可はそれぞれ13%、22%減少した。 <テキサス州経済に痛手> テキサス州の経済は今年、シェール産業のおかげで活況を呈している。同州のエネルギー産業に関する指数「テキサス・ペトロ・インデックス」によると、8月の同州の石油生産量は前年同月比で23%も増加した。石油・ガスセクターの雇用も、過去最高を記録しているという。 それだけに、価格の下落が続けば経済的な痛手は計り知れない。 「テキサス・ペトロ・インデックス」を算出しているエコノミスト、カール・インガム氏は「原油価格の下落で、影響が出るのは間違いない。それは最終的には数字にも表れてくる」との見方を示している。 (Edward McAllister記者 翻訳:吉川彩 編集:加藤京子) http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0JG0F220141202
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