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死んだ国連
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2014年07月23日 NEVADAブログ
今の国連事務総長は無能との意見が多くの国連代表部の外交官より表明されていますが、その無能さに輪をかけて事態を悪化させているのが、ロシア・中国連合の存在とアメリカの無能さです。
国連常任安保理の構成国の中でこの2国(ロシア・中国)が組めば何も決められませんし、アメリカは例えば国連大使は人権派と言われる女性大使ですが、今起こっていますイスラエルとハマスとの紛争でパレスティナ側に子供、女性が多く犠牲になっていますが、イスラエル(攻撃)支持を一貫して打ち出しており、国連外交官の中から『二枚舌人権派』と揶揄されてもおり、その存在感は全くありません。
そもそもアメリカは国連分担金を払わない、気に入らない決議には拒否権を出せば良い、議論を長引かせれば良い等々、国連を重要視していないのです。
今まではそれでもアメリカの巨大な軍事力、諜報力をバックに国連を支配し世界ににらみをきかせていましたが、今やアメリカ軍は戦闘では勝てない部隊と分かり、無能扱いされるようになって来ており、にらみをきかせる存在ではなくなってきているのです。
*第二次世界大戦後、米軍が勝利した戦争はありません。
朝鮮半島、ベトナム、イラク、アフガニスタン、
これらはアメリカが本格的な軍隊を出した戦争ですが、いずれも勝っていません。
イラクでは今や内戦が勃発し事態は悪化の一途を辿っています。
そしてイラク・アフガニスタンだけでアメリカは一体いくらのお金を使ったでしょうか?
数百兆円とも言われている軍事費を使ったのです。
(これがアメリカ経済を持ち上げたのも事実ですが。)
今やロシアが力をつけて、世界中にロシア支持派を作り続けて来ており、隠れ支持派をいれれば世界に100ケ国以上が事実上のロシア連合に入っているとも言われている中で、アメリカがこれ以上軍事費を負担出来なくなった為に、日本に肩代わりを要請し、今の集団的自衛権問題が発生しているのです。
一方、勝てないアメリカを尻目にロシアは見事な軍事的勝利をおさめています。
クリミア併合です。
鮮やかな軍事的・政治的支配をみた世界中の独裁的指導者はアメリカを棄ててロシアになびきましても何ら不思議ではありません。
頼りにならないどころか、イラク、リビアのように棄てられるのであれば、ロシアにつこうではないかとなりましても不思議ではないからです。
しかもそのロシア連合の横に巨大な経済大国である中国がいるとなれば、中小国からすれば、アメリカを棄ててロシア・中国連合に加わるとなりましても当然となります。
今や世界は国連を棄ててロシア・中国連合対アメリカ・西側連合という対立構造になりつつあり、今回のマレーシア航空機撃墜事件でこの動きが決定的になるかも知れません。
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