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「アメリカは戦争というよりも破壊行為によって利益を上げてるだけ」カズニック教授(かばさわ洋平 BLOG)
http://www.asyura2.com/14/kokusai9/msg/259.html
投稿者 gataro 日時 2014 年 8 月 09 日 10:40:17: KbIx4LOvH6Ccw
 

August 09, 2014

「アメリカは戦争というよりも破壊行為によって利益を上げてるだけ」カズニック教授

http://ameblo.jp/takumiuna/entry-11906982950.html

岩上安身さんが、オリバーストーン監督と「もうひとつのアメリカ史」の著者であるアメリカン大学教授ピーター・カズニック氏のインタビュー内容をTwitterで発信されてまして、大変興味深い内容だったのでシェアします。


アメリカはまたイラクで空爆をはじめました。なぜアメリカはあちこちで戦争を仕掛けるのか。それは破壊行為から利益を得るためであると、カズニック教授が語るアメリカの実態に私たちはしっかり向き合わないといけないと感じます。


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バグダッドにおいては、核兵器ではなく通常兵器で、広島と同じような効果を生み出しました。代表的なのはドローン(無人機)です。標的をしぼった暗殺行為を行っています。オバマ大統領は"Kill List"を作っています。


米国はパキスタンに対してドローンをたくさん用いているため、米国は非常に強い反発買っています。米国はドローンによって、女性や市民をも無差別に攻撃しています。米国の兵士は巻き添えになった市民をバグ扱いしています。


ドローンは、ロシアや中国も持っています。中国はウイグルの動乱を鎮めるため、ロシアはチェチェンの動乱を鎮めるためにドローンを使っています。米国がドローンを使い出すと、他の国も追随していくので、非常に危険な状態にあります。


米国はそこら中で戦争をしていますが、これは勝てる戦争ではあります。朝鮮戦争でもベトナム戦争でも米国は勝てなかった。タリバンと戦っても平和をもたらすことはできず、混沌だけが残りました。スティグリッツによれば、4兆ドルの予算を使った。


米国は効率的に殺戮を行っているように見えますが、現地の支持を得られるわけでもなく、復興を成し遂げられるわけでもありません。アフガニスタンが必要としているのは爆弾ではなく、教育やインフラなのです。


戦争は、イデオロギー上の戦いのように見えて、実はそうではありません。実際は、第3世界を痛めつける戦争でした。民主主義を広めると言っておきながら、本当は格差を維持するための戦争でした。貧しい国から収奪するのが冷戦の本質でした。


格差はさらに広がっていて、現在、上位85人の富を合わせたのが、底辺の35億人を合わせたものより多くなっています。冷戦終結後、米国はパナマに侵攻しました。国務長官だったパウエルは『超大国、ここにあり』という言葉を残しています。


冷戦が終わったと言われますが、冷戦は終わっていません。米国の動機は変わっていません。冷戦は第3世界への戦争だったのですから。アルカイダが米国を恨んでいるのは、イスラエルによるパレスチナ攻撃を支持しているからです。



日本は急激に右傾化が進み、安倍総理が靖国神社に行き、特定秘密保護法も通り、集団的自衛権行使容認が閣議決定されました。アベノミクスにより大衆の支持を得て、再軍備の政策を進めています。


こういう安倍総理の動きを、オバマ大統領が歓迎している状況があります。このオバマ大統領の二重基準的なありかたと安倍総理の右傾化は危険な取り合わせではないかと思います。


キューバ危機の時に大統領がケネディではなくオバマだったら、軍部に屈して大変なことになっていたでしょう。オバマにノーベル平和賞を与えたのは、キッシンジャーや佐藤栄作に与えたのと同じくらい笑える事態だと思います。


戦争をやったとしても、不可避なものを先延ばしにしているだけ。それは帝国の崩壊です。米国は第2次世界大戦後、一つも戦争に勝っていません。戦争というよりも、破壊行為から利益を得るだけなのです。


岩上安身さんTwitter

https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/497697288643280897


 

