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『ニューズウィーク日本版』は、マレーシアのスター紙が“中国にあるコンピュータ”と報じているのに、スター紙を引用するかたちで“中国のハッカー”にすり替えて報じている。
中国は鎖国しているわけではないから、中国にあるコンピュータだからといって中国人が管理(操作)しているとは言えない。
マレーシア航空は、スター紙の記事が出るまでハッキングに気がつかなかったという。
高度なテクニックでハッキングした犯行主体は、MH370便失踪について知っている可能性が高いと思う。
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『ニューズウィーク日本版』2014−9・2
P.20
「失踪機情報を狙う中国ハッカーの手口
3月に乗客乗員239人を乗せてクアラルンプールから北京に飛行中、消息を絶ったマレーシア航空370便。現在も捜索が続いているが、行方不明になった翌日、中国のハッカーがマレーシアの複数の機関のコンピューターに侵入し、捜索に関連した機密情報を盗み出していたと、マレーシアのスター紙が先週報じた。
科学技術省傘下のサイバーセキュリティー・マレーシアのCEOアミルディン・アブドゥル・ワハブによると、マレーシアの民間航空局と国家安全保障会議、マレーシア航空など複数の機関のコンピューターに「不明機が見つかった」という偽のニュース速報メールが送られたという。そこに含まれるファイルをクリックするとマルウエアに感染する仕組みになっていた。約30台のコンピューターが感染したもようだ。「サーバーから大量のメールが送信され、ネットワークが渋滞していると(民間航空局などから)連絡があった。それらのメールには会議の議事録など部外秘のデータが入っていて、一部は不明機の捜索に関するものだった」と、ワハブは語っている。
サイバーセキュリティー・マレーシアはメールの送信を止めたが、既に一部の情報は洗出しており、送信先のIPアドレスから中国に送られたことが分かつた。
「ウイルス対策ソフトではブロックできない巧妙なマルウエアで、非常に高度な攻撃だ」と、ワハブは述べている。
マレーシア当局はインターポール(国際刑事警察機構)と協力して、ハッキング事件の捜査を進めている。一方、不明機の所在についてオーストラリアのアボット首相は新たな海底調査に自信をのぞかせた。「(不明機があるとみられる)領域は西オーストラリア州沖の海底で、私の記憶では6万平方キロに及ぶ」と、アボットは先週、オーストラリアのメディアに語った。
オーストラリア当局はその領域をくまなく調査する計画で、「そこにあるとすれば、発見は十分期待できる」と、アボツトは保証する。「われわれは現在の最高水準の技術を駆使して調べているからだ」
370便の捜索は既に5カ月以上続いているが、機体が沈んだ地点を示す手掛かりすら得られていない。航空史上長も高くつく捜索になりそうだ。
スマン・バランダニ」
※ スター紙の記事
Hacker targets info on MH370 probe
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