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【カイロ服部正法】西アフリカで拡大するエボラ出血熱感染で、世界保健機関(WHO)は14日、把握されている発生件数や死者数が実態よりも相当に過小評価されている可能性を指摘した。
死者数や感染者数は各国の政府機関からの報告を集計している。WHOは声明で「発生現場にいる(WHOの)スタッフは、報告されている発生件数や死者数が、実際の巨大さを相当少なく見積もったものであるとの証拠を目撃している」と述べた。WHOが13日に発表した最新のまとめでは、感染疑いがある人と感染者は▽ギニア▽リベリア▽シエラレオネ▽ナイジェリア−−の4カ国で1975人、死者は1069人。
英紙ガーディアンは、独自に入手したリベリア政府の文書として、医療従事者が7月下旬のある1日だけで、感染疑いの患者600人以上を診察したと報道しており、把握件数以上に感染が広がっている可能性も疑われていた。英BBC放送などによると、WHOは感染拡大地帯から数千キロ離れた東アフリカのケニアに感染が「飛び火」する可能性を指摘。首都ナイロビの空港が地域のハブ空港であることなどが理由とみられる。ソウル(仁川)−ナイロビの定期便を運航する大韓航空は14日、今月20日以降、運航を休止すると発表。一方、WHOは14日、「航空機による旅行でエボラ出血熱に感染する危険性は低い」との見解を公表した。
ロイター通信によると、国際医療団体「国境なき医師団」のジョアンヌ・リュー会長は15日の会見で、現状を「戦時下」と表現、感染拡大の制御に6カ月はかかるとの見通しを述べた。
http://mainichi.jp/shimen/news/20140816ddm002030124000c.html
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