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「今日は制裁について呟きたいと思います♪:在日ロシア連邦大使館」
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2014/11/8 晴耕雨読
https://twitter.com/RusEmbassyJ
今日は制裁について呟きたいと思います♪
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ロ大統領:制裁は既に世界貿易の基本を、WTOの規則を、私有財産の不可侵の原則を覆し、市場と自由と競争に基づいたグローバリゼーションのモデルを揺るがせています。
ちなみに、このモデルの最大の受益者は他でもない西側諸国です。
今、こうした国々はグローバリゼーションの指導者として、信頼を失墜するリスクを冒しています。
どうしてそんなことをする必要があるのでしょうか?アメリカにしても、その成功の可否は投資家、国外のドル保有者や債券保有者の信頼に大変大きく左右されるはずです。
信頼は明らかに失われつつあり、グローバリゼーションの成果に対する失望の兆候は、現在、多くの国で見られています。
かの有名なキプロス事件や政治的動機による制裁は、政治的・経済的主権化の傾向を増大させ、各国やその地域連合が何らかの方法で外圧から身を守ろうとする動きを増大させたに過ぎません。
現在すでに、ドル依存を脱却し、代替の金融・決済システムや準備通貨を設定しようとする国の数は増える一方です。
私にはアメリカが墓穴を掘っているようにしか見えません。
政治と経済を混同してはならないはずなのに、それが今起こっているのです。
こうした決定がどのようにしてなされ、誰の圧力があったのか、私たちは分かっています。
それでも、この点は強調しておきたいのですが、ロシアは威を張ったり、誰かに腹を立てたり、誰かに何かを乞うたりするつもりはありません。
ロシアは自立した国です。
私達は今できあがっている対外経済環境を受け止め自国の製造業と技術を成長させより毅然とした態度で改革を推し進めます。
外圧はこれまでも幾度となくそうだったように私達の社会を団結させ、いわば私達に油断の隙を与えず成長の基本的方向性に意識を集中するよう強いることでしょう。
制裁は当然のことながら私たちを邪魔しており、この制裁で私たちに損害を与え、私たちの成長を阻害し、私たちを政治的・経済的・文化的孤立へと追いやろう、つまり、後進国へと追いやろうとしているわけです。
しかし、強調しておきますが、世界は抜本的な変容を遂げたのです。
私達はそうした世界に門戸を閉ざすつもりも、閉鎖的発展の道やアウタルキーの道を選択するつもりもなく常に対話をする用意があります。
それは経済関係正常化についての対話でもあり、また政治関係についてでもあります。
世界主要国のビジネス界の実利的なアプローチに期待しています。
昨今、ロシアがヨーロッパに背を向け、他の国々、とくにアジアに新たなパートナーを探しているという発言が聞かれます。
言っておきますが、全く違います。
アジア太平洋地域における我が国の積極政策は何も今日に始まったことではなく、制裁を機に始まったものでもありません。
数年以上前にはすでに始まっていたものです。
その理由は西側諸国を含む他国と同じで、東洋が世界のなかでも、また経済や政治においても、ますます重要な役割を担うようになっているからです。
それを考慮しないわけにはいきません。
もう一度強調しておきますが、これは誰もがしていることであり、それを私たちもしていきます。
ましてや、我が国の領土の大部分はアジアにあるのです。
このような利点を利用しない理由があるでしょうか?そんなことをすれば、全くの近視眼になってしまいます。
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米経済誌フォーブスは、2014年の「世界で最も影響力ある人物」72人のランキングを発表し、プーチン大統領が1位に選ばれました。
\(^ ^)/ バンザーイ
今日、モスクワで自民党の高村副総裁はナルイシキン下院議長と会談しました。
ロ下院議長:日本がG7の合法性のない制裁に加わったことに、失望を感じました。
しかし、こうした日本側の決定が米国による圧力でなされたことが、私達は分かっています。
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