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コメント
 
01. 2014年8月09日 12:11:20 : OR7qKnBbDc
オバマというよりアメリカの外交政策そのものが何時の時代でもダブルスタンダードであったということであり、オバマだから格別変わったということではない。
アメリカは冷戦時、中南米に対して言うことを聞かなくなった飼い犬国家には低強度戦争を仕掛けてきた。
代表例だとパナマのノリエガ。二重基準の都合の悪い芽の排除。
それを中東でやっている。
大掛かりにやったのがブッシュ親子。
この親子の尻拭いみたいな形でクリントンとオバマがイラクに対してやっていることは、ブッシュ親子支持派または対外強硬派から見ればなんとも顔を撫でるがごときの甘い対応策だと政権に対してキツイ反応を示す構図もソックリだ。
大掛かりな戦争ができないとなると文中にもあるが、その国の政権に反対する野党や活動家を焚きつけマスコミを上げてネガティヴ報道を繰り広げ介入の糸口に使うというこれも冷戦時、中南米などでアメリカがよくやった手口。
今はそれにインターネットとSNS、そして非政府組織という名の紐付き団体が絡んでより巧妙になっている。
ということはそういうことでもしなければアメリカの打つ手がなくなってきているということでもある。
一番、最後に残っていることはアメリカが自ら瓦解していくことだ。
さすがにこれはありえないとも思うが、貧すれば鈍すともいうしなあw


02. 2014年8月09日 20:42:50 : Q82AFi3rQM

わたしも「オバマだから挌別変わった」とは思いません。

 1番氏のおっしゃる通りだと思います。
 それ以上に、私は、アメリカは自ら瓦解すると思う。
 ソビエト連邦崩壊とは別のかたちで、緩慢にであっても瓦解するだろう
 と思います。
  オバマの次の大統領が何をするのか、オバマは国内向けには軍産複合
 組織に対して硬軟両面から何とか対応してきたが、次の大統領がオバマ
 ほどのアクロバットができない場合にはアメリカはどうなるか。

  オバマは「無能」などと最近言われているけれども、国内で暗殺の危
 険をすり抜けながら生きてゆくには現状が精いっぱいだろうと推測する。
 このところ世間で言われているように、アメリカは「国民国家」ではな
 い。資本家あるいは「商売人」が「政治」をすべて奪って「独占的」に
 (政治を)その「手段」におとしめ利用し、なおかつそういう行動を一
 般国民にはアカラサマに見えないようにカモフラージュしている。
 
 つまり、自国民に対して常に嘘をつき続けている。
 (9.11やボストンマラソンテロがいい例だ)
 いつも、常に、自国民に「嘘」をつき続ける政権がどういう姿になるか、
 北朝鮮を見るまでもなく、想像はつくだろう。
  
  つまり、「自国」を食いつぶすつもりなのだ。
 嘘をつく側の人間は、嘘をつかれた人間がどうなろうが知ったことでは
 ない、自分達の都合で自分達の「嘘が通らなくなった」ら逃げ出すのだ。

 自分たちが居た国を食いつぶして逃げ出すのだ。
 
 アメリカを食いつぶしたネズミの集団はどこを目指すか。

 日本です。

 絞りつくし、破綻したアメリカの土地と民衆(彼らからすれば搾取対象)
 を捨てて、その次にどこを餌食にするのか、アメリカ(とそこを中心と
 する利権団体は)1940年代にあの戦争が終わったにも関わらず、日本か
 らだけは一切軍隊と制空権を譲歩しないできた。
 毎年「年次教書」とかの文書でああしろこうしろと「指示」を出してき
 た。
 いまだに日本は「被占領国」。
 そしてアメリカからの「通達」には反抗できない政治屋の顔をそろえる
 ようにムサシも駆使して「努力」してきた。
 
  何のためか。

  日本は見込まれているのです。


 
 したがって「日本の首相はバカにしかさせない」わけだ。
 
 ロスチャイルドだかロックフェラーだかが来日して安倍首相夫人と仲良
 くしてた報道があったが、あの人たちはアメリカを食い尽くした。表向
 き日本の食材をどうこうするとかしゃべっていたようだが、それは口実。

  アメリカほどあらゆる世界にお節介をし戦争を引き起こし略奪し嘘を
 つきまくり憑かれたように殺戮行為を繰り返す集団はほかにない。
 (その元祖はイギリスだが)。
 異常。
 あの国の歴史的な精神病理については岸田秀氏が詳しい推考をされてい
 るが、まったく、一種の病理と考えざるをえない。
 歴史学者も同様の見解を持つ人は多いようです。


  ま、ともかく、(まともなアメリカ国民にはお気の毒だが)あの国に
 先はないでしょ。



03. 2014年8月10日 11:44:08 : fmoA3dDfts
アメリカと言っても正しくはユダ金のこと。

ユダ金が金がなくなってくると戦争をぼっ始める。

アメリカ政府の財政は破綻を既に見越していて、それでも日本が幾らでも米国債を買ってくれるから戦争につぎ込む。

武器弾薬が消費され死の商人のユダ金はウハウハ。

後は野となれ、山となれ。


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